• 土. 12月 21st, 2024

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鳥居みゆき「ゴミのような私」、なかやまきんに君は「お笑いSDGs」――芸人たちのネガティブ発言

――サイゾーウーマンの管理人で芸能通のしいちゃんが、編集部員を相手にこの1週間で話題になった芸能ニュースを解説

編集G 今年こそ断捨離しようと思っていたのに、何もしないままあっという間に師走がやって来る……。これから年末にかけて、ゴミの量が増えそうだわ。

しいちゃん ゴミといえば、鳥居みゆきが、デザイナー・朝藤りむと共にファッションブランド「ToriM(トリム)」を立ち上げ、「Trash(ゴミ)」をテーマにしたコレクションを発表していたよ。

編集G ゴミがテーマ? 要するに、リサイクルとかSDGsを意識してるってこと?

しいちゃん ううん、「不用品」としての意味合いが強いみたい。鳥居は11月24日付の「日テレNEWS」の記事内で、「芸人の仕事って本当は要らない仕事だと思ったんですよ。音楽とかってやっぱり日常にないとダメなものなんですけど、お笑いの仕事って“なくてはならない仕事ではない”と思っているんです」と持論を展開。「だから悔しいので、『ゴミのような私でも輝けるときあるんじゃね?』みたいな、そういう気持ちを込めています。新たな視点で輝かせてあげるって感じで」と自虐しつつ、テーマに込めた思いを語ってたよ。

編集G ふ〜ん。

しいちゃん あからさまに興味なさそうにしないで(笑)。朝藤のアートギャラリー兼セレクトショップ「ペイ・デ・フェ」で、ToriMの商品を扱っていて、公式サイトでは、ジャケット(税込み2万8,600円)とトラックパンツ(税込み2万7,500円)がピンクとネイビーの2種類、Tシャツ(税込み6,600円)が赤・黒・白の3種類販売中だよ。

編集G ジャケットとトラックパンツ、フリルがついたデザインは共通していて、ネイビーのほうは学校ジャージ風でわりかしシンプル。でも、ピンクのほうは、「鳥居の約1週間の生活ゴミをコラージュしたテキスタイル」が使われていて、一見かわいらしい雰囲気だけど、よく見ると、お菓子のゴミだったり、たばこの吸い殻がプリントされていて面白い。

しいちゃん Tシャツには、異臭を放つといわれる花・ラフレシアのイラストがプリントされていて、こちらも個性的だよね。

編集G 価格設定は強気だなとも思うし、着回しは難しそうだけど、鳥居ってコアなファンを持ってるイメージ。ファンがどこまで食いついてくれるか注目だね。

なかやまきんに君、「新しいネタが浮かびません」

しいちゃん SDGsつながりだと、なかやまきんに君が、11月28日に全国農業協同組合連合会(JA全農)が主催する「和牛消費喚起キャンペーン」のメディア発表会に出演。イベント後の会見で、来年の目標について、「デビューして23、24年くらいですか。ずっと変わらずに、1年目からタンクトップに短パン、そして『パワー』とか『ヤー』とか、そればっかりやってきましたので、そこはもう今から新しいネタが浮かびません」「薄く薄く伸ばしてやっていこうかなと。これを『お笑いSDGs』と呼んでおりまして、再利用、再利用でございます」と独自の言葉で語ってた。

編集G ワンパターンな芸風を逆手に取って「お笑いSDGs」とは面白い。これまで変わらずに活動できているのってすごいことだよね。ネット上でも「なかやまきんに君、ずっと変わらなくていい」「存在が面白い」と好感度が高いみたい。肉体維持は大変かもしれないけど、これからも「パワー」と言い続けてほしいところ。

極楽とんぼ・加藤浩次、今のテレビは「面白いと思ったこと1回もない」

しいちゃん そうそう、極楽とんぼが11月20日、公式YouTubeチャンネルに「【ノーカット!芸人トーク 続き♪極楽とんぼ×ウエストランドin岡山】『極楽とんぼの週末極楽旅』」という動画をアップしていたんだけど、加藤浩次がネガティブな発言をしてたよ。ウエストランドの2人とトークする中、加藤は「テレビの中の“予定調和”で笑ったことがないの、俺。テレビって破綻しているところが僕は好きだったの」とぶっちゃけ。かつて放送されていた『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)での明石家さんまやビートたけしをはじめ、とんねるずが予定調和を崩していくのが良かったと振り返り、「僕は(昔の)テレビが一番好きだったんですよ。決まったことをやってるのって、面白いと思ったこと1回もないね」などと物申してる。

編集G YouTubeだからって、ちょっと大きく出ちゃったのかな(苦笑)。

しいちゃん さらに加藤は「今のテレビって、“破綻”が少なくない?」とも投げかけ、相方・山本圭壱が「しょうがないというかね。今主流だよね。『キングオブコント』にしても、1ネタずつが暗転から音楽から全部、小劇団がやるみたいなの、いっぱいあるじゃん」と近頃のネタに関する傾向を指摘すると、「『作品』って呼ぶヤツいるじゃん。『何が作品だよ!』と思うけどな」と吠えてた。ネット上では「共感する」「その通り」と賛同する声がある一方で、「加藤はお笑い界のアップデートについていけてない」「破綻しかできない自分たちの居場所が減ったから文句言ってるだけ」と批判もある。

編集G 誰も傷つけないきんに君とは違って、加藤の狂犬キャラは、コンプライアンスが重視されるこの時代、テレビでは受け入れられにくくなっているからね……。ある程度、時代の変化に適応しないとやっていけないとは思う。何かというと「昔はよかった」という人がいるけど、過去に後戻りはできないんだし、自分たちで打開策を見つけていくしかないんだよ……なんてもっともらしいことを言ってみたけど、とにかく私は来年に向けて断捨離を頑張ります!

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