King&Prince(以下、キンプリ)の冠番組『キントレ』(日本テレビ系)。9月16日放送回は、高橋海人が引っ越し業者のアルバイトに挑戦した。
アイドルしかやったことのないキンプリがさまざまな仕事に挑戦するコーナー「バイトレ」。今回は高橋が大手引っ越し業者「サカイ引越センター」で仕事をすることに。
はじめての本格的な肉体労働に高橋は、「うわ~怖いな」「だって重い荷物とか運ばないといけない」「基本的にそういうの父親に任せてた」と序盤から戦慄。引っ越し業者の印象については、「マッチョマンの仕事」とコメントした。
サカイ引越センターには梱包・運搬・接客などを完璧に身につけた「マイスター」という称号があるそうで、8名しかいないとのこと。高橋はまず研修ハウスで仕事を教わることになったが、高橋を教育する社員はマイスターの存在を「雲の上のような人」と表現し、高橋は「KinKi Kidsさんみたいな感じ?」と返答。さらに、「え、だってこういうタンスとかを堂本剛さんと2人で運ぶってなったら絶対ミスできないし……!」と妄想していた。
その後、上体を90度に曲げるお辞儀の方法から段ボールへのガムテープの貼り方、荷物の持ち方、段ボールへの荷物の入れ方などを学び、荷物を割ってしまった場合は弁償になると聞くと、高橋は高級なお皿を割ってしまったときのことを想像し、「後生生き地獄ですね」と吐露。
一方、マイスターの社員から「高級なやつはお金いっぱい出せば買えるけど、お子さんが学校の授業で作った陶器、お皿。あれ割ったら大変ですから」と指摘されると、「考えるだけで心が痛みますね……。それを割っちゃったときの自分を考えて、ビビってます」と怯えていた。
研修を終え、いよいよ実際に引っ越しを手伝うことに。今回はお客様が梱包を済ませた荷物を新居に搬入するというごくスタンダードな引っ越しだったが、高橋はお客様との対面でさっそく「90度のお辞儀」を失念。
エレベーターなしの3階の引っ越し作業に「エグい、エグい」と弱音を漏らしたり、梱包資材を取っていくように指示され、どこにあるか把握していないといった細かいミスはあったものの、汗だくになりながらハイペースな作業に食らいつき、大きなミスなく引っ越しを完了させることに成功した。
最後にはお客様にも「サカイの人かと思いました」と言われ、高橋は「本当ですか? うれしいです。一番の褒め言葉」と満足げ。また、「久々に『もうなにもしたくないな』ってくらい疲れたけど、お客様の大事なタイミングを味わわせてもらえた。その時間をサポートさせてもらった。それがよかったな。めちゃくちゃ最高でしたね」と感想を語り、マイスターにも「人柄に惚れました」と働く姿勢を絶賛されていたのだった。
この日の放送にネット上の視聴者からは、「自分の推しがファンじゃない方から褒められるとよりうれしくなる」「堂本剛さんと一緒にタンスを2人で運ぶって妄想、可愛いな~」「仲間と汗水流して頑張ってた海さんとても逞しかったし、ユニホームも似合ってた」などの声が集まっていた。