TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。11月12日の放送では、散歩や食についての本を書きたい気持ちがあると話した。
10月22日放送回にて、ウォーキング中に同番組を聞き、オンエア内容を確かめているとリスナーに明かしていた松岡。そのため、リスナーから「ウォーキングや散歩中、どうやって過ごしているのか」といった質問が番組宛てに多数寄せられたといい、「基本、仕事がないときは歩こうと思っていて。仕事(の入り時間)がゆっくりなときも、歩けるときは歩こうかな」と思っていることをあらためて説明。
なお松岡は、「休みの日に歩くときは必ずどっか寄ってなんか食べたり飲んだりする」そう。「散歩しながら、『今日は何食おうかな』なんて考えながら歩くのが好き」とのことで、午前中から歩き、ランチのピークを過ぎた時間に飲食店に入ることが多いと語った。
また松岡は作家・池波正太郎氏が大好きで、特に彼の書いた食に関するエッセイを好み、『食卓の情景』(朝日新聞社)や『むかしの味』(新潮社)といった著書を8冊ほど持っているのだとか。中でも『散歩のとき何か食べたくなって』(平凡社)という作品に影響を受けたといい、「それを見ていろんな居酒屋が好きな人も影響受けたりしてると思うんですけど、自分もそんな中の1人」とアピール。
さらに池波氏は『池波正太郎の銀座日記』(朝日新聞社)などの“食日記”も書いていると紹介しつつ、自らも10年前から同じように“食日記”を付け出したと告白。現在は散歩しながら立ち寄る店が10軒ほどあるといい、「基本的に僕が行くところは、絶対安くておいしいとこなんですね」と断言。「だってウォーキングの格好でも入れてくれるお店だからね(笑)」と笑いながら、行きつけの店2軒でのエピソードを明かした。
TOKIO・松岡昌宏が絶賛! 「これを言ったらバレる」行きつけの蕎麦屋のメニューとは?
まず、1軒目は“和・洋・中なんでもある食堂”で、ランチ時には定食を食べるサラリーマンや、昼から一杯飲む人など入り混じった状態になるのだという。松岡は「食堂で言ったら、多分これは日本のベスト3に入る食堂じゃないかと思ってる」とまで話し、女将さんから「(酒を)飲むの?」と言われるのが「うれしいのよ」としみじみ。決まって注文するのは、ピータンやピータン豆腐、一人前の刺身盛り合わせ、煮込み料理で、これらとともに生ビールや瓶ビール、ボトルキープしている焼酎などを飲み、滞在時間はだいたい30〜45分くらいだと語った。
2軒目は、1軒目に紹介した食堂から1~2km離れた“おつまみが豊富な蕎麦屋”で、「納豆爆弾」という納豆とたくあん、刺身を混ぜたものを海苔に乗せた料理をビールと共に食すとのこと。さらに、「これを言ったらお店ちょっとバレるかもしれないんだけど」と前置きしながら、「そこに『東スポ餃子』っていうのがあるのね(笑)」とトーク。どうやら、スポーツ紙「東京スポーツ」が開発に関わった一品で、「休みのときしか食えないんだけど、普通のニンニクの約3倍が入った餃子なの。それを揚げ餃子にしてあるんだけど、まあそれがもう、うまいのナンノ、南野陽子ですよ!」とオヤジギャグを交えながら、興奮気味に絶賛したのだった。
TOKIO・松岡昌宏、「いつか本でも書いてみようかなと思って」
このように、お気に入りの店を持っている松岡だが、実は散歩に関する本の出版に意欲がある様子。「東京とか地元とかの散歩だけど、まあ京都でもこういうことしてますし、大阪でもするし。行った土地で散歩してこのようなことしてるんですね。で、やっぱり思い出に残ってる店たくさんあるんだよね」と話した上で、「いつか本でも書いてみようかなと思って。なんかもう、俺もいいおっさんだから」と発言。
そして、「俺が散歩の時に食べたり飲んだりして、いい居酒屋こんなにあるよとか、この街にこんなお店あったよとか」と本の内容について構想を語り、「『松岡、何食ってるんだろう』とか、『松岡、何飲んでんのかな』とか、『どんな飲み方してんのかな』みたいなものを形にすんのもありかな、なんて思う今日この頃です」と話をまとめたのだった。
この日のトークを受け、ネットでは「まぼちゃん本出そうよ!!!! それめちゃくちゃいいじゃん……」「散歩本? 食べ飲み歩き本? 出すの良さそう〜ぜひぜひ」「松岡くんのお散歩本待ってますー!」といった声が寄せられていた。