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【2023年連ドラ】日テレ2ケタ台ゼロの危機! 新ドラマ『コタツがない家』『ゼイチョー』も1ケタ発進

 10月18日、小池栄子が民放ゴールデン・プライム(GP)帯の連続ドラマで初主演を務める『コタツがない家』(日本テレビ系)が放送を開始。世帯平均視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でのスタートとなったが、マスコミ関係者は「このままだと今年の日テレは“視聴率2ケタ台を記録したドラマなし”で終わるかもしれない」(芸能ライター)とささやく。

 同ドラマは、伝説のウェディングプランナーにして経営者の深堀万里江(小池)が、売れないマンガ家の夫・悠作(吉岡秀隆)、言い訳ばかりの息子・順基(HiHi Jets・作間龍斗)、熟年離婚を言い渡された父親・山神達男(小林薫)との生活を支えるべく奮闘する“ネオ・ホームコメディー”を掲げている。

「第1話は、万里江が悠作、順基と暮らす家に達男が転がり込んできたことをきっかけに、家族げんかが勃発。それでも、自分まで離婚するのは避けようと、前を向く万里江でしたが、今後も“頼りない男たち”に振り回される展開を予感させる内容。ネット上には『会話のテンポがよく引き込まれた』『みんな演技がうまい』『登場人物たちが絶妙に憎めないところがいいね』など好意的な声が寄せられていたものの、視聴率的には心許ないスタートとなりました」(同)

 なお、同ドラマを放送する日テレ系「水曜ドラマ」枠では今年、1月期に門脇麦主演『リバーサルオーケストラ』、4月期に芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』、7月期に赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』を放送していたが、いずれも全話1ケタ視聴率で終了。昨年の同枠ドラマも1ケタ台を連発しており、単話視聴率2ケタ台を出したのは21年7月期の戸田恵梨香&永野芽郁ダブル主演作『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』が最後となっている。

日テレドラマが最後に2ケタ視聴率を獲得したのは『真犯人フラグ』の最終回

「日テレのドラマは、ほかの枠も世帯視聴率で苦戦中。今月14日からSexy Zone・菊池風磨主演の『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』が始まった『土曜ドラマ』枠も、21年7月期の唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』を最後に、単話で2ケタ台を記録した連ドラはなし。『日曜ドラマ』枠は今月22日に木南晴夏主演『セクシー田中さん』の初回放送を控えていて、こちらは21年10月に始まり“2クール連続放送”だった西島秀俊主演『真犯人フラグ』の最終回(22年3月)が2ケタ台を取ったのが最後です。つまり、同局ドラマは今年1作も2ケタ視聴率を獲得できていません」(同)

 視聴者の“テレビ離れ”も影響しているのかもしれないが、それでも他局は、今年もGP帯の連ドラでなんとか2ケタ視聴率をマークしている。

「TBSは、やはり看板枠の『日曜劇場』が強い。また、『コタツがない家』と同日に始まったテレビ朝日系の『相棒 season22』は12.5%で滑り出し、同局は『木曜ドラマ』もそこそこ好調。よく“視聴率不振”と指摘されているフジテレビでさえ、1月期の北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』や木村拓哉が主演した4月期の『風間公親-教場0-』で2ケタ台を出せた回があるので、今年の民放連ドラで“オール1ケタ”となっているのは日テレだけなんです」(同)

 これから始まる『セクシー田中さん』は、同局連ドラで久しぶりの2ケタ発進となるか。そして『ゼイチョー』『コタツがない家』の数字は上昇していくのか。日テレの連ドラの行方に注視していきたい。

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