10月29日夜頃から、ネット上にSixTONES・京本大我と田中樹の会話を録音したとみられる音声データが流出し、ファンの間で騒ぎになっている。SixTONESの公式YouTubeにも公開されている「Lifetime」のミュージックビデオ(以下、MV)に対する辛らつな意見や、先輩グループ・A.B.C-Zの名が出る一幕もあり、仕事現場などで気づかぬうちに録音された音声とみられる。本来表に出るはずのない会話だけに、波紋が広がっている。
事の発端は、フォロワー4万人を超えるX(旧Twitter)ユーザーが「京本大我 音声」(原文ママ、以下同)との一文とともに、データをアップしたこと。その音声は47秒ほどのもので、英語の歌詞の楽曲が流れる中、男性2人が話している様子が収められていた。
「その音声を聞いてみると、京本の声に良く似た男性が『一番伸びてないのは何か知ってる? 「Lifetime」のMV』と発言。それに対し、田中らしき人物が『いや、そりゃそうだろ。あれ結構ひどかった』と返答していました。どうやら、YouTube動画の再生回数について話していた様子。『Lifetime』は、2021年1月6日発売のSixTONESのアルバム『1ST』に収録されている楽曲で、公式YouTubeチャンネルでは同年5月にMVが公開されています。11月1日時点で再生回数は1216万回を超えているものの、同時期に公開された同アルバム収録の『Strawberry Breakfast』のMVは3803万回を突破しているため、確かに数字の伸びは芳しくありません」(ジャニーズに詳しい記者)
さらに、京本と思しき男性は音声の中で、「被写体がカッコよく映んないとさ、ワンカメ(ワンカット、カメラを長回しする撮影方法)とか、あの教会にこだわってさ。俺ら全然カッコよく映ってないじゃん」「(森本)慎太郎とか真っ暗だった。俺らのファンがさ、再生回数回すからさ、『見たい』と思うもんじゃないとさ、見てくんないよね」と、スタッフに対する苦言ともとれる辛口コメントを繰り出している。
ほかにも「一人ひとりがちゃんと見えないから……」(田中)「そうそう」(京本)と共感し合う場面もあり、話題に出た「Lifetime」のMVの話か、それとも会話中のバックで流れていた曲を指しているのか、「スゴいA.B.C-Zって感じして嫌なんだよね」(京本)「あ~」(田中)とのやりとりも。TikTokなどには、こうした2人の会話を文字起こしした動画も公開され、じわじわと拡散されている状態だ。
SixTONES・京本大我、「A.B.C-Zって感じして嫌」発言にファンの意見割れる
なお、会話のバッグに聞こえる音楽は昨年1月5日リリースのSixTONESのアルバム『CITY』に収録されている「Odds」のデモ音源(アレンジをする前の段階の状態)ではないかと臆測を呼んでいる。
あくまで“疑惑”のため、京本と田中本人のものである確証はないが、声を聞いたファンはピンと来たのだろう。また、録音をした人物や流出の経緯などに関しては不明瞭な点が多いものの、SNS上では「どこかのスタッフが録音したのでは?」「京本の発言よりも、音声を流出させるようなスタッフが近くにいることのほうが怖い。早く調べてほしい」と、関係者を疑う声が上がっている。
また、会話の内容については「『Lifetime』に関しては、悪口ではなく妥当な発言だと思う」「本人たちも数字のこと考えていて、アイドルなのに顔が見えないMVに違和感を持っていることが知れて安心した」と共感する意見がほとんどのようだ。
一方、A.B.C-Zファンは「めちゃくちゃ落ち込んでる。A.B.C-Z本人や楽曲提供者、MVを作ってくれてるスタッフも落ち込んでない?」と落胆したり、中には「京本、むかつく。ただの悪口にしか聞こえない」と怒りの声を上げる人も。
ほかにも、「『A.B.C-Zって感じして嫌』っていうのは、ほかのグループと被るのが嫌って意味だと思った。A.B.C-Zだから嫌、とかじゃなくて……」「本人たちがどう受け取るかの問題だから、ファンが口出すことじゃない」「勘違いしてる人が多いけど、裏で流れてる『odds』のデモに対して言ってるんでしょ」と冷静に受け止める人もおり、意見が割れている状況だ。
果たして、声の主とみられている京本と田中が、公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログやグループの冠ラジオ等で釈明する機会はあるのだろうか?