嵐の櫻井翔とお笑いタレントの有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)。9月14日放送回は、ドラマ『VIVANT』(同)が最終回直前ということで、同作の出演俳優が集結したカジノ企画をオンエアした。
櫻井は二階堂ふみ、富栄ドラム、アンガールズ・田中卓志と共に「櫻井チーム」を組み、『VIVANT』俳優が挑戦するチャレンジが成功「できる」か「できない」かに賭けていった。
最初の挑戦者は、嵐の二宮和也。今回は20枚の10円玉が乗った1000円札を引き抜き、10円玉が崩れなかったら成功というテーブルクロス引きならぬ「1000円クロス引き」に挑戦。
VTRに二宮が登場すると、櫻井はワイプ越しにニッコリ。この挑戦に二宮は「手先器用なんで、正直。できちゃうから」と自信満々だったが、一度しか挑戦できないため入念に状況を確認。すると、二宮はたまたま通りかかった『VIVANT』の助監督を引き止め、「引き抜いたら1000円あげる」と勝手に交渉。自分の前に助監督に同チャレンジをさせたが、1枚崩れたため失敗となってしまった。
このチャレンジは、1000円札をテーブルの端に持っていき、端から地面に向かって引き抜けば成功する確率が高くなる。しかし二宮は、「一番エンタメ性が強いのはこれでしょ? 『シュッ!』」とテーブルの真ん中から1000円札を抜く仕草を見せつつ、「本当は『シュ!』ってやりたいけど、『シュ!』じゃないんでしょ?」とどうやら成功法を発見した様子。
この二宮の言動を考慮しながら、それぞれのチームが「できる」か「できない」かにベットすることになったが、櫻井は二宮について、「みなさんの想像以上に、手品のときは本当に手品しかやってないんですよ。空いてる時間も、ゲームとかもやるけど、ずっと細かいことやってたから」と、手品の腕が知られる二宮について、かなり集中して練習していたと力説。
そうした姿を知っている櫻井は、二宮への信頼感から「いけるんじゃないかな」と「できる」にベット。一方、同チームの二階堂ふみは「できないと思う」と苦笑いをしていたが、二宮と長い時間を共にしている櫻井を信じることになった。
一方の二宮は、テーブル引きの要領で行うことに気づき、お札を下に引き抜く形で挑戦したものの、一瞬上に引いてしまったため失敗。これにはワイプの櫻井も目をまん丸にして、驚がくしていた。
なお、その後あらためてやり方を教わった二宮は、「(編集で成功したふうに)いける?」とスタッフに持ち掛け、櫻井を苦笑いさせていたのだった。
この日の放送にネット上の視聴者からは、「ニノを見る翔ちゃんの目が優しい!」「身内マウント取る翔くん(笑)」「翔くんがスタジオにいて、ニノのVTRを見るってだけでエモい」など、2人の交流に歓喜の声が多く寄せられた。