KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ！』（文化放送）。9月25日深夜の放送には堂本剛が出演し、ジャニーズ事務所の後輩たちについて話す場面があった。
まずは日本時間の9月1日に米ラスベガスで行われたブラジリアン柔術の『ワールドマスター柔術選手権』で、「マスター3茶帯ライトフェザー級」に出場し、準々決勝まで進んだ元V6の岡田准一について。ネットニュースで報じられ大きな話題を呼んだが、剛は「私は（試合を）見てませんけど、でも謎ですよね。これはなんの業務に入るんだろう（笑）って、ちょっと思ったんですが」と笑いながらも戸惑いを口に。
「芸能……芸……なんなんでしょう？」と岡田の行動に困惑しつつ、「結構なことを個人的にやってんな、と思って」と素直に感心もしていた。
また、VTRがあったらいつか見たいと明かし、「でも、自分のやりたいことをね、やるっていうのは人生の醍醐味（だいごみ）なんで、それはもう『やっていいよ』って言われたら絶対やったほうがいいな、と思います」と断言。
自身は岡田にしばらく会っていないようで、「生きてんのよね？」と冗談を飛ばしつつ、「皆さん、今後の岡田くんに期待してください」と呼びかけていた。
さらに後半ではKing＆Prince（以下、キンプリ）の高橋海人についても言及。剛と話す機会があったと高橋が雑誌で明かしていて、「仲良くしていただけたらいいな」と今後に期待して口にしていたとリスナーから報告があった。
剛は「仲良くしたいんだったらすればいいじゃない、と思ってますけど」と一瞬そっけなくつぶやいたあと、番組で話しをする機会があったと告白。
続けて、「やっぱり人間の人生っていうのがあって、その1人の思いとか考えはあって当たり前やから。いろんな人のことを大切に思うがあまりの感情とかでもなくて、自分を大切に思った時にとか、そういう時にどういうふうな感情が彼の中にあるのかな？ とか。自分がそういうふうな思いがあるんだったら、その思いを大切にしたほうがいいと思うよ、とか。そういうこと……逆に言ってあげたいな、とか思って」と、高橋へかけてあげたい言葉を明かした。
そして、「やっぱりいろんなことを決めていくのに、自分の感情だけでは決めれないっていうことが人生誰もあって。で、誰かを思えば、何かを考えて大切にすればするほど……ってことで、自分の気持ちを後回しにする人もいるからね」と、メンバー脱退を迎えたキンプリメンバーに重なるような言葉も。
また、自分の気持ちを後回しにする人ほど、「人と話をすることによって、『あ！ 自分ってこうしたいのか』とか『こんなふうに思ってたんだ』みたいなことを、自分で理解できたりするし」と説明。自身もそのタイプだとか。
一方で、「先輩面したいとも思ってもない」と断った上で、高橋には「先輩と話してるっていうよりかは僕と話してるだけ、みたいな、そんな時間が彼にあればいいかなって思って、話はしましたけど」と伝えたという。
また、高橋については「すごくなんか優しい子」と評価。「そういう優しい気持ちをね、どんな状況であっても持ったまま、この人は年を重ねていけば、もっともっと今以上に素敵な人になるんだろうなーなんて思いながら、ちょっと話を聞いていた」と明かし、「今こうやってつらつらしゃべってるみたいな感じでしゃべってただけですけどね。少しでも僕のたわいもない話が言葉が彼の力になっていればいいな、なんていうふうに話しただけではあります」と振り返っていた。
そして、最後には「またなにかあったら話しましょう」と高橋へ優しく呼びかけたのだった。
この日の放送にネット上からは、「海ちゃん、剛くんと積極的に行ってみよ！ 頑張って！」「剛くんにそんなこと言われたらうれしいだろうなぁ海ちゃん」「優しい気持ちになれるラジオだね」という声が集まっていた。