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【英王室の暴露本11のエピソード】メーガン夫人の操り人形? アン王女が退去させた?

ByAdmin

11月 29, 2023 #海外

 ヘンリー王子とメーガン夫人と親しい関係にある王室作家オミッド・スコビーが執筆した王室の“非公式”暴露本『Endgame』の内容が、王子夫妻に好意的な内容すぎると話題になっている。王室批判や王族のイメージを下げるゴシップ的なエピソード満載で、ネット上では「王室嫌いなメーガン夫人に指示されて書いたのではないか」といったうわさまで飛び交っている。

 王室作家オミッドは、ヘンリー王子夫妻の王室離脱劇を追った暴露本『自由を求めて』(2020、王室伝記作家キャロリン・デュランドとの共著)を出版して以降、ことあるごとにメディアに登場。「ご夫婦はプライバシーを大切にする方々」と主張する一方で、王室を批判することから、「王子夫妻のスポークスマン」「王室嫌いなメーガン夫人の操り人形」と陰口を叩かれている。

 そんな彼が、満を持して王室暴露本第2弾をリリース。現地時間11月28日発売の「終盤」という意味の単語をタイトルにした『Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival(エンドゲーム::生き残りをかけて戦う、王室と王族の内情)』だ。

 この本は、「不人気な国王、権力欲の強い王位継承者、イメージを守るためなら危険なことも厭わない女王、家族に裏切られ、新しい人生を歩まざるを得なくなった王子」というゴシップ記事のような惹句で、王室の内情を次々暴露するものとなっているようだ。

 同書から、ネット上で話題を集めている12のエピソードを紹介する。

目次

(1)チャールズ国王は「甘やかされまくっている」
(2)アン王女がヘンリー王子夫妻をフロッグモア・コテージから退去させた
(3)人種差別的発言をした人物の名前は「英国の法律により言えない」
(4)王室は、BLM運動を「完全に無視する決断を下した」
(5)服装は「ダイアナ元妃」に似せるよう勧められる
(6)ウィリアム皇太子はヘンリー王子と「口もききたくない」
(7)ウィリアム皇太子は「受け取った」という連絡すらない
(8)ウィリアム皇太子はアンドリュー王子を罰した
(9)キャサリン妃がメーガン夫人を一方的にライバル視
(10)キャサリン妃には「ハードルを下げてあげている」
(11)メーガン夫人「もう二度とイギリスの地を踏みたくない」

(1)チャールズ国王は「甘やかされまくっている」

 チャールズ国王について「靴ひもにアイロンをかけてもらっている」「スチーム(アイロン)された高級リネンをひいたベッドにしか寝ない」「歯ブラシに歯磨き粉を2.5cmつけてもらう」などと記述し、「甘やかされまくっている」と批判した。

(2)アン王女がヘンリー王子夫妻をフロッグモア・コテージから退去させた

 国民からの信頼が高いアン王女についても「アメリカに移住したヘンリー王子夫妻を『フロッグモア・コテージから退去させろ』とチャールズ国王を説得した」と書かれているという。実際に退去することが決定したとき、ヘンリー王子が国王に「もう孫たちに会いたくないということなのか」と聞いたとのエピソードも紹介。

 またヘンリー王子が国王に、そのアーチー王子とリリベット王女の成長を見てもらいたいと定期的に写真を送っていることも、この本で明かされている。

(3)人種差別的発言をした人物の名前は「英国の法律により言えない」

 2021年3月に公開されたオプラ・ウィンフリーの独占インタビューで、アーチー王子を出産する前に「生まれてくる赤ん坊の肌の色がどれくらい濃いか、懸念する声があった」と暴露したメーガン夫人だが、この本には「人種差別的発言をした人は1人ではなく2人だった」とつづられている。2人目の人物が王族だったのかどうかは明かされていないが、オミッドは2人の名前について「英国の法律により言えない」と説明しているという。

(4)王室は、BLM運動を「完全に無視する決断を下した」

 メーガン夫人は王室の人種差別的なバイアスについて国王に訴える手紙を書いたが、この件について2人はわだかまりは持っていないとのこと。しかし、その後にアメリカで巻き起こった人種差別抗議運動ブラック・ライブズ・マター(BLM)が世界中へと拡大した時に「王室は完全に無視する決断を下した」そうで、王室の人種差別を軽視する姿勢は変わらないと批判している。

(5)服装は「ダイアナ元妃」に似せるよう勧められる?

 キャサリン妃とメーガン夫人に、「ダイアナ元妃に似たような服装をするように」と王室が勧めているとも暴露。2人がダイアナ元妃が身につけたものを譲られたのも「ダイアナ・コスプレ」するためで、「(2人が)ダイアナ元妃にチャネリングするために、常識を逸した努力が費やされている」ともつづられている。

ウィリアム皇太子夫妻VSヘンリー王子夫妻のエピソード5

 これまで散々報じられている、「ウィリアム皇太子とキャサリン妃」VS「ヘンリー王子とメーガン夫人」という構図のエピソードも当然のようにある。同書から5つ紹介する。

(6)ウィリアム皇太子はヘンリー王子と「口もききたくない」

 ウィリアム皇太子は、ヘンリー王子が「セラピスト軍団」から洗脳されたと信じており、新しく生まれ変わった王子のことなど「知りたくもない」と拒んでいるとか。「皇太子は王子が自伝本を出したことに大激怒し『口もききたくない』と言っている」とも書かれているという。

(7)ウィリアム皇太子は「受け取った」という連絡すらない

 ヘンリー王子夫妻は、かわいいおいやめいのジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子にクリスマスプレゼントを贈っているそうだが、これについて皇太子からはお礼の言葉どころか、「受け取った」という連絡すらないと明かされている。

(8)ウィリアム皇太子はアンドリュー王子を罰した

 ウィリアム皇太子は王室ではかなりの発言力をもっているようで、未成年に対する性加害スキャンダルを起こしたアンドリュー王子への罰は、皇太子がエリザベス女王に強く提言したものだとか。軍役職と「殿下」の称号を使えなくなるなどのペナルティだったが、チャールズ国王も「アンドリュー王子のメンタルが心配」と罰にはちゅうちょし、涙ぐんだという。しかし皇太子は、厳しくすべきだという主張を曲げなかったそうだ。

 著者のオミッドは「兄弟であるのだから、今は絶縁状態でも、明日は大親友のような関係に戻る可能性はある」と書いているが、そうなるためには「ヘンリー王子夫妻が離脱した責任は、ウィリアム皇太子にもあると認識することが必要」だと辛らつな意見を述べている。

(9)キャサリン妃がメーガン夫人を一方的にライバル視

 キャサリン妃とメーガン夫人に関しては、「親しい仲だったことは一度もない」と書かれており、なぜならばキャサリン妃がメーガン夫人を一方的にライバル視しているからだと指摘。「妃は夫人のスタイルを真似していた」「キャサリン妃は直接夫人と会話する時間より、メーガン夫人のうわさ話をする時間のほうが長かった」「メーガンという名前を聞くたびに、おどけて震え上がる仕草をした」と、妃が意地悪だったと言わんばかりのエピソードを紹介している。

(10)キャサリン妃には「ハードルを下げてあげている」

 そんなキャサリン妃に対して、英メディアは甘く「ハードルを下げてあげている」そうで、ほかの王族がやっても話題にならないことでも、妃だと称賛されるのはそのためだとも書かれている。将来、女王になる妃も努力しているとのことで、「発声練習を受け、皇太子を超えるポッシュな上流階級発音を身につけた」という、若干けなしているようなエピソードも紹介されている。

(11)メーガン夫人「もう二度とイギリスの地を踏みたくない」

 王室のシニアメンバーだった期間は短いが、ひどい目に遭いトラウマになってしまったメーガン夫人は、王室と関わりを持つことを拒否しているともつづられている。「あなた方は何をしたか知っているし、なぜそういうことをしたのかも知っている」と恨んでおり、「もう二度とイギリスの地を踏みたくない」ほどだという。

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 同書に出てくるエピソードの情報筋は、関係者や近い人間となっており、ネット上では「ヘンリー王子とメーガン夫人しかいないでしょ」と大盛り上がり。王子夫妻に関するプライベートな内容が書かれているのに、何も言わないのがその証拠だという。

 ネット上では、国王が甘やかされているとの指摘について「生まれたときから国王になるために育てられ、プライベートも何もなかった人なんだから、それくらいいいよ」といった声がほとんど。また、兄弟仲についての話も「ヘンリーに冷たい兄ウィリアムって話、もうおなかいっぱい」などといわれている。

 メーガン夫人についても、「イギリスに来たくないってわかって、本当に安心した」「王室に関わりたくないというわりには、サセックス公爵夫人の名前を使いたがるよね」などと批判する声も上がっており、ヘンリー王子夫妻への風当たりが強くなっている印象を受ける。

 ヘンリー王子とメーガン夫人、そしてスコビーといった“一味”からの攻撃を受け続ける王室と王族だが、今後、キャサリン妃の叔父が出す回想録で反撃するのではないかと注目を集めている。一方で、ヘンリー王子が自伝本第2弾を出すのではないか? メーガン夫人も自伝本を出すのではないか?ともうわさされており、暴露ビジネスはまだまだ続きそうだ。

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