ジャニーズ事務所の新社長・東山紀之が、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)について「やっていることは鬼畜の所業。愛情はありません」と語った会見から1週間。同事務所は“脱ジャニー氏”へ向けて、対策を講じているようだ。
9月13日付の「スポーツニッポン」は、同事務所の本社入口に展示されていたジャニー氏の巨大な肖像画が、12日までに取り外されていたと報道。これは芸術家としても活動する嵐・大野智が2020年の個展『FREESTYLE大野智作品展』用に制作したものだった。
「また、木村拓哉は今月7日に『show must go on!』(幕が上がったら、何があっても最後まで続けなくてはならない)というジャニー氏のモットーをインスタグラムに投稿しましたが、のちに削除。事務所が目指す“ジャニー氏断ち”とは真逆の投稿ともいえるため、自らの判断で削除したのかもしれません」(芸能記者)
ジャニーズ合宿所語る……「ジャにの」動画に「消さないの?」と疑問の声も
そんな中、「消さないの?」と指摘されているのが、嵐・二宮和也らによるYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のある動画だ。
同チャンネルは3月29日、「#222【伝説!!】ずっと気になっていた話を聞けた日」と題した動画を公開。ゲスト出演したTOKIO・城島茂が、ホワイトボードを用いながら自身の過去を説明する内容で、ジャニーズ事務所入所後の“合宿所生活”について語っている。
「それによると、15歳でジャニーズ事務所に入所した城島は、夏休み入ってすぐ、ジャニー氏より『(ドラマやCMの)オーディションあるからおいで』と直々に電話があり、奈良から上京。当時は『岡本くん(男闘呼組・岡本健一)が1個上で、いつも合宿所(ジャニー氏の自宅)で一緒だった』そうで、『合宿所の黄金期』だったと振り返っています」(同)
さらに、城島は合宿所の間取りをホワイトボードに描きながら、近藤真彦と男闘呼組が使っていた部屋には二段ベッドが2台置かれていたことや、風呂場の隣に少年隊の部屋があったことなどを説明。
嵐・二宮和也、ジャニーズの合宿所に「俺、行ったことない」と明かす
「リビングでキャッチボール」ができるというほど広大なこの間取り図を前に、二宮は「え、そんな広いの!?」と驚き、「俺、行ったことないんですよ、ここ」と明かしていた。
「今月7日の会見後、この動画が再び注目されています。公開当時は『合宿所の話は貴重』と視聴者を喜ばせていましたが、合宿所は性加害が行われていた“現場”でもあるため、今は『合宿所の話をしながら笑ってるタレントさえ嫌になってくる』と嫌悪感をあらわにする視聴者が続出。そのため、この動画も木村のSNSのように、近く削除されるかもしれませんね」(同)
自身が司会を務める9日放送の情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)で、ジャニー氏の性加害問題について「現場でプロデュースをしているジャニー氏と性加害をしている闇の部分があるジャニー氏が、10代の自分には結びつかなかった。まさかという思いがあった」とコメントしていた城島。前出の動画について、現在はどう思っているのだろうか。