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  • 日. 9月 8th, 2024

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ジャニーズJr.・Lil かんさい、YouTubeスタッフが「炎上」懸念も……ファンの反応は?

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月14~20日公開の動画を注目度順にチェックします!

Lil かんさい、ロケの最後にスタッフが「炎上しますよ」と懸念

 9月14日にアップされたのは「Lil かんさい【福岡フォトバトルFINAL】こんな結末って…アリ?」(再生回数は26日時点で10万台)。前週に公開された「福岡ライブ会場フォト選手権」の後半戦で、今回はLil かんさいの5人が、この夏に舞台で主演を務めた組(岡崎彪太郎、大西風雅、西村拓哉)とライブ組(嶋崎斗亜、當間琉巧)に分かれて対決を行っている。

 ロケ場所は福岡県で、目指すのは3つのライブ会場(福岡PayPayドーム、キャナルシティ劇場、マリンメッセ福岡)。会場の写真を撮影し、制限時間90分以内に集合場所へ帰還するというルールだ(移動手段は基本的に徒歩とバスのみ、一度だけタクシーに乗車可能)。

 前回の時点で、1組のみ2箇所の撮影を完了。後編では出遅れていたもう1組もようやくエンジンがかかってきた様子だった。なお、勝負の結果はぜひ今動画を見て確かめてほしいが、驚くほど対照的な展開となっている。

 相手チームがロケを満喫していたと知り、勝ったチームのメンバーが「これ、最初に罰ゲームつけときゃよかったな~」と言うと、現場のスタッフは「(負けたチームは)炎上しますよ」と懸念した。

 しかしネット上のファンの感想を見ると、スタッフの予想に反して「『炎上しますよ』(笑)。かわいいLil かんさいが見れたので大丈夫です!」「『炎上しますよ』って言われたけど、かわいいから許します」「自由奔放なチームに対して『炎上しますよ』って言うスタッフさんが面白い」と“甘々”なコメントが見受けられた。

7 MEN 侍、Sexy Zone・菊池風磨プロデュース曲のパフォーマンス動画公開

 9月15日に配信された動画は「7 MEN 侍『Hot Night』~菊池風磨プロデュース~ SUMMER PARADISE 2023」。7月23日~8月8日まで、東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われた7 MEN 侍の単独ライブ『Summer Paradise 2023「Make 侍 Noise」』から、「Hot Night」のパフォーマンスを公開している。

 これは、タイトルにもあるようにSexy Zone・菊池風磨がプロデュースした楽曲とのこと。7 MEN 侍といえば、バンドスタイルでのパフォーマンスの印象が強いグループだが、今作はクラブミュージックのような曲調と激しいダンスが特徴的だ。動画のタイトルに菊池の名前が入っている影響か、再生回数は26日時点で25万台と、順調に伸びている。

 動画のコメント欄では「7 MEN 侍、全員カッコよすぎ! 風磨くん、本当にありがとうございます!」「風磨くん、天才!」「楽曲も、赤い衣装も素敵すぎる」「カメラワークが7 MEN 侍の魅力をより引き出してる。スタッフさんに感謝」と絶賛の声が相次いでいる。

 9月16日更新の動画は「美 少年【謎解きハウスドッキリ】ドキドキの大冒険!?」(再生回数は26日時点で18万台)。今回はタイトル通りのドッキリ企画。当初、メンバーは8月公開の「【打倒SixTONESさん!?】リアル脱出ゲームなら勝ちます!!」の第2弾ロケだと聞かされていたが……。実際は3人1組のチームで、恐ろしい謎解きハウスに潜入するという内容だった。

 最初にロケ場所にやって来たのは、浮所飛貴、佐藤龍我、藤井直樹。怪しいスポットを目にして本題を察し、「許さないですから!」(浮所)「怒ってるよ、結構!」(藤井)とスタッフに訴えた。以降、メンバーが突如叫び声を上げる場面もあるため、イヤホンでの視聴には注意が必要だ。

 ちなみに、この後の惨事を知る由もないオープニング時点では、6人が和やかな雰囲気でトークを繰り広げている。東西Jr.出演のコンサート『ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』(7~8月に大阪と東京で開催)を通じて、「仲良くなったJr.を教えてください」という視聴者からの質問を紹介。

 メンズファッション雑誌「FINEBOYS」(日之出出版)のレギュラーモデルを務める佐藤は、「こじけん(Aぇ! group・小島健)くんですね」「『FINEBOYS』で一緒にレギュラーさせてもらってるから。それを機にお話してもらったりして。こじけんくん、優しいね。めっちゃラフにしゃべってくれて」と明かした。

 これを受け、浮所が「俺もAぇ! groupある。正門(良規)くんと佐野(晶哉)くん」と申告すると、那須雄登は「珍しい組み合わせ」と反応。浮所は「珍しいでしょ。俺も、ほとんどAぇ! groupの方と話したことあんまりないからさ」と肯定した上で、「最後の曲ではける前に、佐野くんが隣にいて。みんなさ、ジャケット交換してたりしてたじゃん。それぞれのグループで。俺も『交換します?』みたいになって交換して」「さらに隣に正門くんがいて。最後、3人でこうやって(肩を組んで)はけていって。それを機に『ちょっと、あとで連絡先みんなで交換しない?』って言ってくれて。で、仲良くさせてもらってます」と告白した。

 那須は草間リチャード敬太の名前を挙げ、「アンコールでリチャードくんと遭遇して。握手して、一緒に半周過ごすっていう。京セラドーム(大阪)。不思議な空間だった。めちゃくちゃね、優しい方で。気さくだったから」と、大阪公演での思い出を回顧。残る岩崎大昇、金指一世、藤井もAぇ! groupメンバーとのエピソードを語っていたのだった。

HiHi Jets、『イッテQ!』スタッフ同行で富士登山ロケがスタート

 9月17日に更新されたのは「HiHi Jets【マル秘 ついに始動 富士登山】初心者ですけど…ガチで登ります」(再生回数は26日時点で22万台)。かねてより動画内で話してきた富士登山企画がようやく始動した。

 今回は「出発編」で7月某日、午前8時にメンバーが集合したシーンも公開。ちなみにこの富士山シリーズは6回の配信を予定しているといい、高橋優斗は登山ロケでおなじみの番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でも「6本撮りはキツいかも」とこぼした。

 そんな富士登山に向け、YouTubeスタッフは強力な助っ人を用意。「【初心者のための富士登山ガイド】最強のグッズを購入」(7月30日)に登場した、山岳ガイド・阿波徹さんが同行するほか、「『イッテQ!』とかやってる方たち」(橋本涼)も撮影に参加するという。

 猪狩蒼弥は「いけるって。余裕でしょ。だって山でしょ」と気軽に考えているようで、高橋も「頑張りまーす」とゆるいガッツポーズを見せた。午前8時30分、ロケバスが出発。富士5合目に到着したところで今動画は終了した。現地ではどんなドラマが待ち受けているのか、今後の動画も楽しみに待ちたい。

 9月19日の動画は「Aぇ! group【緊急企画 ビーチフラッグ】絶品ロブスターと沖縄一発ギャグをかけて」(再生回数は26日時点で25万台)。前週と同じく、ロケ場所は沖縄県の美々ビーチいとまん。Aぇ! groupの6人がグルグルビーチフラッグ大会にチャレンジしている。

 これは、ビーチにてグルグルバット(10回転)を行い、前方にあるフラッグを取りに行くという定番のゲーム。10回転後のメンバーのなんとも珍妙な走り&よろける姿などは、見ているこちらも笑わずにはいられない。

 中でも強烈なワードを放ったのは、草間リチャード敬太。正門良規との対決で、正門が「初戦にふさわしい相手やと思います」とコメントすると、草間はバットを振り回して「しばきまわしまーす!」と張り切っていた。当人はエプロンにも見える衣装を着ており、“買い物中の主婦”のような出で立ちが、より面白さを引き立たせている。最後まで、草間の活躍にぜひ注目してほしい。

少年忍者、『Mステ』出演時の裏話を披露

 9月20日に公開されたのは「少年忍者【メンバー意識調査】ノニ封印いたします!!多分…」(再生回数は26日時点で13万台)。今回は進行役の川崎皇輝をはじめ、計12人のメンバーが登場している。

 この日行ったのは、質問に対して全員の回答をそろえる企画「少年忍者 意識揃えましょう」。全部で5問あり、そのうちの2問をクリアした場合は、罰ゲームの“ノニジュース”が1年間封印されるとか。ノニジュースが苦手な元木湧は「よぉーし!」と歓喜。しかし、今回は1問間違えるごとにノニジュースを飲まなければならないそうだ。

 最初のお題は「この夏のMVPだと思うメンバーは?」。これを受け、元木は「そろわないじゃん、だって。絶対! 確定、(ノニジュースを)飲ませようとしてるじゃん」とスタッフにクレームをつけ、鈴木悠仁も「忍者、我が強いからさ」と、満場一致は厳しいのではないかと予想した。

 実際、黒田光輝は自ら名乗り出たほか、織山尚大、田村海琉らの名前も挙がり、チャレンジは失敗。織山を選んだ川崎は今夏のコンサートをめぐって、「休むメンバーがチラホラ出ちゃったんですね。体調だったりで、いろんな面で。人が減ってしまう場面がいろいろあったんですけど。それを前から見て、どんどん指示出して。(空いたポジションを)埋めれるように指示出してくれた頑張りを、僕らは正面で見てたので」と、理由を明かした。

 また、『テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER STATION』の公式テーマソング「Amazing Summer」のセンターに抜てきされた田村を評価する声も。7月21日放送の音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際の舞台裏について、「最初のしゃべりね」(織山)「プレッシャーを感じてたと思うよ」(元木)「ちょっと震えてたもんね、海琉ね」(鈴木)「初めてのことがたぶん、多かった夏じゃない、海琉。めっちゃ頑張ってたのも見てたし。結構、『あ~ヤバい』ってなってたのも俺、見てたから」(ヴァサイェガ渉)と、思い返す一同。

 織山いわく、いきなり大役を任された田村は「『Mステ』の机の下でずっとこうやって(うなだれて)いた」そうで、ヴァサイェガはあらためて「『頑張れ、頑張れ』ってやってたから。(MVPは)海琉かなっていう」と、褒めていたのだった。

 正直に言うと、それほど少年忍者に詳しくない筆者ですら田村の抜てきには驚いたと同時に、周りの先輩メンバーはどう思っているのか、気がかりだった。それぞれの受け止め方があり、一部で嫉妬心を抱いた人もいたのかもしれないが、少なくともヴァサイェガらの言葉に嘘はないように感じる。新たにセンターになった田村をそっと見守り、影で支えていたのだろう。少年忍者の絆や、グループ愛を感じる1本だった。


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