TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。10月29日放送回では、東京・帝国劇場で上演中のKinKi Kids・堂本光一主演ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』を観劇したと報告した。
リスナーから寄せられた、「イノッチ(井ノ原快彦)のSNSで『松岡とチャーリーとチョコレート工場を見に行った』という話を拝見しました。よかったら感想聞かせてください」というメールを読み上げた松岡。
「そうなんです。こないだね。ちょうどほら、前にジェシー(SixTONES)の舞台もね。『ビートルジュース』も見て」と、映画『チャーリーとチョコレート工場』と映画『ビートルジュース』は両方ともティム・バートン監督だと言及。また、9月20日放送の冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系、9月末をもって放送終了)に堂本や共演者の観月ありさがゲスト出演し、同作をPRしていたことも思い出したようだ。
なお、観劇の際は「井ノ原がいるって、俺、知らなかった」といい、「休憩時間に、スタッフがいる部屋で待っててくださいって(言われて)行ったら、そこに井ノ原がいて」と当日の状況を回顧。「井ノ原は急に来れることになった」そうで、松岡と席も離れていたため、観劇中は気がつかなかったとのこと。
「井ノ原と途中で会って『おもしれえな』つって。光一の舞台をね、井ノ原と俺が同じ日にたまたま見に来るっていうのもなかなかあれだな、なんつって。井ノ原とあーだこーだこーだあーだ話しながら」と、親友との偶然の出会いを楽しんだようだ。
ちなみに松岡は、「舞台とか終わったら、基本的にはあんまり楽屋にあいさつとか行かないタイプ」のため、光一のもとを訪れるという井ノ原に「じゃあ光一によろしく言っといてー」と伝えて帰ったともトーク。
「久々に光一の舞台を見させてもらったんですけど、やっぱり、いつも言うけど『継続は力(なり)』っていうのは、光一みたいなタイプは本当にそうなんだろうね」と感慨深げに語りつつ、観月や小堺一機、子役ら共演者たちの演技や存在感などについても称賛した。
そしてあらためて堂本について、「振る舞いとかさ、動き、セリフの持っていき方、ちょっとしたアクシデントが起きたときのフォローの仕方とか、歌声が伸びるやり方とか、ずっとミュージカルをやってきてる人って、やっぱりすごいなって思ったなあ」と絶賛。
TOKIO・松岡昌宏、「ミュージカルはできるタイプではない」
一方で自身は「ミュージカルっていうのが多分できない人間」だといい、「歌は好きなんですけど、ミュージカルっていうのはたぶん、できるタイプの人間ではないので。いろんな舞台は好きですけど、やってくのも好きなんですけど。ミュージカルって言われると『いやいやいや……』っていうところがある」と主張した。
その上で、「光一とか、こないだのジェシーとか、みんな(自分とは)違う形のプレイヤーなんだけど。演技とかパフォーマンスとか見るとね、それはとてもとても勉強になりますよ」とのこと。
なお、松岡は観劇後に堂本にメールを送ったそう。「すごい面白かったし、すごい明るい気持ちになれる、いい舞台だな」と感想を伝えたところ、堂本からは「楽屋に来てくれるのかと思って楽しみにしてたのに」といった内容が届いたため、「いやいや、それは恥ずかしいから。疲れてるだろうし、またゆっくり話そうぜ」と返信したことを明かした。
松岡はおもむろに「ドラマが終わって、ちょっと自分の時間もちょこちょこできるんですけど。そういうときにインプットすることって、やっぱり大事なんですよね」と語り、現在放送中の主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の撮影はすでに終えているようだ。
「30代の頃は、別にインプットとか意識せず人のもの(自分以外が出ている作品)を見てた」という松岡。40歳を超えてから、「アウトプットばっかしてるとダメだな。自分の持ってるものもどんどん変わってくるし。人様のものを見てインプットして、自分の持ってるものを、またそこでブラッシュアップさせることによって、また違った形で見てもらえる」と考えるようになったのだとか。
さらに、「光一のもの見たり、ジェシーのもの見たり、いろんな人のライブ、お芝居を見に行くことによって、『自分だったらこうだな』って(思う)」「それでやっぱりインプットするとね、『もう1個違う自分を見せれそうだな』とか、『今までだったらこういう手数でやってたけど、今度はこうしてみようか』とか考えられるんですよ」と話したのだった。
この日のトークを受け、ネット上では、「『チャリチョコ』の感想聞かせてくれてありがとう」「イノッチとはたまたま一緒になったのねー」「光一くんへの褒め言葉がうれしすぎてうるっとしてしまった」といった反響が寄せられていた。