ここ最近、秋篠宮家の次女・佳子さまのご公務に関するニュースを頻繁に見かけるようになった。姉である眞子さんが2021年10月に結婚し、皇籍を離脱してからというもの、佳子さまのご公務が「増えた」と指摘されるように。一部では、「結婚間近ゆえにご公務に励まれているのでは?」という報道も目にするが、佳子さまの現況を皇室ウォッチャー・X氏はどう見るのか?
――昨年から、佳子さまのご公務の話題をよく目にするようになりました。
皇室ウォッチャーX氏(以下、X) 直近では、飛行機の機材トラブルに巻き込まれ、10日間の日程に調整が入ったペルー訪問、鹿児島県で行われた『国民体育大会』の開会式出席と『全国障害者スポーツ大会』の観覧、東京・有明コロシアムでの『ジャパン・オープン・テニス』の観戦、ペルー訪問にあたって昭和天皇が埋葬されている東京・八王子「武蔵野陵」の参拝、鳥取県で開催された「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」への出席は、現地で新型コロナ感染が発覚し取りやめになったものの、その前日の関連行事に参加するなど、今、皇室の中で最も公務に勤しんでいるのが佳子さまだといえるでしょう。
ほかにも定例となっている宮中祭祀にも参加されているでしょうし、毎日のようにテレビや新聞、ネットニュースで取り上げられている状況を見ると、素晴らしいご活躍ぶりだなと思います。
――佳子さまといえば国際基督教大学(ICU)卒業後、進学も就職もしなかったため、「暇を持て余してるのでは」と言われていた時期もありました。
X 正直、ここまでご公務に邁進されるとは、当時はまったく想像できませんでした。以前とはまるで別人のようなご活躍ぶりだと感じています。その要因はやはり、筆頭宮家である秋篠宮家の内親王としての自覚がお強くなったことにあるのではないでしょうか。
皇族の減少と高齢化が進んでいる現在、お若く、若い世代からの支持も厚い内親王・佳子さまの存在は、皇室にとって“救世主”だと思います。眞子さんの結婚問題によって秋篠宮家が逆風に晒されている中、本当に頑張っていらっしゃると思いますし、強い精神力をお持ちの方だなと思います。
佳子さま、ご結婚相手となりそうな恋人の存在は?
――佳子さまがご公務に勤しんでいるのは、「結婚間近だから」という説がありますが、どのようにご覧になっていますか。
X ほかに「愛子さまが大学を卒業するまで公務に励むつもり」という説もありますが、週刊誌等はご結婚説により注目している印象です。実際、電撃結婚される可能性は十分あると思います。ここ最近のハイペースすぎる公務量は「皇族としての時間が残り少ないから」「結婚するときに国民に祝福してほしいから」という思いを抱えていらっしゃるからなのかもしれません。
佳子さまの公務量を増えると、その都度メディアに取り上げられ、いろいろな人の目に触れるわけですから、その状況を見てまた別の行事の主催者が「佳子さまをお呼びしたい」となるでしょうし、今後も公務量は雪だるま式に増えるでしょうね。その期待に応えることが、国民から祝福を受ける結婚への近道だとお思いになっている可能性はあると思います。
――実際、佳子さまにはご結婚相手となりそうな恋人はいらっしゃるのでしょうか?
X 最近の公務の超ハイペースぶりや12月で29歳をお迎えになることから、ご結婚相手の候補はいらっしゃると考えるのが自然かと思います。その前提でお話ししますが、そのお相手が自然な流れで出会ってご自分の意思で選んだ方かどうかはわかりません。もしかしたら、眞子さんと小室圭さんの例のように、お相手に問題がある可能性を排除するため、ご両親が見繕ったお相手というケースも考えられます。
皇室では高円宮家の次女・典子さんと千家国麿さん、三女・絢子さんと守谷慧さんは母親の久子さまが交流の場を作られたそうです。ただ、秋篠宮家は個人の意思を尊重するご家庭ではあるので、佳子さまがご自分で選んだ方と交際されている可能性のほうが少し高いかなと見ています。何はともあれ、佳子さまご本人が望まれる道を進んでほしいと願いますね。