なにわ男子が出演する、“逆転”をテーマにさまざまなロケに挑戦していく『まだアプデしてないの?presents 逆転男子』(テレビ朝日系)。9月23日放送回は、「高校生の心に響くスピーチ」をテーマに、なにわ男子のイメージをどれだけ覆せるかを検証する「イメージ逆転男子」を行った。
この企画は、なにわ男子のイメージに関するアンケートの結果をもとにランキングを作成し、その印象を覆すことができるかを検証していくもので、今回はなにわ男子とモグライダー・芝大輔が、大森学園高等学校の生徒100人の前でスピーチ。ただ、事前に行われた「高校生の心に響くスピーチがうまそうなイメージの人」アンケートで4~5位になった人は、スピーチができないというルールだ。
調査の結果、西畑大吾が1位になり、以降は藤原丈一郎、大西流星、長尾謙杜、大橋和也、高橋恭平、道枝駿佑という順位になり、西畑、藤原、大西、道枝の4人と芝がスピーチを行うことに。なお、10代の心に響けば、スピーチのテーマや内容は自由で、スピーチ後は生徒たち100人が「スピーチがどれだけ心に響いたか」を5点満点で審査した。
まず最初の挑戦者である大西は、「トップバッターなので緊張感あるかもしれないですけど、本当に友達の話を聞いてるぐらいの感覚で聞いてください」とフランクに話し始め、「高校生の頃に戻ったらやり直したいこと」として「友達・家族と関わる時間の大切さ」について熱弁。
大学に進学せず、ジャニーズ事務所で活動している大西は、友達を遊びに誘ってもスケジュールが合わないことも多いことから、「この高校の時にどれだけ深く友達と関われるか」「高校卒業して社会に出て、“友達多い”じゃなくて、少ない友達でも深く関わってる人ってすごいカッコ良いなと思った」と、実体験から得た気づきについて語った。
また、毎朝早く起きてお弁当を作ってくれていた母親について、「その頃は当たり前やと思ってたけど、卒業してから『毎朝、自分が学校に行ってもないのにお弁当作るって、絶対無理やな』と思う」と感謝。さらに、CDデビューを機に東京で一人暮らしを始めたため、「家族と一緒に過ごすっていうのが、高校生活がラストやったかも」と語り、「高校期間中にみんなには家族にも『ありがとう』って言ってほしいし、友達ももっと大事にして、素敵な生活を過ごしていただきたいなと思います」とメッセージを送った。
大西のスピーチには大橋も「実体験を交えてのスピーチやったから、すごい僕ものめり込んだ。そういえばそういうこと俺もあったなと思って。一緒に東京に出てきたので。すごく心に響きました」と大絶賛だった。
なにわ男子・高橋恭平、道枝駿佑のスピーチに「同期としてすごい誇らしい」
次に挑戦した藤原は、「運動部に入っているよって方」「我こそは帰宅部だよって方」「そんなみなさんに質問です。最近、何買いました?」と生徒を巻き込みながらスピーチを展開。生徒とコミュニケーションを取りながら「夢につながるものを買った人」と質問を変えた。すると、ぐっと挙手する生徒が減り、藤原は今現時点では何が夢につながっているかわからないと説明した上で、「たくさんの夢をつくれ」と熱いメッセージを送った。
また、今年40歳で2児の父である芝は、人生経験をもとに「社会に出たら、ほぼ思い通りにことは進まない」というテーマで、「うまくいかない状況で楽しめる考え方を持つようにしてください」と学生たちにアドバイス。藤原は「大人にかなり刺さったスピーチ」「俺らめっちゃ刺さった」としみじみ。西畑も「ちょっと泣きそう」と感銘を受けていた。
4番手となった道枝は、緊張しながら「謙虚な気持ちを忘れずに」というテーマで実体験を語り、メンバーが「がんばれ」と見守る中、関ジャニ∞・大倉忠義とのエピソードも交えながら、無事にスピーチをやり切った。そんな道枝を高橋は「同期としてすごい誇らしい。僕はあそこに立ってそんなに饒舌にしゃべれない。すらすらしゃべってたので素晴らしい」と誇らしげに称賛した。
一方、ラストを飾った西畑は「その場で言うこと考える」と、あえてテーマを決めずに檀上へ。しかし、「言葉の重み・大切さ」をテーマに語ろうとしたところ、何が言いたいかわからず、別室でモニタリングしていた芝は「本当か、これ? 何も思いついてないだけじゃ?」とツッコミが。結局、話もうまくまとめきれずスピーチ後の西畑は、「むずいね~。しっかり考えるべきでしたね」と反省しきりだった。
最終的に1位に輝いたのは大西。順に芝、藤原、道枝、西畑という結果で、ネット上の視聴者からは、「りゅちぇは最初から最後まで主張が一貫してたし、高校生に響きやすい内容だったよね」「同期として誇らしいって言える恭平が素敵。みちきょへ尊い」「まとまりきってないスピーチもあったけど、みんな刺さるところはあって、とても良かった。でも、全員分見たかったな………」との反響が集まっていた。