創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)による未成年タレントへの性加害問題を受け、10月17日付でSMILE-UP.に社名を変更し、同5日深夜には、それまで本社ビル外壁に掲げられていた「Johnny &Associates」という看板が完全撤去されたジャニーズ事務所。ジャニーズファンから今後、所属タレントたちの仕事にどのような影響が及ぶのかと案ずる声が相次ぐ中、Snow Manファンの間にはまた別の“不安”が広がっている。
20年1月にCDデビューしたSnow Manは、現在ジャニーズの中で最も勢いのあるグループ。今年4月には、一部地域放送の冠バラエティ『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系、以下『それスノ』)がゴールデン帯の全国ネット放送へと“昇格”し、ファンを喜ばせた。
「しかしその『それスノ』に今、まさかの“打ち切り”疑惑が浮上しているんです。発端は今月2日、番組公式インスタグラムアカウントが、意図のハッキリしない投稿をストーリーズ(24時間限定公開)に行ったこと。具体的には、同番組の衣装となっているメンバーカラーのつなぎを着用したSnow Manの集合写真が3枚、また、そのつなぎが柵にかけられた写真1枚で、コメントやハッシュタグなどは何もつけられていませんでした」(スポーツ紙記者)
しかもその写真の“雰囲気”は「前向きで明るいものというより、なんとなく思い出を振り返っているような……見る者をセンチメンタルな気持ちにさせる意味深なものだった」(同)という。
「この写真を見たファンからは、『もしかして打ち切りの匂わせ?』『意味深に思えてしまう』『なんか不安になってしまった』との声が続出しました」(同)
『それスノ』ストーリーズは、ファンの不安をいたずらに煽るもの
近頃、ジャニーズ所属タレントのCM出演が取りやめになるといった事態が続いていることもあり、打ち切りを“匂わせている”とも受け取られ、ファンが混乱したようだ。
「平常時ならまだしも、ジャニーズ事務所が窮地に立たされている時に、番組サイドがわざわざ放送終了を匂わせるとは考えにくい。本当に近々番組が終わるとなれば、すでにメディアがスクープしているでしょうし、今回はもしかすると“放送時間変更”や“リニューアル”など、番組に何かしらの変化が起こることを示唆しただけなのかもしれません。あるいは、今後の企画に関連した投稿、そもそも何の意図もないものという可能性もあります」(同)
打ち切りでなければファンはひとまず安心だろうが、マスコミ関係者からは番組サイドへの苦言も聞こえてくる。
「いずれにしても、今回のストーリーズはファンの不安をいたずらに煽るものであったことは間違いない。先月7日、事務所が記者会見を開き、ジャニー氏の問題を正式に認め謝罪した日に、木村拓哉がインスタに『show must go on!』とジャニー氏のモットーであったフレーズを投稿し、ネット上で『なぜ今この言葉を?』などと物議を醸しました(現在は削除済み)。さらに彼は今月2日の事務所会見後にも『一歩ずつ、前に!』『PEACE!! STAYSAFE!』と投稿し、やはり同じような理由で再炎上。そんな木村の“空気の読めなさ”に近いものを、『それスノ』のストーリーズにも感じます」(芸能ライター)
なお、10月6日は、『アジア競技大会 中国・杭州2023』女子サッカー決勝の日本対北朝鮮の試合が生中継されるため、『それスノ』はお休み。果たして、次回13日の放送で、あのストーリーズの真意が制作側から明かされるだろうか。