• 火. 12月 31st, 2024

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関ジャニ∞・横山裕、上沼恵美子に「僕でよかったら一回殴って」と申し出たワケ

 関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。11月6日深夜放送回では、タレントの上沼恵美子をゲストに招いたトーク企画「明日、引退します」の後編が放送された。

 「明日引退する」という設定のゲストに、関ジャニ∞がさまざまな質問をぶつけ、ゲストから伝えておきたい言葉を引き出すこのコーナー。先週放送された前編で、上沼は「関ジャニ∞の大ファン」とアピールしていたが、今週も「関ジャニ∞は息が長い」「それぞれにちゃんとした芸持ってるもんね。個性が豊かでちゃんとあるもん」とメンバーをベタ褒め。村上信五は「上沼さんにそれ言っていただけるとありがたいですよ」と喜び、横山裕も「むちゃくちゃうれしいわ」と笑顔を見せた。

 なお、一同は円を描くように並べられたキャスター付きの椅子に、上沼を囲むようにして座りながらトークを繰り広げたが、横山はふと「俺、やっぱすごいと思うのが、いろんなゲスト来ていただいているけど、上沼さんだけやで」と、上沼が椅子ごと前へ前へと出てくることを指摘。常に前のめりな姿勢に、村上も「見習わなきゃいけない人、いっぱいいますよ」とコメント。

 対して、関西で数々の番組MCを務めてきた上沼は、「やっぱり大阪のタレントっていうのは、『あんたで持ってんねんから、あんたが引っ張らなあかんで』って言われてきたし、そんなふうにしてきたのよ」と、責任をもって番組を作ってきたと回顧。

 村上は「僕らももちろん大阪が土壌で育ってるじゃないですか。台本なんてほとんどペラ(ペラ)じゃないですか。打ち合わせなんかあってないようなもの。東京来たときびっくりされませんでした?」と、関西と関東での番組作りの違いについて疑問を投げかけた。

 すると上沼は、個人名こそ出さなかったものの、関東の司会者やMCは「失礼だけど、カンペだけ読んでるもん」とピシャリ。「楽は楽や。でもね、やった感あるのかなって……」と、そのスタンスに愚苦言を呈す場面もあった。

関ジャニ∞・横山裕&村上信五、上沼恵美子へのフォローにファン感心

 また、「これからの日本と若い世代へ」というトークテーマで上沼は、「私、愚痴ったら、ほんま西日本一やと思うんですよ」と前置きし、「私、国に言いたい、国に。何が『人生100年』やと思うんです。100年豊かに何の心配もなく暮らせるようにしてから人生100年にしてや!」と主張。

 続けて、「年金でなんか暮らしていけませんで。はっきり言うけど。なんにも考えてないもん、少子化やなんやいうて。子どもが少なくなってこれからどないすんの、年寄りばっかりで」と熱弁。「サラリーマンも定年は早い。65(歳)まで(会社に)おれたって、そっから絶対(契約を)切られる」「80(歳)までは、絶対男の人、生きるわけですよ。その間どないすれっていうのよ? 雀の涙の年金で」と持論を述べ、「家賃は高いは物価は上がるわ……どんだけ高いねん」「国家がなんでも見る言うけど、『自分が総理大臣の時はええねん、次に渡したらええねん』、そんな考えだったら岸田さんあかんで!」と、強い口調で岸田文雄政権への批判を展開した。

 その激しい剣幕に、横山は「あの、僕でよかったら1回殴ってもらっていいですか?」「1回殴ってください。それで気が済むなら、もういっそのこと」と立ちあがって発言。村上も「とりあえず今日は、横山殴って帰ってください」と促し、丸山隆平も「でもちょっと安心しました。絶対引退せーへんもん、この人」と笑った。

 今回の収録の感想について、関ジャニ∞メンバーは「この世界で二十何年やらさせてもらった今の自分たちが聞くには、あまりにも財産のような時間でしたね」(丸山)「素敵な言葉のプレゼントをいただきました」(安田章大)「(上沼は常に)何かと戦ってるし、“引退”というものを受け止めてるし、見据えてるんだろうなっていうのを(感じた)」(横山)とそれぞれ感じることがあったと語っていた。

 この放送にネット上では、「最後白熱する上沼さんへの横山さんのひとことに痺れた」「ヨコヒナ(横山と村上)のフォローがほんとうまくて最後まで楽しく見れました」「西の台本なしカンペなしのテレビ番組で鍛えられた関ジャニ∞の強さを見た」と感心する声や、「上沼さんに太鼓判押された礼儀正しく人柄の良い5人のこれからがますます楽しみ」などと期待の声も上がっていた。

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