ジャニーズWESTから改名した7人組グループ・WEST.(ウエスト)のニューシングル「絶体絶命/Beautiful/AS ONE」が、10月24、25日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で首位に輝いた。売り上げは、自己最高記録を更新した「星の雨」(昨年8月リリース)に迫る好スタートを切り、週間ランキングの結果にも注目が集まっている。
ジャニーズ事務所は、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受け、10月17日付で「SMILE-UP.」に社名を変更。グループ名に「ジャニーズ」が入っているジャニーズWESTも改名することとなり、同18日に「WEST.」に決まったと発表した。
グループ名自体は18日からWEST.に切り替わったが、今回のシングルは制作スケジュールの都合もあるのか、「ジャニーズWEST」名義でリリース。ジャニーズWESTとしては最後のシングルとあって、ファンも気合が入っていたのだろう。発売初日の売り上げは、22万9,935枚で、初日にして前作「しあわせの花」(今年6月発売)の初週21万6,313万枚超えを果たした。
「ただ、初日23万331枚で自己ベストをマークした2つ前の『星の雨』には及ばずでしたが、2日目で逆転。10月25日付の『オリコンデイリーシングルランキング』によると、2万8,828枚を売り上げ、累計25万8,763枚に。『星の雨』は2日目時点で合計25万5,275枚だったため、3,488枚の差がつきました。なお、『星の雨』は初週29万1,727万枚で自己最高を打ち立てているので、ニューシングルがどれだけ伸びるのか、ファンは期待しています」(ジャニーズに詳しい記者)
熱心なファンの支えもあり、改名直後のタイミングで良いスタートを切ることができたWEST.。そんなおめでたい話題がある一方、メンバーの桐山照史は公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webの個人ブログ「きょうのあきと」(25日午後6時更新)にて、一部ネットニュースに取り上げられたとある“疑惑”を否定した。
ジャニーズWEST・桐山照史、“コネチケ”疑惑をブログで否定
「事の発端は、過去にWEST.のレギュラー番組『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』(TBS系)で、桐山とロケを行ったとある会社の社長・A氏のインスタグラム。桐山は、ミュージカル『キャメロット』(東京・日生劇場、28日まで上演)に出演中なのですが、A氏は24日にインスタのストーリーズ(24時間限定公開)を更新し、舞台の観劇を報告したんです」(同)
その際、A氏は「チケットには手紙。舞台後すぐにお礼の連絡。心から尊敬しています。大阪も観に行きたくなった」と明かし、「今日はお忙しい中ご来場ありがとうございます! 最後まで楽しんで頂けますように。。。 Akito.k」というメッセージが書かれた手紙の写真もアップ。署名からして、これは桐山が書いたものとみられる。
「ファンの間ではそこまで騒ぎになっていなかった印象ですが、フォロワー10万人超えのX(旧Twitter)ユーザーがストーリーズのスクリーンショットを公開し、一気に拡散(後に該当の投稿は削除)。一連の流れを25日午後12時台にニュースサイト・週刊女性PRIMEが『WEST.桐山照史『口止めしないのかな』番組共演の社長がSNSで“コネチケ”“直筆手紙”公開にファン呆れ』とのタイトルで伝えたため、桐山本人も記事を目にしたのでしょう。なお、『コネチケ』とは、ファンクラブなどを介して申し込む、またはプレイガイドでチケットを購入するといった方法ではなく、コネクション(つながり)を利用して入手することを意味します」(同)
桐山は「誤解を招くようなニュースが書かれてて」(原文ママ、以下同)とつづり、自身の知り合いに「迷惑かけたくない」という理由から、事情を説明すると前置き。「ニュース」とはおそらく、週刊女性PRIMEの記事を指しているとみられ、「知り合いの方はちゃんとお代金を払って正式なルートでチケットを購入してくださって観劇して下さいました!」と釈明。毎回、会場に来ると知っている関係者や友人には「一筆添えてチケットと一緒に当日お渡し」しているといい、「今回の知り合いの方もちゃんとお客様の1人として観劇して下さいました!」と説明した。
桐山としては、その“知り合い”は「正式に観劇」しているという認識だけに、SNSでファンらに悪口を書かれることを懸念している様子。とはいえ、最後には「ニュースをみて少しでも不快に感じられた方がいらっしゃったら本当に申し訳ございませんでした」と謝罪したのだった。
これに対し、ネット上のファンからは「そもそもSNSに載せた知り合いのネットリテラシーが低い」と先方を責める声もあれば、「桐山くんは関わる人や自分の行動をあらためたほうがいいのでは?」「アイドルとして、付き合う人を見極めて」と、桐山に対する手厳しい意見も見受けられた。
グループにとって大事なタイミングだからこそ、これまで以上に情報管理に努めたほうがいいかもしれない。