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なにわ男子・西畑大吾、ジャニーズファンの論争を激化させた“異例のお願い”【Duet10月号レビュー】

 沖縄の青い空をバックに、クールな表情を見せるHey!Say!JUMPの表紙が印象的な「Duet」10月号(集英社)。メンバーがそれぞれ「近況」と「旅あるある」について語っています。

 中でも目を引いたのが、伊野尾慧の近況。10月から第6シリーズが放送されるドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)で共演するTOKIO・松岡昌宏とのエピソードを明かしています。伊野尾いわく、松岡が開発に携わった丸亀製麺の期間限定メニュー「トマたまカレーうどん」にハマっていて、食べた際には、自撮り写真とともに報告メールを送っているとのこと。すると、松岡から「まいど」と一言だけ返信がくるそうです。

 たった3文字なのに、これぞマボ節……と思ってしまうのは筆者だけでしょうか? どうやら伊野尾はこの「まいど」がツボらしく「毎回食べるたびに送っちゃう(笑)」と話していましたが、その気持ち、わかります。では早速、誌面をチェックしていきましょう!

<トピックス>
◎Close-up~彼らの瞳に映る景色~ なにわ男子
◎スノケン Snow Man・宮舘涼太×目黒蓮
◎デキるオトコたち、降臨 SixTONES

なにわ男子・西畑大吾、「コロペン」推奨派だった!

 最初に見ていくのは、なにわ男子が登場する「Close-up~彼らの瞳に映る景色~」。同企画では、全国アリーナツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2023 'POPMALL'』を開催中の彼ら、なにわ男子ファン=なにふぁむに向けてメッセージを送っているのですが、西畑大吾は、一部ジャニーズファンの間で勃発していた「コロペン」論争について踏み込んだ発言をしていました。

 ジャニーズのコンサートでは、ほとんどのファンが公式グッズのペンライトを持参し、自担のメンバーカラーを灯して応援することが定番になっています。しかし公演中、自分の近くに来たアイドルのメンバーカラーに合わせて、色をコロコロ替えるという人も少なからずおり、これがファン界隈で「コロペン」と呼ばれ、批判の対象となっているわけです。

 例えば、自担が近くに来た時、周りの他担にペンライトの色を替えられてしまったら、「あなたのファンがここにいますよ」とアピールできないばかりか、ファンサをもらえるチャンスを逃す可能性もあるだけに、確かに嫌がる人がいるのも頷けます。しかし一方で、アイドル側としては、自身のメンバーカラーのペンライトに囲まれるのはうれしいことでしょうから、「コロペン」肯定派が少なくないのも事実。この論争はなかなか決着がつかないよな……と思っていたところ、西畑がなにふぁむに対し、ペンライトに関する“異例のお願い”をしたので驚きました。

 その内容は「外周リフターで上がっている時、そのブロックの人らは他担でもなるべく西畑を見てほしい!」「西畑担も目の前に(藤原)丈(一郎)くんがリフターで上がってる時、全員丈くんを見て。ペンライトの色も変えてあげて」。つまり西畑は「コロペン」全肯定派……もっというと推奨派、さらには「遠くの自担より近くのメンバー」容認派であることが発覚しました。

 筆者にはこんな経験があります……コンサート中、防振で自担にロックオンしていたところ、目の前に別のメンバーがおり、そのことに気づいた瞬間、ふくれっ面をされたという……。その時の申し訳なさ(と、ふくれっ面のあまりのかわいらしさ)は忘れられませんね。

 アイドル側からの「コロペン」推奨宣言に、この論争もついに決着か……と思いきや、SNSをちらっと見てみると、否定派はまったく納得していない様子でして、なにふぁむ界隈は大荒れとなっていました。西畑のお願いは、むしろ論争を激化させてしまったのでは? すでに「コロペン」でドンパチが起こっていたスノ担界隈にも緊張が走っているかもしれません。

 次に見ていくのは、Snow Manメンバーの対談企画「スノケン」。今回は宮舘涼太と目黒蓮の“だてめめ”コンビが登場です!

 以前、ニュースサイト「文春オンライン」が、なべこじこと渡辺翔太と向井康二の不仲説をぶち上げ、スノ担界隈を「はw?」と失笑させたことがありましたが、だてめめは今回、ガチの不仲時代を振り返っています。

 目黒いわく「オレと舘さん、一切しゃべってなかった時期があったんだよね」とのこと。グループ加入前は、先輩である宮舘からかわいがってもらっていたものの、メンバー同士になってからはギクシャクした時期があったそうです。

「仲間として認めてもらえるようになるまで、時間がかかったって感じだよね」(目黒)
「メンバーが増える、そこに後輩がいる。そういうことも含めて、あらゆる現実に理解が追いついてなかったのかもしれない」(宮舘)

 と、2人は対話を通して、当時の自分たちの心境やSnow Manの状況を紐解いていました。ファンの間にも大激震が走った新メンバー加入劇から早4年半。一時は口もきかなかったという“だてめめ”が、不仲だった頃の話をし合える関係になれたこと、大変感慨深いです。

 ちなみに目黒は不仲時代の話題を出す前に、「オレらの間にあったこと、話してもいい? 舘さんが嫌だったら、話さない」と宮舘に聞いていたのですが、「2人の不仲をネタにしたいわけではない」という彼の誠実さを感じましたね。一方、宮舘がそんな目黒の思いを受け取ったように、「ああ、いいよ。隠すことじゃない」とGOを出したところにもグッときてしまいます。

 いわふか(岩本照&深澤辰哉)のような“夫婦感”、あべさく(阿部亮平&佐久間大介)のような“ただの友達感”などはないのですが、だてめめの“名前がつけられない関係性”にときめきを覚えるというスノ担も多いはず。だてめめ、今後要チェックですよ!

A.B.C-Z・塚田僚一は昔気質の破滅型芸人?

 最後にSixTONESが登場する「デキるオトコたち、降臨」をチェック! スーツ姿の6人が、座談会で先輩・後輩について語り合っています。

 先輩パートでは、その大部分がA.B.C-Z・塚田僚一の話題でした。森本慎太郎いわく「SixTONES全員がお世話になったっていうと、やっぱり塚ちゃん」で、ジェシーも「お金ない時、ごはん食べさせてもらった」と振り返っています。

 なんでも、SixTONESのメンバーとSexy Zone・菊池風磨が、渋谷で「野生(プライベート)の塚ちゃん」と遭遇した際、「ごはん連れて行って!」とお願いしたところ、しゃぶしゃぶをおごってくれたとのこと。また、その数日後にも、京本大我が渋谷で野生の塚ちゃんに会い、今度はハンバーガーをごちそうになったそうです。

 塚田といえば、舞台で共演したジャニーズJr.全員にお年玉を渡したところ、全財産を使い切って家賃が払えなくなり、母親に30万円借金をしたという有名なエピソードもあります。たとえ借金をしてでも、後輩には尽くしたいという塚田は、まるで昔気質の破滅型芸人。今もこのスタイルを貫く芸能人は、塚田か千鳥の大悟かといったところでは。

 そんな塚田は、今年5月から体調不良によって休養に入っていましたが、8月31日に活動を再開。SixTONESがこのタイミングで塚田の話題を出したのは、彼らなりのエールだったのかもしれません。塚田とSixTONESの共演に期待しています!

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