• 日. 12月 22nd, 2024

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東山紀之&櫻井翔、キャスター降板は不可避? 視聴者は“ジャニーズ忖度”に危機感

 8月29日、ジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題に伴う「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を実施。その内容を受けて、キャスターを務める少年隊・東山紀之と嵐・櫻井翔に対し、ネット上で「報道番組を降板させるべき」との意見が過熱している。

 再発防止特別チームは会見で、多くのマスメディアが性加害問題を知りながら正面から取り上げてこなかったと指摘。すると、翌30日までにNHKと民放主要5局がそれぞれ声明を発表。日本テレビは「指摘を重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります」などとコメントし、ほかのテレビ局もほぼ同じような内容の声明を出していた。

「そんな中、TBSは同31日に実施した10月番組改編会見で、今後のジャニーズタレントの起用について『バラエティーやドラマに関しては、これまで通り続けていくという方針です』と明言。これがジャニーズファンを安堵させている一方で、『タレントに罪はないけど、あんな事務所を儲けさせ続けるのはどうかと思う』と反発の声も一部で見られます」(芸能記者)

東山紀之に、『サンデーLIVE!!』降板求める声が過熱

 また、「再発防止特別チーム」の会見を受け、『サンデーLIVE!!』のメインキャスターである東山や、『news zero』で月曜キャスターを務める櫻井に対し、降板を要求するネットユーザーも目立つ。

「ジャニーズ事務所がマスコミに対して長年、自社に不利益なニュースを報じさせないなどの情報統制を行ってきたのは事実。ゆえに、今後も東山や櫻井をキャスターに据えることで同事務所への忖度が生まれ、適切な報道が行われないのではないかと危機感を募らせる視聴者は多いのでしょう」(同)

 東山といえば、ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長から動画や文書で公式見解が出された直後の5月21日の放送で、所属タレントとしては初めて同問題に言及。

 この時、「(所属タレントの中で)最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」と櫻井ら後輩への感謝を述べた東山は、「喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は、真摯(しんし)に受け止めねばなりません」「未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません」と推し量った。

 さらに、東山はジャニーズ事務所の今後について、「そもそも、ジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともに全てを新しくし、透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければならない」と語り、「日曜の朝にこのような話をしてしまい、重ね重ねおわびを申し上げます」と頭を下げていた。

東山紀之、「ジャニーズ新社長就任→キャスター降板」のシナリオも?

「しかし、元ジャニーズタレントで男闘呼組の元メンバー・土田一徳氏は6月22日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、東山に対して『いや、ヒガシ君、あなたは知ってるでしょう』『ちゃんと認めて欲しい。ヒガシ君は一緒に住んでいたわけだから。彼は知っているんですよ、見ているんだもの』と怒りをにじませていました。土田氏と東山は同時期にジャニー氏の自宅で共同生活を送っており、東山が『透明性をもって』と言うからには、見たことをメディアで語るべきだと感じたのではないでしょうか」(同)

 なお、ジャニーズ事務所は9月7日に都内で記者会見を開くが、ここで新社長を含めた新体制を発表するものとみられる。

「新社長候補として、東山、TOKIO・城島茂、20th Century・井ノ原快彦の名前が挙がっているとか。仮に東山が社長に就任した場合、事務所の立て直しを理由に『サンデーLIVE!!』を降板するシナリオも考えられる。一方、『news zero』の櫻井に関しては、ジャニーズ事務所と日本テレビが長年の蜜月関係にあるため、続投は十分ありそう」(同)

 一部で「キャスター降板不可避」とも報じられている東山と櫻井。次回の『サンデーLIVE!!』の放送は9月3日、『news zero』の櫻井出演回は翌4日放送だが、彼らはキャスターとして何を語るのだろうか。

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