サイゾーウーマン編集部員が週替わりで近況をつづっていく「編集部コラム」。半径1メートルの身近な話からジャニーズや芸能ニュースのネタまで縦横無尽に話題が飛び出します!
みなさんこんばんは、編集部のM子です。夜はだいぶ涼しくなりましたし、今日からは9月突入ということで、夏の終わりを感じている人も多いことでしょう。私のジャニオタとしての夏の思い出は、言わずもがな、東西ジャニーズJr.200名が集結したコンサート『ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』(以下、『わっしょいCAMP』)と、関西ジャニーズJr.7名による『Summer Paradise 2023 ~関西だし魂味~』(以下、『サマパラ』)です。今回は「参戦レポ」というほど中身はありませんが、いちジャニオタが感じたことをつづっていきたいと思います。
まず、『わっしょいCAMP』は、開催が発表された時点で、次期デビュー候補と目されてきたHiHi Jets、美 少年、Aぇ! groupの3組に、なんらかの発表があるのでは……とファンの期待が高まっていましたが、8月20日の最終公演は、何もないまま、あっさりと終演。
Snow Man、SixTONESがデビュー発表をした4年前の『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』のように、会場内が阿鼻叫喚となり地獄絵図に――なんてことはなかったので、ある意味平和に終わったものの、「ひょっとしたら……」と期待していた分、肩透かしを食らった感は否めませんでした。
終始ソワソワしながら見ていたため、オタク的には100%楽しめたとは言い難いのですが、でも、アンコールの「明日に向かって」で、グループの垣根を越えてわちゃわちゃするJr.たちの姿を見ていたら、そんなことはどうでもよくなり、「この子たちの未来に幸あれ!」と願わずにはいられなくなりましたよ。
私は一塁側のスタンド席で見ていたのですが、終演後、いそいそと荷物をまとめていると、隣の席の友人が「ほら!」と、アリーナのPA席にいた今回の演出担当、KAT-TUN・亀梨和也がスタッフを引き連れて目の前を通り過ぎていくのを教えてくれました。実は亀梨担でもある私は思わず立ち上がり、「お疲れ様でした」の意を込め、気づけば胸の前で小さく拍手。
対して、オタクたちの視線を背中に受けながら、振り返ることなく、前を向いたまま右手でピースを作り会場を後にした彼。「くぅ~! かっこいい~!」と痺れ、Jr.を見に行ったはずが、亀梨くんにメロメロになった『わっしょいCAMP』オーラスでした(笑)。
『Summer Paradise』で感じた、関西Jr.の“気概”
それから数日後、友人に誘われて関ジュの『サマパラ』を見に行ったんですが、これが思いのほか楽しかったんですよ。出演者は、Lil かんさい(以下、りとかん)・嶋崎斗亜と當間琉巧、Boys be(以下、ボイビ)から伊藤篤志、池川侑希弥、角紳太郎、AmBitious(以下、アンビ)の真弓孟之と永岡蓮王の7人で、この春から『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)のレギュラーになったメンバーです。
7人での『サマパラ』開催は、SNS上でネガティブな声が多かったのも事実。というのも、大阪・松竹座ではそれ以外のメンバーが舞台『One ANOTHER』に出演しているため、私も当初は「なんでバラバラに公演するの(涙)」と否定的だったんです。が、いざライブが始まれば、そんなマイナスな感情はどこへやら。
りとかんの2人を筆頭に「関ジュは自分たちが盛り上げていく」という気概を感じる、熱のこもったパフォーマンスに大感動! また、篤志の圧倒的センター感や、14歳ながら色気ダダ漏れの侑希弥、角くんのアイドル性の高さなど、特にボイビの成長ぶり(何様って感じですが……)にも驚かされました。アンビの2人も、しっかりとそれぞれの個性を発揮していましたよ。
5万5,000人規模の東京ドームを経て、キャパ2,500人のTDCホールでの公演だったので、会場がかなり狭く感じ、肉眼でもしっかり表情が見えたことも、満足度が高かった理由の一つかもしれません。
ジャニーズ事務所は今、ジャニー喜多川前社長の性加害問題で揺れているところではありますが、この夏の経験を糧に、Jr.たちには今後大きく羽ばたいてほしいと思う次第です。