7月2日に滝沢秀明氏の新会社「株式会社TOBE」への所属を表明した元V6・三宅健。9月4日発売の「日経エンタテインメント!」2023年10月号増刊(日経BP)の表紙を飾っており、誌面にはインタビューも掲載。TOBE移籍後の近況や、滝沢氏の仕事ぶりなどを語っている。
「三宅は、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所。2カ月の空白期間を経て、昨年秋にジャニーズを離れた滝沢氏が今年3月に設立を発表したTOBEのタレント第1号に。その後は元King&Prince・神宮寺勇太、平野紫耀、ジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsの元メンバー7人(現在は「IMP.」として活動中)、元Jr.の大東立樹もTOBEに合流しています」(ジャニーズに詳しい記者)
今回のインタビューで、三宅は7月2日にTOBEの公式YouTubeで行われたライブ配信の経緯を告白。この配信で移籍報告となったが、“サプライズ発表”を成功させるため、情報が漏れないよう、ごく限られたスタッフとともに準備を進めたと振り返っている。
また、自身のTOBEでの役割を聞かれた際は「ここに所属してるアーティストは、それぞれが自分で自分の人生を選んで集まっている」(原文ママ、以下同)と前置きした上で、「僕がアドバイスすることは何もないです」と謙虚な姿勢をのぞかせる一幕も。
「なお、SNSを担当するスタッフについて、三宅は『よく言えば少数精鋭』と表現。『手探りしながらの作業ですが、みんなすごく一生懸命、ワイワイ言いながらやっている。まだ短い時間しか一緒にいませんが、もう軽口を叩ける間柄です(笑)』とも話しているだけに、すでに内部の人たちとも打ち解けているようです」(同)
さらには、「そのなかでスタッフ同士、あるいはアーティストとスタッフで、意見がぶつかることもありますが、口論になっても絆が深まっている感じがすごくします。根っこで信頼し合っているから自分の考えを言いやすいのかな。規模が小さいぶん、結束力が強いというか」と、タレントとスタッフ間の雰囲気についても明かしている。
三宅健、滝沢秀明を擁護? 「彼なりにアーティストを守っている」
一方、社長である滝沢氏については「頑固な部分もあるとは思いますが、ファンの方々の意見に真摯に耳を傾けることができる。身をていして大事なものを守ることを徹底しているように感じます」とコメント。
個人の見解として、「滝沢は自ら進んで新しいSNSコンテンツに手を伸ばす/試すという行為を通じて、彼なりにアーティストを守っているんだと思うんです」と、滝沢氏を擁護するような発言もあった。
「滝沢氏は個人のSNSアカウントを持っています。TikTokのライブ配信では、ほかの配信者とコラボをしたり、『ギフト』と呼ばれる視聴者からの“投げ銭”の数を競うこともあり、ジャニーズファンからは“落ちぶれた”といった批判も。平野や神宮寺など、タレントにはこうしたライブ配信はやらせないでほしいと、SNSで声を上げている人も少なくありません。インタビュー内では投げ銭などの詳細は触れていませんが、三宅は一部の人々からこうした厳しい指摘が入っていることを、どこかで見聞きしたのかもしれませんね」(同)
そのほか、三宅からは「T0BEに合流するとき、実は彼と深い話を全然してないんです(笑)」と衝撃的な裏話も飛び出した。とはいえ、滝沢氏に関しては「仕事を一緒にする上では運命共同体なのかなと」と述べているため、信頼関係があるからこそ、TOBEへの合流を決断したのだろう。
三宅が今後どんな活動を展開していくのか、TOBEの動向に注目したい。