なにわ男子が出演する、“逆転”をテーマにさまざまなロケに挑戦していく『なにわ男子の「逆転男子」』(テレビ朝日系)。11月4日の放送回は、世間のイメージをどれだけ覆せるかを検証する「イメージ逆転男子」の「写真センス編」を放送した。
なにわ男子のイメージに関するアンケートの結果をもとにランキングを作成し、その印象を覆すことができるかを検証していくこの企画。今回は「一眼レフで写真センス対決」と題し、2週間貸し出される一眼レフカメラで、メンバー7人が日常生活の「ちいさな幸せ」をテーマに写真を撮影。
そして、東京工芸大学写真学科の教室に撮影者の名前を隠したうえでメッセージと共に展示し、学生70名と学生たちを指導しているプロカメラマンの教授たちが審査した。
また、スタジオでは戦場カメラマンの渡部陽一氏をゲストに迎えたが、渡部氏は「毎朝7時、ご飯食べる前に某テレビ番組のなにわ男子のレポートを見てから朝ご飯を食べるのが渡部家のルーティン」だと明かし、「今日お会いできて、興奮してます」と満面の笑みでコメント。この言葉にメンバー7人も大喜びだった。
なにわ男子・西畑大吾&高橋恭平、ツアーのオフショット公開も低評価
今回、「写真センスがよさそうな人」というイメージ調査で1位になったのは長尾謙杜で、以降、大西流星、西畑大吾、道枝駿佑、高橋恭平、大橋和也、藤原丈一郎という結果に。最下位の藤原は、「みんな、一眼レフ家にある? 俺、持ってるからね」「一眼レフと望遠(レンズ)もある」と反論。ニューヨーク・嶋佐和也から「それ、なんで?」と聞かれると、「野球(観戦の際に、選手の写真を)撮るため」とドヤ顔で返答し、「結構、今までの技術も使ったので、楽しみにしといてください」と自信をのぞかせた。
そんな中、最初に写真を披露したのは「ツインタワー」というタイトルで、2つの並んだ夜のビルの写真を撮った道枝。現在放送中のドラマ『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系)に出演中で、その撮影終わりに、車内から「ファインダーを覗かずパッと撮った」と説明。「マンションの一部屋一部屋に家族とか、人生があって、そこで小さな幸せが起こってる」と写真に込めた思いを明かすと、メンバーは拍手喝采。
道枝の写真は、カメラ歴26年の准教授兼プロカメラマンから「一番センスを感じる。ふとしたその人の感覚が写ってる」と高評価で、ワンラックアップの3位で逆転成功。ただ、渡部からは構図が歪んでいるため、「これから写真を撮るときは、素直にファインダーを覗く」とアドバイスも。
続く西畑大吾は「俺、高橋恭平」というタイトルで、9月15、16日に行われた全国ツアー『なにわ男子 LIVE TOUR 2023 'POPMALL'』愛知公演の合間、楽屋でサングラスをかけた高橋が頬杖をついて鏡を見ているオフショットを公開。「楽屋に入ると、とりあえず恭平って、5分くらい鏡見る。それを僕がいつも見ている光景。当たり前のことがやっぱり幸せなんだなと感じさせる写真にしたつもり」と語ったが、被写体になった高橋は「これ、俺恥ずかしくない?」「そこまで詳しく言ってほしくなかったし、あの写真(頬杖ついている)左手がめっちゃ腹立つ」とコメント。結果も2ランクダウンの5位と低評価に終わった。
一方、高橋は「メンバーが隣にいる幸せ」と題し、大橋和也の顔を下から覗いてイラストモードで捉えた写真を披露。さらに「かけがえのない友達」というタイトルで、携帯ゲーム機も撮っており、大西は「(イラストモードでの撮影に)ハマっとるやろ、これ!」と指摘。事前アンケート5位から6位に順位を下げ、渡辺からも「根本的に写真なのか絵なのかわからない」「審査基準からは論外」とバッサリ斬られた。
そして、イメージ最下位だった藤原は「FREEDOM」というタイトルで、青空の中を2羽の鳥が並んで飛んでいる様子を撮影。鳥が羽を広げて飛んでいる瞬間を狙い、連写で撮影したというが、飛んでいる鳥の写真を撮るのは写真学科の生徒でも難しい高度な技術らしく、結果は5ランクアップの2位と、見事に大逆転。普段から野球の試合を撮影している経験が生き、「実力が出た。勝利の1枚」だと渡部からも絶賛された。
対して大橋は、「いただきます」とのタイトルで、ツアーの愛知公演のケータリング部屋を撮影した薄暗い写真を披露したが、「幸せって明るさじゃない」(大西)「2歳は泣くもん。怖い」(西畑)とダメ出しが入った通り、6位から7位に転落し逆転ならず。カメラ歴27年の教授からも、もし教え子がこれを撮ってきたら「落第」だと酷評され、“がっかり男子”になった大橋は、「ほんとにケータリングを用意してくれたみなさん、スタッフさん、どうもすみませんでした」と謝罪したのだった。
なにわ男子・長尾謙杜、「断トツ」と高評価の写真とは?
こうして、残った大西と長尾のどちらかが1位であることが判明。写真を公開する前に順位発表が行われ、写真センスナンバーワンは、長尾という結果に。
イメージは2位だったものの、4位へ転落した大西は、「ゴミ箱にも遊びを」というタイトルで、赤・黄・緑のカラフルなゴミ箱が3つ並んだ写真を撮ったもののが、斜めの構図になっていたため、審査した生徒からは「写真が変」「撮った人の感性がねじ曲がってる」と厳しい評価が。
対して、1位の長尾は「目指す先」というタイトルで、ツアーの愛知公演のリハーサル中に撮ったという高橋の後ろ姿の写真を披露。高橋が一筋の光に向かって立っているような1枚で、あえて逆光で撮影した長尾は「明るい未来に向かって突き進んでいくのを意識して撮った」と説明。被写体になった高橋は「やった! 俺も1位みたいなもんや」と大喜びし、渡部からは「逆光の技術が説得力がある。断トツ」と高い評価を受けていた。
なお、番組公式インスタグラムにもメンバーの写真が掲載されており、ネット上では、「長尾くんの表現するちいさな幸せに、大切なメンバーと突き進む明るい未来が存在していることに涙止まらん」「なんかもう素晴らしすぎて泣けてくるよ」「この写真、グッと込み上げてくるものがありました」と長尾の写真に感極まる声や、「本人たちのパーソナルな部分とか意外な才能、活躍が見られるのがうれしい」などと、企画に対する感想も寄せられていた。