元TOKIO・長瀬智也が8月31日までに、自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)を更新。「俺のつまらん罠に引っ掛かる暇があるなら」などとつづり、一部メディアを批判した。
長瀬は同30日までに、「誹謗中傷が減って、寂しいですよ」(原文ママ、以下同)という意味深な一文とともに、「#おかわり #誹謗中傷にも感謝 #よわいものいじめ #ぜったいにゆるさないよ #ちなみに #俺をいじめるのはいいよー #よろしくどーぞー」といったハッシュタグを投稿。同時に、眉間にシワをよせた自身の顔写真を公開した。
これをスポーツ紙など複数のネットメディアが報じると、長瀬は新たにストーリーズを更新し、「ニュースやコメントを見て色々とわかることがある。顔写真を出しただけで癖のようにニュースにする日本のメディアを利用しないとわからないこともある。俺のつまらん罠に引っ掛かる暇があるならもっとニュースにしなきゃいけないこともある。そしてこの発信に対して笑う者が誰かを傷付ける人間なのである」と持論を展開。
さらに、自身のネットニュースやそれに対するコメントを「時間と労力の無駄」だとし、「何故なら、俺は誹謗中傷ぐらいじゃへコたれないただのバカだからである」と理由をつづっている。
長瀬智也に「何かあった?」――心配するファンも
「突然のメディア批判に、ネット上では『長瀬くん、何かあったの?』と心配するファンもいる様子。また、一部ネットユーザーからは『よく言った!』と賛同を得ているようで、俳優の妻夫木聡やロンドンブーツ1号2号・田村淳、元TOKIO・山口達也の元妻・高沢悠子さんら有名人が、この投稿に『いいね』しています」(同)
ネット上の誹謗中傷問題が深刻化する中、芸能人が被害の報告をしたり、撲滅を呼びかけたりするケースも少なくない。
例えば、タレント・あびる優は同31日、匿名掲示板のスクリーンショットをストーリーズで公開。掲示板には何者かによって「めをさませ」「あびる優を殺す」とつづられており、あびるは「私が死にたいと思ってしまったことが確かに過去にあったとして 殺されたいとは思った事ないです」とつづり、「標的が優じゃなくても こうゆうことをどなたか誰かにいうのは辞めよう」と呼びかけている。
「これに続く投稿でも、あびるは『開示請求ようとか訴えようなんて思わなかったけど みんな優しく生きようね』『どう思われてもよかったけど 殺すと言う言葉は悲しかった』と心情をコメント。その上で、あびるに親権を持っていながらも、元夫で格闘家の才賀紀左衛門に“連れ去られている状態”の長女について、『ここに居ない事がいつまでも辛いです』と母親としての思いをつづっています」(同)
ばんばんざい・るな、「死ねって毎日送ってこれる人どういう考えなの?」と訴え
また、人気YouTuberグループ・ばんばんざいのるなも同28日、自身のX(旧・Twitter)で誹謗中傷被害を報告。「死ねって毎日送ってこれる人どういう考えなの??」「嫌いならブロックしてくれたほうがいい」「ストレス発散で言ってくるならやめて」と訴えている。
「同24日には、元タレント・木下優樹菜もストーリーズに『こんだけ誹謗中傷で問題起きてるのにまだメッセージで色々言ってくるヤツとか』とつづり、自身に対するアンチコメントを公開。その上で『有名人とかスポーツ選手とかみんな人間なんだよ 一般人だからとか武器にしてくんな』と反論しています。このように被害を訴える有名人はごく一部でしょうから、実際に被害に遭っている有名人の数は計り知れません」(同)
ネット上の誹謗中傷については、各地で条例改正の動きなどが見られるものの、対策が追いついていない印象もある。長瀬のような影響力のある有名人がメッセージを発信することで、良い方向に向かっていくといいが……。