9月7日、ジャニーズ事務所が、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり会見を開催。その後、Snow Manメンバーが続々とメッセージを発信し、その内容が多くのファンを歓喜させたようだ。
現在、不二家やティファニーをはじめ16社(個人契約含む)とCM契約を結んでいるSnow Manは、契約社数でジャニーズ内トップ。同事務所の“稼ぎ頭”と言われているが……。
「7日の会見後、Snow Manをミントタブレット『ミンティア』のCMキャラクターに起用しているアサヒグループホールディングスが、『今後、ジャニーズタレントを起用した広告や販売促進を行わない』と決定。ファンの間で不穏な空気が広がっています」(芸能記者)
加えて、6月より目黒蓮を「午後の紅茶」のイメージキャラクターに据えているキリンホールディングスも今月8日、「契約満了でジャニーズタレントの起用を終了する」とのコメントを発表。
これを受け、ネット上では「めめがCMに出るようになってから、午後ティーばっかり飲んでたから本当にショック」と落胆するファンがいるほか、「もう二度と買いません」と怒り心頭のコメントも散見される。
渡辺翔太、「結果で新たな未来を構築できたら」と前向きコメント
そんな状況を受けてか、目黒は同日、ジャニーズ公式モバイルサイト「Johnny's web」の個人ブログを更新。「俺はみんなを元気付けていくよ~ 少しでも前向きになれるように、明るい考えになれるように!」とポジティブなメッセージを投稿。
さらに、「変わらず、ずっと やるべきことを 正しい気持ちで真っ直ぐに!」「たくさんの人に夢とか希望を与えていきたい! それがこの仕事の本来の使命だし」と、今後も変わらずアイドル活動を続けていくことを示している。
一方、翌9日には、主演舞台『DREAM BOYS』(帝国劇場)の会見に出席したSnow Man・渡辺翔太も、「こういった状況の中で、(ファンが)変わらず帝国劇場に足を運んでくださるというところに感謝しないといけない」と伝え、「今いただいている仕事を全力でこなして、とにかくお客さんに楽しんで笑顔になっていただく、それが僕たちが今できる最善の努めかなと思います」「ステージで、笑顔でいろんなお客さんを楽しませて、結果で新たな未来を構築できていけたらなと思っています」と心境を語った。
海外で活躍するラウールに「退所や移籍を考えてもいい」との意見も
「ジャニーズ事務所が危機的状況であることから、『退所するタレントが続出するのでは?』とファンは気が気でない様子。そんな中、目黒が『変わらず、ずっと』『夢とか希望を与えることが使命』とつづったことや、渡辺が『新たな未来を構築したい』と発言したことで、『Snow Manはこのまま事務所で活動を続けそう』とファンを安堵させています」(同)
また、最年少メンバーのラウールは、ジャニーズ事務所による会見当日の7日にインスタグラムを更新。2日に開催されたファッションイベント『第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN / WINTER』に出演した際の自身の写真とともに、「Make hay」と投稿した。
「『Make hay』は“チャンスを逃さない、逆境を利用する”という意味があります。こうしたラウールの攻めの姿勢は、ファンから『こんな状況でも、ラウくんは前しか見てないんだね。かっこいい』と称賛されているようです。ただ、パリコレなど海外でモデル活動をしているラウールにとって、今回の騒動は死活問題。今後、『ジャニーズだから』という理由で海外のショーから弾かれる可能性も否めないことから、『モデル業の弊害になるなら、退所や移籍を考えてもいいと思う』という声も一部ファンから出ています」(同)
ポジティブな言葉でファンを励ましているSnow Manメンバー。しかし、タレントを応援しているからこそ、「退所も考えるべき」という意見を持つファンも一定数いるようだ。