俳優の神尾楓珠が、多部未華子、松下洸平、今田美桜と共に、10月12日スタートのフジテレビ系「木曜劇場」枠ドラマ『いちばんすきな花』に主演することがわかった。9月18日に最終回を迎えた7月期の月9ドラマ『真夏のシンデレラ』（同）に続く2期連続出演となり、ファンの間では期待が高まる一方、多忙ぶりを心配する声も聞かれている。
同ドラマは神尾のほか、多部、松下、今田の4人が“クアトロ主演”する作品。2022年10月期の大ヒットドラマ『silent』（同）をプロデュースした村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、「男女の間に友情は成立するのか？」をテーマに、年齢、性別、育ってきた環境が異なる4人の男女の関わりが描かれるという。
昨年12月の舞台出演後から今年にかけて、CM発表会や美術展のナビゲーターなどを立て続けに欠席・降板し、「一時期は“消えた人気俳優”になりかけていた」（週刊誌記者）という神尾。一部では体調不良が原因で芸能活動休止状態となっており、復帰時期は“未定”と報じられたが、所属事務所のA-teamはスポーツ紙に「無期限休養ではありません」「体調を見ながら仕事を続けている。今後も撮影の予定が入っている」と否定した。
神尾楓珠、大物俳優からのパワハラが休養の原因だった？
その後、4月から情報番組『サスティな！〜こんなとこにもSDGs〜』（同）にMCとして復帰し、夏ドラマ『真夏のシンデレラ』にもメインキャストとして出演。
「神尾の事務所はスポーツ紙にコメントこそ出してはいたものの、公式に彼の体調や今後について発表することはなかったため、ファンからは不安の声が聞かれていました。そうした経緯もあり、今回の2期連続ドラマ出演に、ネット上では『夏ドラマに続いて秋ドラマにも出るなんて楽しみ』といった期待の声が上がる一方、『体調は本当に良くなったのかな』と心配する人も少なくありません」（芸能ライター）
一方、神尾の「活動休止の本当の原因」として、一部芸能プロやメディア関係者の間でささやかれていたのが、神尾と共演した大物俳優による“パワハラ疑惑”。一部メディアがパワハラをしているとされた大物俳優サイドへの取材を進めていたものの、所属の大手プロダクションからストップをかけられ、記事化も白紙になったという話もある。
「パワハラ疑惑に関しては結局うやむやになった格好ですが、このところ神尾が以前のように精力的に稼働しているのは、やはり休業の背景には大物俳優からのハラスメント行為があり、その対策にめどが立ち、神尾の心身も復調したということでは。ジャニーズ事務所の性加害問題が波紋を広げていることもあり、芸能界全体のコンプライアンス意識が高まっているタイミングですから、パワハラ疑惑をきっかけに人間関係も含めた神尾の労働環境が見直されたのであれば何よりですが……」（同）
とはいえ、神尾に対しては、ネット上で「働かせすぎ」という指摘や批判も少なくない。所属事務所はこれまで以上に俳優の健康管理に細心の注意を払っていく必要があるかもしれない。