KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が11月13日深夜に放送され、この日は堂本光一が登場。主演を務めたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』について振り返った。
10月に帝国劇場で行われた『チャーリーとチョコレート工場』の公演。光一は主人公のウィリー・ウォンカを演じていた。この日、番組に舞台完走を祝福するメールが寄せられたが、そこに「ジョニー・デップとは違う」という一文が。これに光一は、「まあ、ここで『ジョニー・デップとは違う』って書いてあるけど、やっぱり映画のね、イメージがみなさん強いんでしょうけど」と苦笑い。
その上で、『チャーリーとチョコレート工場』について、「ミュージカル版は1970年代かな? に映画化された、どっちかというと『夢のチョコレート工場』って映画があるんですけど、そっちのほうが近いんですね。より原作に近いのが、このミュージカル版っていうことでございますけども」と、ジョニー・デップ主演作より前に公開された作品を挙げて、にわかに反論。
光一によると今回の舞台では『夢のチョコレート工場』で歌われている楽曲「Pure Imagination」も歌ったといい、「そっちのほうが実は近いんですね」と強調。ミュージカルの振付を担当したYOSHIE氏と、「役としてその曲の中で自分が存在するためにはどうしたらいいか? っていうことを話し合いながらやっていた」とも明かした。
その振付については、「やっぱり振付の方っていうのは音楽を聞いて、その音で体を動かす、踊るっていうことをやっぱり考えがちになる」と説明しつつ、自身は「その中にやっぱりお芝居として自分の居どころ」を作るために話し合いをしたそう。「それは別に演出をやってるやってないとかじゃなくて関係なくね、ひとりの演者として必要なことかな、と思いますのでね、その辺は一緒にお話をさせていただきながらやりました」と説明していた。
また、今回は多くの子役も出演していたが、「彼ら、歌も上手だしお芝居もすごく頑張ってる」と称賛。「そういった意味ではね、ちっちゃい同じくらいの年齢の子もね、うち(所属事務所)にもいたりするんで。『それくらいの年齢の子たちにもたくさん見に、何か刺激になればいいと思うけどね』って言ったら、それぐらいの年齢の子たちもたくさん見に来てくれて」と、ジュニアも大勢来たという。
ただ、後輩たちがあいさつに訪れるのは本番15分前というタイミングが多かったそうで、「そのタイミングがみんなめっちゃ悪い」と苦笑い。ちょうどメイクをしている途中だったり、カツラを装着しているタイミングなどで目が開けられなかったり、振り向いたりできなかったそう。
光一は「ちゃんと振り返ってあげたいやん? せっかくあいさつしてくれてんねんから。だけど身動きとれへん時に来るからね」と戸惑いを明かしつつ、一方では「ちゃんとそうやって来て、ごあいさつして、なんかね差し入れをくれたりだとか、偉いなと思って」と振り返っていた。
この日の放送にネット上からは、「めちゃくちゃこだわって作った舞台だったんだな」「なるほど~だからチャーリーくらいの子たちも結構来てたんだね」「光一さんはずっと事務所のこと考えて生きていらっしゃる」などの声が集まっていた。