なにわ男子が表紙を飾る「Myojo」10月号(集英社)が発売中です! 今月号から、Snow Manの企画「スノモリ」内で、「めめ座流星群」という目黒蓮の新連載がスタート。ベランダから星空を見るのが好きという目黒が、読者から送られてきた「今月はこんな星座がどっちの方角で見られるよ」といった情報を共有していくとのこと。プラネタリウムで解説員をしている目黒担の皆さん(果たして存在するのか?)、チャンス到来ですよ!!
目黒はこの新連載を始めようと思った理由について「空はみんなとつながっているから」と説明しており、スケールがでかい! ここ最近、ジャニーズアイドルが自分のファンと私的交流をしているというげんなりする話がSNS上を飛び交っているだけに、地球在住のファン全員に寄り添う姿勢を見せる目黒の懐の深さにグッときてしまいます。目黒よ頼む、プライベートで近づいてくるファンに心を許さないで……!! というわけで、詳しく誌面をチェックしていきましょう。
<トピックス>
◎舞台『DREAM BOYS』開幕! ライバルについて語る Snow Man
◎言い訳もさせて! Hiレベルな本性暴露大会 HiHi Jets
◎#SS7.28MHz なにわ男子・道枝駿佑
Snow Man、「ライバル」企画なのにメンバーにライバルがいない!
最初に見ていくのは、Snow Manが登場する「舞台『DREAM BOYS』開幕! ライバルについて語る」です。Snow Man・渡辺翔太が座長を務める舞台『DREAM BOYS』が9月9日からスタートするとあって、メンバーがそれぞれライバルについて語っています。
しかし読み進めていくと、あることに気がつきます。Snow Manメンバー、ライバルが全然いない……!!
佐久間大介「俺自身にライバルは、いたことがない」
岩本照「誰かに負けないためじゃなく、自分が望む結果のために、努力することやその過程が大事ってことを知った」
深澤辰哉「今の俺のライバルは…あえて言うなら自分かな」
目黒蓮「ボクにとってのライバルは、今も昔も同期の原(嘉孝)なんだ」
阿部亮平「俺は平和主義だから、ライバルは作らない」
宮舘涼太「ライバルっていう存在はいないかな」
ラウール「今、ライバルはいない」
渡辺翔太「もともと人と争うのがニガテなのか、幼少期から誰かをライバル視することがないかもしれない」
向井康二「特定の誰かはおらんけど、俺にとってのライバルは人類全員だね」
といった具合でして、向井の「ライバルは人類全員」も、それは「いない」と同義では? という感じですし、目黒にとっての「原ちゃん」は……ライバル以前にマブダチでしょう。となると、明確なライバルを持つSnow Manメンバーは9人中0人! 特集タイトルと内容の整合性を取るためか、とびらページにはデカデカと「負けるもんか!は自分にぶつけろ!!」というコピーが躍り、編集部の苦労がうかがえます。
SixTONESとSnow Manが2020年1月、合同シングル「Imitation Rain/D.D.」で同時デビューを果たした際、「ライバルがいるって最高だ」というキャッチコピーが話題に。当時この「ライバル売り」「VS売り」は、双方ファンのCD購入を煽りに煽りまくり、結果的に初週売り上げ132.8万枚という大記録をぶち上げました。
しかし、そもそもSnow Manには闘争心を燃やすタイプのメンバーはいないとなると、果たしてあのライバル売りは正解だったのか。今も押し入れに眠る大量のファーストシングルのことを思いながら、ふとそんなことを考えてしまうファンは少なくないでしょう。
次に見ていくのは、人気連載「アイドル公開伝言板」です。今回はSnow Man・ラウールが登場し、ジャニーズの仲間たちがそれぞれメッセージを寄せています。今回、気になったのはジャニーズJr.ユニット・HiHi Jetsの猪狩蒼弥がラウールに公開謝罪していることです。
猪狩いわく、ちょっと前に、ラウールと美 少年・岩崎大昇と3人でご飯に行った際、集合時間を間違えて30分遅刻してしまったそう。「会って死ぬほど謝ったけど、あらためてごめんなさい」とかなり反省している様子でしたが、一方のラウールは、猪狩の遅刻など気にもしていないようで、「猪狩くんと仲がいい大昇が橋渡し役になって、3人でごはんに行ったんだよね」と、その時のことを振り返っていました。
猪狩といえば、今年1月17日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、「謝罪の天才」を自称し、「人とか物を一方的に傷つけた時以外は、自分の非を絶対に認めない」という持論を展開。誰がどう見ても「開き直り」でしかなく、あの明石家さんまを「こいつ何言うとんの?」と混乱させ、視聴者からは「非常識」と大ひんしゅくを買いました。しかし、実際の猪狩は、プライベートの食事の約束を、たかだか30分遅刻したくらいで、「死ぬほど謝る」しかも「あらためて謝る」タイプの人間であることが発覚したわけです。
今月号には、ほかにも猪狩の遅刻エピソードが。HiHi Jetsの企画「言い訳もさせて! Hiレベルな本性暴露大会」で、高橋優斗から「寝坊すると、『すみません! 本当に申し訳ないです!!』って、この世のものとは思えない勢いで謝りながら入ってくる」と暴露されていたんです。もしかして猪狩、「自分の非を絶対に認めない」どころか、先手を打って自分の非を認め、叱られるのをうまく回避しているのではないでしょうか。今後は「謝罪の天才」ではなく「叱られない天才」を自称することをおすすめします。
なにわ男子・道枝駿佑、自分は「普通」と連呼する新連載
最後は、なにわ男子・道枝駿佑の新連載「#SS7.28MHz」を見ていきます。ジャニーズの中でも特に人気のアイドルしか「Myojo」で個人連載を持てないというイメージもあり、道枝は事務所内だけでなく、同誌にとってもエースといえる存在なのでしょう。
そんなエース・道枝、初回では「僕は『めんどうくさい男』」「マジメすぎるがゆえに頭が固くなってしまう」「感謝の気持ちや謙虚さだったり、大切なことを守り続けるマジメさは自分の長所なのかもしれないし」と、自分がどんな性格の持ち主であるかを詳細に語っています。
また、小学生の頃の自分は「普通の男のコ」だったといい、それは今も変わらないとのこと。中学時代の友達が東京へ遊びに来たときのことを、「普通に電車に乗って、普通に都内の観光名所をめぐり、普通に記念写真を撮ったりお土産を選んだり」と振り返り、「僕ね、本当に“普通”なんよ」と話しているんです。
道枝が都内の観光名所を歩いていたら、あっという間に気づかれて、大騒ぎになりそうなものですが、本人いわく「まわりは気づいていないのか、気づいているけど知らないふりをしてくれているのかわからないけれど、今のところは普通に日常を楽しめて」いるそう。
道枝が自分のことを繰り返し「普通」と言うので、「そういうものか」と納得した筆者。しかしふと隣のページに目をやると、あまりにも美しく整ったエース・道枝の顔写真がどーーーん! と掲載されているので、「普通とは何か?」という根源的な問いにぶち当たります。
いや、道枝の言う「普通」には、ルックスうんぬんではなく、「僕も皆さんと同じ普通の人間ですよ」という意味合いが込められているのでしょう。ジャニーズのエースながら、「めんどうくさくてややこしい普通の21才男子」を自称する道枝の連載、次号以降もチェックしていきたいと思います。