近年、個別のSNSアカウントを開設するジャニーズグループ、タレントが続出。ファンにとって、手の届かない存在である人気アイドルたちの“素顔”が垣間見えることに、一部では「“ジャニーズ”というブランド価値が低下する」と否定的な意見も寄せられている。とはいえ、かつてジャニーズ事務所はネット上へのタレントの写真掲載をNGとしていただけに、SNS解禁によって「貴重なオフショットが見られる」と喜ぶファンが大多数だろう。
そこで今回は、ジャニーズ関連のYouTubeチャンネルを、「登録者」が多い順にランキング化。この記事では、11~21位のチャンネルを下位から順に、開設時期や投稿本数、反響の大きかった動画などと共に紹介していく。
※データはすべて2023年9月1日正午時点のもの
■1~10位のランキングはコチラ
ジャニーズYouTubeチャンネル登録者数ランキング16位〜21位
21位 .ENDRECHERI./Super funk market
登録者数:9.32万人
開設時期:2022年8月13日
動画本数:71本
更新頻度:不定期
KinKi Kids・堂本剛が、ソロプロジェクト「.ENDRECHERI.」名義で開設したチャンネルで、個人でYouTubeチャンネルを持つのは、Hey!Say!JUMP・山田涼介に続き2人目。22年8月21日開催の音楽フェス『SUMMER SONIC 2022』でのステージの最後に、チャンネル開設が発表された。
楽曲MVやライブ映像はもちろん、GYAO!やYahoo!のオリジナル番組『つよしP』シリーズのダイジェスト動画なども配信。中でも反響を集めているのは、チャンネル始動当日に配信リリースされたセカンドデジタルシングル「1111111 〜One Another's Colors〜」のMVで、32万回再生されている。
20位 ジャニーズJr.チャンネル+
登録者数:25.9万人
開設時期:2020年12月29日
動画本数:11本
更新頻度:不定期
「ジャニーズJr.チャンネル」のサブチャンネルとして開設された「ジャニーズJr.チャンネル+」。次世代を担うIMPACTors(23年5月に退所、現在は「IMP.」として活動)、Jr.SP(現・SpeciaL、)のオリジナル曲のMVや、ダンスプラクティス動画、ステージ映像を公開している。しかし、ジャニーズJr.チャンネルを担当しているグループの動画は配信されず、今年2月の投稿を最後に、更新がストップ。
最も再生されているのは、21年1月18日にアップされたIMPACTorsの「Top Of The World」のMVで、427万回再生。
19位 Sexy Zone/Top J Records
登録者数:27.5万人
開設時期:2021年3月2日
動画本数:166本
更新頻度:不定期
ジャニーズ事務所とユニバーサル ミュージックがタッグを組んで設立されたレーベル「Top J Records」の公式チャンネルで、同レーベルに所属するSexy Zoneの楽曲MVやダンスプラクティス動画、ライブDVD&Blu-rayなどのリリース告知映像を随時公開中。
中島健人が小芝風花とダブル主演したドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系、21年7月期放送)の主題歌「夏のハイドレンジア」のMV(21年7月2日公開)が最も多く視聴されており、1620万回再生。高い評価を受けている。
18位 Travis Japan
登録者数:28.7万人
開設時期:2022年9月26日
動画本数:219本
更新頻度:毎週土曜午後9時頃
22年10月28日の全世界配信デビューを機に単独チャンネルを開設し、9月29日より動画投稿を開始。当初はジャニーズJr.チャンネルにも出演していたが、11月24日に行った生配信で卒業した。
最も視聴されているのは、リリース当日に公開された「JUST DANCE!」のMVで、1503万回再生されている。グループの知名度や、30万人に満たない登録者数からすると、この数字の伸びは異例といえるだろう。
17位 Johnny's Shop Channel
登録者数:30万人
開設時期:2022年4月4日
動画本数:91本
更新頻度:未定
22年7月1日、「ジャニーズショップ」公式X(旧・Twitter)にてチャンネル開設を報告し、「ジャニーズショップへ行けなくても想いを馳せてくださるみなさまへ、ご自宅からも楽しんでいただける動画を更新してまいります」(原文ママ)と投稿。
Hey!Say!JUMPやSexy Zoneら、「ジャニーズショップアンバサダー」のキービジュアル撮影の裏側や、お買い物説明動画などのほか、各グループの楽曲をチルアレンジした動画も公開。中でも最も再生されているのは、22年大みそかから23年の元日にかけて行われた『Johnny’s Countdown 2022-2023』の公式グッズ「ジャンボうちわ」の各グループの撮影風景を収めた動画で、67万回再生となっている。
16位 Kis-My-Ft2
登録者数:33.8万人
開設時期:2021年9月9日
動画本数:202本
更新頻度:不定期
22年4月7日にプレオープンし、同10日には、アリーナツアー『Kis-My-Ftに逢える de show 2022』の福井公演の一部を生配信。また、10日の本スタート後には、エイベックスの公式チャンネルにて公開していた楽曲のMVなどをそのままアップした。
その後も音楽コンテンツを中心に投稿中で、最も反響を集めているのは、21年2月24日発売の玉森裕太主演ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系、21年1月期放送)の主題歌「Luv Bias」で、1602万回再生されている。
15位 +81 DANCE STUDIO
登録者数:44.7万人
開設時期:2021年6月21日
動画本数:388本
更新頻度:不定期
ジャニーズ初のダンス専門チャンネル。当時Jr.だったTravis Japanがジャニーズの名曲にのせて、新たなダンスパフォーマンスを披露するというコンセプトで、21年8月25日から動画投稿をスタート。その後、Travis Japanの海外留学に伴い、22年9月10日からは「2nd Season」に入り、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、SpeciaL(当時はJr.SP)、IMPACTorsらがメインで出演するように。
最も再生されているのは、ダンスに定評のあるKing&Prince・高橋海人が振り付けを行い、Travis JapanとコラボしたSMAPの「SHAKE」のダンス動画で、22年1月5日に公開され、現時点で286万回再生となっている。
14位 KinKi Kids
登録者数:68.2万人
開設時期:2022年7月4日
動画本数:123本
更新頻度:不定期
KinKi Kidsは、デビュー25周年を迎えた22年7月21日に、「【KinKi Kids YouTube Original Live 第一弾】」として、同27日リリースの45枚目シングル「Amazing Love」の歌唱動画を投稿。この「YouTube Original Live」はシリーズ化し、現時点で第39弾まで公開されている。
そのほか、コンサート映像やこれまで発表してきた楽曲のMVなどを続々と配信しており、音楽に特化したチャンネルになっている。最も人気が高いのは、22年11月3日公開の「YouTube Original Live」シリーズ第16弾となる「愛のかたまり」のパフォーマンス動画で、846万回再生。
13位 Hey!Say!JUMP
登録者数:69.2万人
開設時期:2022年7月14日
動画本数:101本
更新頻度:不定期
デビュー15周年イヤーの22年7月24日から動画投稿を開始したHey!Say!JUMP。記念すべき1本目は、グループ初のアーティストロゴを発表するもので、以降は楽曲のMVやライブ映像などのパフォーマンス動画などを中心に公開。22年10月20日には、「15th Anniversary Special Movie」の第16弾として、15年4月29日にリリースした14枚目シングル「Chau#」のダンスプラクティス動画を投稿。7年前の貴重映像に、コメント欄にはファンから歓喜の声が集まった。
最も反響が大きかったのは、今年5月31日に発売した、4月期放送の山田涼介主演ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)主題歌「DEAR MY LOVER」のMVで、2115万回再生されている。
12位 ジャニーズWEST
登録者数:71.1万人
開設時期:2022年7月28日
動画本数:205本
更新頻度:毎週木曜午後9時
22年8月10日に行われたコンサート『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-』東京ドーム公演で、YouTubeチャンネル開設を発表。同日にその模様を収めた動画がアップされた。楽曲のMVやライブ映像などのパフォーマンス動画もあるが、企画ものの動画も数多く公開しており、関西ジャニーズらしい軽妙なやりとりが「面白い」と好評の様子。
なお、最も人気なのは、今年3月1日に発売した9枚目のアルバム『POWER』の表題曲「POWER」のMVで、1月27日に公開され、現在346万回再生されている。
11位 LEOの遊び場【山田涼介】
登録者数:92.8万人
開設時期:2021年9月7日
動画本数:135本
更新頻度:不定期
Hey!Say!JUMP・山田涼介が、21年9月15日により始動したゲーム専門チャンネルで、Hey!Say!JUMPにとって初のSNS開設であり、個人でYouTubeチャンネルを持つジャニーズタレントの第1号となった。基本的にゲーム実況がメインで、有名ゲーム実況者と大会に参加することも。ライブ配信もたびたび実施し、最長で9時間にも及ぶ配信を行った。
最も反響を呼んだのは、21年9月17日に、YouTuber・HIKAKIN、VTuberの渋谷ハルとバトルロワイヤルシューティングゲーム「Apex Legends」をプレイした初の生配信動画で、303万回再生されている。