TOKIOの冠番組『トキタビ』(フジテレビ系)が11月25日に放送され、元メンバー・長瀬智也の名前が出る場面があった。
TOKIOとお笑いトリオ・森三中の大島美幸とハリセンボンの箕輪はるかが、週末のちょっとした暇をつぶすというコンセプトの同番組。今回は城島茂のリクエストで、「もんじゃの土手の作り方」を学ぶことに。
関西出身の城島は、東京名物のもんじゃは上京してから初めて食べたそうだが、いまだに土手がうまく作れないとのこと。松岡昌宏は「それぞれでいいんじゃないの?」「そもそも土手なしバージョンもある」と指摘し、これを聞いた国分太一も「じゃあやめようか」とつぶやくなど、2人は今回の企画にあまり乗り気でない様子。
ただ、城島は「食べたくない?」と訴え、一同は月島にある松岡おすすめのお店「てまり」へ。松岡は店の窓から外を歩く知り合いを見つけて手を振るなど、すっかり街に馴染んでいるようだ。
5人はまず、もんじゃを食べる前にお酒で乾杯。そして松岡が焼いた「生ホタテバター」や「いかバター」、「アスパラバター」を味わうことに。9月30日付で株式会社TOKIOの新代表取締役社長に就任した城島は、国分から「社長!」と料理を手渡され、ほかの3人からも「おめでとうございます」と祝福されると、どこか照れ臭そうにはにかんだ。
その後、「コーンコンビーフチーズもんじゃ(カレートッピング)」を焼く店員さんをお手本に、城島がもう一方の鉄板で、「紅しょうがもんじゃ(ベビースター、明太子トッピング)」作りに挑戦。
最初はボウルにたっぷり入った具材のみを焼き、生地は後から流すとのことだったが、城島は鉄板に油を引くのを忘れそうになったり、汁がはねて「熱っ!」と初っ端から大騒ぎ。「なんでこうなるの?」とこぼす本人に、松岡は「これがこの人の持ってるところよね。計算じゃなく面白い」とツッコんだ。
一方、城島の隣に座っていた国分はアルコールが入ったからか、かなり上機嫌で合唱曲を歌ったり、城島のもんじゃの焼き方を「汚いんだよな」とイジるなどやりたい放題。松岡は「ごめん、やっぱこの人に酒飲ませちゃだめなのかもしれない」「本当に楽しくなってるだけ!」とあきれつつも楽しそうに笑っていた。
その後、無事に土手も作り、上手に焼きあがったもんじゃを食べながら、「これはおいしいな」と自画自賛していた城島。一方、松岡は「なんか俺、わからないけど、この人(城島)のもんじゃ食う姿見て、田舎から自分の親父を連れてきて『食ってみろよ』ってやったときを……(連想した)」と思わず爆笑。「歯なくても食べれるな」と乗っかる城島に、すっかり酔っ払った国分も「絶好調じゃん!」と大喜びだった。
TOKIO・城島茂、メンバーの母親は「女版TOKIO」
なお、酩酊状態の国分を見た松岡は、「最近思うんだけど、この番組始まって……それまで、この人とそんな飲んだことないんですよ。ライブ(の打ち上げ)のときとか(しかない)」と発言。最近は一緒に飲む機会が増えたことから、酔い始めたタイミングがわかるようになったといい、「40(歳)超えてからの国分さんはね、酒飲むと父親そっくり」とも話した。
松岡によると、メンバーの親とは最近こそ交流がないものの、昔は実家に遊びに行ったり、ライブ会場などに来てくれたそう。国分も「ライブのときに(メンバーの)母親が来たりとか」と振り返り、山口達也(18年5月に脱退、退所)や長瀬(21年3月に脱退、退所)も含めた5人で活動していた時代は、一度、5人の母親全員がそろったことがあったとか。松岡がそれぞれの母親の実名を振り返ると、城島は「女版TOKIOだった」と回顧。
松岡も「楽屋行くと、本当にみんな母親似だから、女版TOKIOがいるのよ」とあながち冗談ではないと補足。城島は「ウエスタンブーツに茶髪で、かっこええなと思ったら長瀬のオカンで」と話し、国分は「やっぱりさ、もう時代が違うからさ。うちの母親もびっくりしたと思う。『ウエスタンブーツ履いてる!』って」と笑っていたのだった。
この日の放送に、ネット上からは、「酔ったときの太一くん、かわいいな」「長瀬くんのお母さんそんな感じなのね、かっこいい」「メンバーの話してる時のうれしそうなまぼがかわいすぎる(笑)」という声が集まっていた。