嵐の二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。11月19日放送では、番組で行われる恋愛相談企画についてファンから意見を募った。
ここ数カ月、リスナーからの恋愛相談メールを取り上げ、独自の目線からアドバイスしてきた二宮。ネット上では、恋愛相談が増えていると否定的な意見も見られるが、この日は「番組には恋愛相談が必要」と訴えるリスナーからのメールが読み上げられた。
これに対し、二宮は「これ(恋愛相談)に関しては正直やってもいいかなと思ってるんですけど、嫌いな人たちがいる」と指摘。新コーナーとして、「恋愛相談コーナー」を設ける可能性についても触れつつ、「中には恋愛相談が嫌いな人たちもいます。人の恋愛なんてどうでもいいんですよ、嫌いな人たちは」とバッサリ切り捨てた。
この言い方にディレクターが「悪者みたいな言い方やめましょうよ」と苦笑い。二宮は「いや、大前提そうなんです。人の恋愛なんてどうでもいいんですよ」と言いつつ、「僕はやりたいんだけど」と恋愛相談コーナーに乗り気だった。
一方、恋愛相談企画が嫌いな人がいるため、本当に新コーナーとして採用するかどうかは「難しい」との嘆きも。「恋愛相談が嫌いな人の理由を聞いてみたいよね。……煽ってるわけでもなんでもなくて(笑)」と意見を募集したいとのこと。
二宮がそこまで言うのも理由があり、自身のファンについて、「『嫌い』っていうのがなかなか表現しない人たちの集まりだと思ってたわけ」と、なんでも受け入れる懐の広い性質があると思っているそう。ところが、恋愛相談に関してはハッキリと拒絶する意見があったため、不思議に感じているとか。
その上で、「この二宮和也って人を応援している、注目している、かつこのラジオが好きであるって環境の中で、何を話をしていても『くだらないな』とか『おもろくないな』とかはあるかもしれないけど、それを粒立てて言うってことが、俺はないと思ってた」と、ラジオリスナーでもあるファンの印象を説明。
「この時間に俺といたばしさん(ディレクター)が話してるだけでいいんですっていう、極論ね。変な話」とこれまでラジオのどんなトークも受け入れられてきたからこそ、恋愛相談への拒絶反応に逆に興味津々だと説明していた。
なお、二宮によれば番組に対する反対意見は「初めて出た」そう。「聞きたいのよ、逆にその人たちに。何がそうさせたのか、我々の歩みが間違っていたのか!?」と冗談交じりの一言も。「みんなでダラダラしてる30分だと思ってたから、俺は。違ったの? そんなちゃんと聞いてた人たちが多分いたの?」と戸惑いを訴え続けたのだった。
二宮和也、恋愛相談企画は 「改善する気はさらさらない」
二宮の熱弁は止まらず、番組ではほかにも、仕事関係や人間関係に対するアドバイスも頻繁に行っているが、恋愛相談も「その一環」と説明。そのため、なぜ恋愛だけがNGなのか「ちょっと本当に聞いてみたい。納得できる部分があり得るかもしれない」と言いつつ、「『そうか、だからやめたほうがいいね』とか、『でも、それだったらその時だけ聞くの我慢してほしい』ってわけじゃないの!」「改善する気はさらさらない(笑)。改善なんてしないよ!」と、恋愛相談をやめることはないと高らかに主張。
その一方で、「なんでなんだろう? って気になる」とラジオ番組の“王道”である恋愛相談をファンが拒絶する理由を単純に知りたい様子だった。
なお、番組終了後、実際にディレクターのいたばしさんのX(旧ツイッター)上で、「恋愛相談はいる? いらない?」のアンケートも実施。20日朝時点で大多数の45.5%が「今くらいがいい」という結果に。「もっとやって欲しい」は21.9%、「やって欲しくない」が11.2%、「どちらでもいい」が21.4%となっていた。
この日の放送にネット上からは、「『恋愛相談が嫌な理由は知りたいけど改善はしません』があまりにもあまりにもニノで笑える 」「ニノってどうやってファンのペルソナを理解してるの? ツイート見てるの?」といった声や、「恋愛相談は需要がある」「ニノの恋愛相談好き」といった賛成派のコメントも多数上がることに。
一方、否定的な反応も多く「単純に他人の恋愛事情に興味がない」「恋愛相談ができるベイストはなんか違うんだよなぁ」「たまにならいいけど、コーナーになるのは違う」「恋愛相談なんて、どこでもやってることやるの? 数カ月に1回ならいい」などの声が集まり、ファンの意見は紛糾状態のようだ。