ジャニーズ事務所が9月7日、創業者・ジャニー喜多川氏（2019年に死去）の性加害問題をめぐり会見を開催。性加害を正式に認めて謝罪するとともに、被害者の救済と再発防止に取り組むと宣言した一方、ジャニー氏の名前を冠した社名は継続する意向を示し、世間からは批判が噴出。広告業界ではこの会見を境に、スポンサー企業から同社との契約を見直すという発表が相次いでいる。そんな中、不二家とSnow Manのコラボグッズをめぐって“ある騒動”が起こっているようだ。
広告業界の“ジャニーズ離れ”については、現在16社（個人契約含む）と契約中のSnow Manも例外ではない。彼らを「ミンティア」のイメージキャラクターに起用するアサヒグループ食品、目黒蓮を「午後の紅茶」のCMに起用中のキリンビバレッジ、渡辺翔太とラウールが出演する新CMを公開したばかりのモスフードサービスなど、複数の企業が今後、契約更新しないとの意向を示し、ファンの間では悲しみの声が広がっている。
「Snow ManをCM起用していた不二家は、今月12日より対象商品の購入でSnow Manのオリジナルクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを展開。まずは不二家洋菓子店やファミリーマートで実施され、同14日からセブン-イレブンでも行われる予定でした。しかし、セブンは13日に配布中止を、ファミマは14日で終了するとそれぞれ発表。一部の不二家洋菓子店にて、クリアファイルを再入荷して追加配布すると告知されているものの、なくなり次第終了となるようです。こうした状況を受けてSNS上では、一部の不二家洋菓子店でクリアファイル目当てと思われるファンが長蛇の列を作っているとの報告もありました」（芸能ライター）
Snow Manクリアファイルが高額転売！ 1枚1,000円以上で出品
一方、すでにクリアファイルを手に入れた人たちが、フリマアプリで“高額転売”する例も。
「クリアファイルには『転売禁止』と記載されているにもかかわらず、キャンペーン開始後からメルカリなどで1枚500円前後で出品されていました。それがセブンでの配布中止が発表された直後から値上がりし、現在は1枚1,000円以上で出品されているケースも。もともと今回のキャンペーンは、140円ほどで販売されているチョコレート菓子『LOOK』を3つ同時購入するとクリアファイルがもらえる仕組みで、本来なら約420円で1枚ゲットできる計算。それが2倍以上の高値で転売され、実際に購入している人もいるようです」（同）
そんな状況に、ネット上のファンからは「転売目的に購入しないで、ほしい人みんなに行き渡るようにしてほしい」「転売ヤーから買っちゃダメ」との注意喚起が上がっている。
「さらに、一部では真偽不明ながら、『すでにセブンに届いているクリアファイルについては、転売防止などのため廃棄の指示が出ている』といったうわさまで出ており、波紋を広げているようです」（同）
ちなみに、すでに配布終了となった渡辺とラウールが掲載されているモスフードサービスの店頭用チラシも、メルカリにて数百円から1,000円前後で取引されている。
ジャニーズタレントのみならず、芸能人のキャンペーングッズなどの高額転売は以前から問題視されているが、一体どのような対策をすれば防げるのだろうか。