TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。11月26日の放送では、TOKIOの楽曲「Autumn」について語る場面があった。
今回、現在放送中のドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)で松岡にハマったという20代の若いリスナーから、「ドラムを叩いたり、歌ったりする“アーティスト”としての松岡さんの姿を見ることに夢中になり、やめられなくなってしまいました」とのメールが到着。併せて、「お恥ずかしながら、10年ほど前リリースされた曲をあまり知らず、調べてみたら松岡さんがメインボーカルの『Autumn』という曲があると知り、ぜひぜひ聞きたいです」とのリクエストも寄せられた。
同曲は、TOKIOのデビュー17周年にリリースされた通算17枚目となるアルバム『17』(じゅうなな)の通常盤に収録されており、松岡は「渋いね」とリスナーにツッコミつつ、「2012年ですね」とリリース年について言及。続けて、「昭和のテイストを残した、俺らが子どもの頃聞いていた心地よい感じの切ない曲っていうのを、平成で歌ったらどうなんのかなっていうことで作ったんです」と制作秘話を明かした。
作詞・作曲を手掛けた松岡は、「なにせこの曲を作ったのはいいのですが、だいたいこの世界観にハマる人がうちのメンバーにいなくてですね、結局てめえで歌うっていう(笑)」と自虐しつつ、「俺、あんまり(ライブなどで)歌ってないんだけど。まあこれに関しては、てめえで歌わざるを得ない」と、メインボーカルを務めた理由をしみじみ回顧。
さらに「なんか最近は、ちょくちょく、後輩がライブで歌ってくれたりなんかしてて。7 MEN 侍のライブ見にいったときも、これ歌ってくれてる小僧がいましたけどね(笑)」と振り返りながら、「じゃあ聞いていただきましょう。ちょっと恥ずかしいですけどね。TOKIOで『Autumn』」と曲を紹介。曲を流し終えたあとも「TOKIOで『Autumn』聞いていただきました。渋すぎるだろ!」と、あらためてつぶやいたのだった。
なお、松岡は21年8月15日放送回で、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで開催されたジュニア(当時はジャニーズJr.)出演のライブ『サマステライブ THE FUTURE』に見学へ行き、7 MEN 侍・矢花黎が「Autumn」を披露していたことについて話していた。
「ちょっと感動しましたよ。自分の歌をこういうふうにね、後輩というか、ほかの人が歌ってくれることに」と矢花に感謝しながら、「すごく良かったのがね、やっぱ言わないで良かったなと思ったんだけど、歌詞間違えてたのね(笑)。で、すごいリアルでいいじゃん、そういうのって。なんか面白いなあと思って」と、感想を語っていた。
今回のラジオ放送後、ネット上では、あらためて「『Autumn』カバーしてくれる後輩くん渋いな」「ファンじゃなきゃ知らないような曲もたくさん知ってる矢花黎くん。めちゃくちゃうれしい」と矢花に対するコメントのほか、「マボちゃん、照れながらもうれしかっただろうね〜」といった反響が寄せられた。