11月17日深夜に離婚を発表した人気プロスケーター・羽生結弦。8月4日に結婚を報告したばかりだったが、羽生は“お相手”の素性を明かさないまま、約3カ月で離婚を決断した。ネット上に衝撃が走る中、11月30日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、羽生の元妻・Aさんが“実名報道を許可していた”と報じている。
「羽生は自身のX(旧Twitter)で離婚に至った理由について、『様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています』『現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難い』(いずれも原文ママ)と説明しました」(スポーツ紙記者)
なお、Aさんについては、9月19日、山口県の「日刊新周南」(新周南新聞社発行)の有料ウェブ記事が、同県光市出身女性であると実名を掲載。以降、ほかの複数メディアでも実名報道されるようになっていたため、離婚発表を受けて、ネット上にはメディアを責める声が続出していた。
羽生結弦&家族と元妻の間にすれ違いが生じていた?
「そんな中、『新潮』最新号で、こうした状況が一変しかねない情報が伝えられました。記事によると、最初にAさんの実名報道を行った『日刊新周南』は、本人の許諾を得ていたそう。ネット上では、妻の正体が明らかになってしまったことで取材が過熱した結果、離婚せざるを得なくなった……と、マスコミの過激取材が問題視されてきましたが、もし『新潮』の報道が事実なら、Aさんの素性に関する報道が離婚理由ではない可能性が出てくるわけです」(同)
そもそも羽生サイドは、Aさんに関する情報の一切を非公表としていた理由について、これまで説明していない。業界内外では、「Aさんが一般人だから伏せているとみられていた」(同)ものの、Aさん本人が実名を出されることに抵抗がなかったのであれば、羽生サイドだけの意向だったと考えられる。
そんな羽生は、家族との結びつきが強いことで有名。今回の「新潮」と同日発売の「女性セブン」(小学館)でも、羽生の食事管理などは母親が継続し、深夜の練習に帯同するのも羽生の両親と姉で、結婚したAさんは蚊帳の外だった……と伝えられている。
「また11月22日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、Aさんは、羽生の家族が役員になっている彼のマネジメント会社にまったく携わっていなかったといい、彼女が家族の輪に入り込めなかった可能性はありそうです。『新潮』の報道と照らし合わせると、自身の素性を明かすことを容認したAさんと、彼女の情報を隠したかった羽生一家のすれ違い、それによるAさんの孤立こそ、本当の離婚理由かもしれないと想像してしまいます」(同)
たとえ離婚理由が“様々なメディア媒体”のせいだとしても、取材が激化することは十分予想できたはず。こうした事後の状況を羽生一家はどのような気持ちで見ているのだろうか。