12月1日公開の映画『怪物の木こり』で主演を務めるKAT-TUN・亀梨和也。自身のインスタグラムやラジオ番組では他作品への参加も“匂わせ”ており、現在は個人仕事が充実しているようだ。また、KAT-TUNメンバー・上田竜也もソロコンサートの開催を発表し、こちらも個人活動が順調のようだが、グループでの音楽活動を望むファンも少なくない。
亀梨と三池崇史監督がタッグを組んだ『怪物の木こり』は、倉井眉介氏による同名小説(宝島社文庫)が原作。亀梨は今作で、「目的のためには殺人すらいとわない」という最凶サイコパス弁護士・二宮彰を演じる。
同作はスペインのシッチェスで行われる国際映画祭『第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭』(10月5~15日)にも出品されており、亀梨は10日付のインスタグラムでスペインへ向かうことを明かしていた。
また、7日放送のラジオ番組『KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT』(NACK5)では、この収録前に『怪物の木こり』の「初号試写」(関係者に向けた初めての試写)を見てきたと報告。
“考えさせられる映画”になっているそうで、「いや~、感謝ですね。このタイミングで僕がこの作品に参加させていただき、大きな意味を持つ2023年のラストスパートだな~と感じていますので。ホントにたくさんの方に受け取っていただきたいなと思いますし」「非常になんか、“自分の歩む道”みたいなものを大きく、スゴく決定づけてくれるような作品にもなったんじゃないのかなというふうに感じています」と、何やら意味深げな言葉を残した。
なお、現在のジャニーズ事務所といえば、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題で大きく揺れており、今月17日付で「SMILE-UP.」(株式会社SMILE-UP.)に社名を変更。また、所属タレントは新たに設立するエージェント会社と個別に契約を結ぶ形になるという。
「今回のラジオで、亀梨は契約問題や今後のグループ活動などの詳細について言及したわけではありません。しかし、今後について考えている時期ではあるのでしょう。一方、主演映画のほかにもドラマが決まっているようで、9日のインスタストーリーには顔のアップ写真に『朝からドラマの取材Day』というコメントを添えて投稿。現時点でドラマ出演は正式発表されていないためか、SNS上のファンは『亀ちゃんのストーリー、ドラマっていつ解禁?』『亀梨くん、ドラマの取材!? 発表を楽しみにしてます』と、色めき立っていました」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、9月30日放送のラジオのエンディングでは、「発表とかもね、いろいろ控えてるものも多々ありますので」「来年以降はいろいろ動いて。形にしていってるものもあるので。楽しんでもらえる1年になるんじゃないかなと思って。亀梨くん今、頑張ってますんで、引き続きよろしくお願いいたします」と、ファンを期待させるようなトークを繰り広げていた。
KAT-TUN、個人仕事が充実? 上田竜也はソロコン開催、中丸雄一は漫画&朝の情報番組
一方、KAT-TUNのほかのメンバーはというと、上田が10月4日にソロコンサート『MOUSE PEACE 2024 ~我龍転生~』(24年1月6日~2月6日)の開催を発表したばかり。
「情報解禁当日、上田はジャニーズ公式モバイルサイト・Johnny's webのブログ『龍組』でソロコンサートが決定した経緯を明かしていました。ブログによれば、2~3年前から上半期にKAT-TUNでコンサートツアーを行い、下半期にファンが楽しめる『グループでのお祭り的イベント』(原文ママ、以下同)ができないかと模索していたそうです。しかし、なかなか実現に至らず、『1人でお祭り開いたろうじゃないか!』と、思ったとか」(同)
そして、中丸雄一は「月刊アフタヌーン」23年8月号(講談社)から短期集中連載『山田君のざわめく時間』がスタートし、念願の漫画家デビューを実現。テレビはグループのレギュラー番組『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』(TBS系)『何するカトゥーン?』(フジテレビ系)のほか、個人で『家事ヤロウ!!!』『朝だ!生です旅サラダ』(いずれもテレビ朝日系)『シューイチ』(日本テレビ系)にも出演している。
「中丸は、嵐・二宮和也らとYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』にもメンバーとして参加。しかし、同チャンネルは現在の事務所が抱える問題に鑑みて、名称変更と動画の投稿を一時的にお休みすることを10月4日に報告していました」(同)
個人仕事が充実しているKAT-TUNだが、グループとしては、11月8日に今年2~5月開催のコンサートの映像作品『KAT-TUN LIVE Blu-ray & DVD『KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia』(Blu-ray&DVD)をリリースする。
上田のソロコンサートの情報を受け、「グループでもライブしてほしい」と望むファンもいるようだが、果たして、亀梨が決めた「歩む道」の先には、一体何が待っているのだろうか?