ダウンタウン・浜田雅功の健康を不安視する週刊誌記事について、業界内に緊張が走っている。12月7日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じたところによると、浜田は11月末、「前日の記憶がない」として病院に駆け込み診察・検査を受けて帰宅したといい、このほかにも近頃番組収録を欠席する機会が増えているそう。一方、所属の吉本興業は同日夜、公式サイトで「健康状態に何ら問題はありません」という反論コメントを発表。メディア関係者の間では「これでこの騒動がすんなり収まるとは到底思えない」(スポーツ紙デスク)とささやかれているようだが……。
実は浜田の体調に関する不穏な情報は、11月下旬頃から一部マスコミ関係者の間で出回っていたという。
「『浜田がある番組の収録を欠席して、そのまま入院したのでは……』とうわさされていたんです。しかし、実際には、浜田が収録日時を勘違いしていたことを、局関係者が面白おかしく拡散し、尾ひれがついてしまっただけで、すぐにガセだと判明。その後、浜田が普通に仕事をこなしていることもわかり、すぐに話題にすらならなくなりました」(週刊誌記者)
ダウンタウン・浜田の情報をリークしたのは「中居正広が入院していた病院」?
ところが、この話題に全力で飛びついたのが、ほかならぬ「新潮」だったようだ。
「今回、『新潮』は真偽不明ではあるものの、病院サイドから情報を得たことから、大々的に記事化に踏み切ったのでしょう。同誌は大崎洋前会長のロングインタビュー掲載など、週刊誌の中でも吉本とは関係が深いと思われていましたが、今回ばかりは“忖度”なしの直球勝負に出てしまったようです」(同)
今回、吉本が最も問題視しているのは病院側のリークであり、「関係先に対して法的措置を検討していく予定です」とも声明を出しているが……。
「実はこの病院、以前、中居正広が極秘入院したところと同じと目されています。昨年、体調不良で活動休止していた中居について、『新潮』は病名を『盲腸がん』と伝えたものの、最近になって、他媒体が別の病名を報道。『新潮』はそれに対する反論は行っていないだけに、後から出てきた病名のほうが正しかったのでしょう。週刊誌界隈では『また病院関係者がガセ情報を「新潮」にリークしたのか?』と話題になっています」(同)
カラテカ・矢部太郎著『大家さんと僕』シリーズの版権が他社に回される可能性も
そして「新潮」報道に怒り心頭の吉本サイドは、今後の同社との付き合いを「考え直す」方向に進みつつあるという。
「となると、『週刊新潮』以外の雑誌や書籍にも、吉本のタレントを出さない……という可能性が生じてきます。話がこじれにこじれた場合、新潮社のベストセラー漫画であるカラテカ・矢部太郎著『大家さんと僕』シリーズの版権を引き揚げ、他社に回すなど、大問題に発展することも十分に考えられる。それほど吉本は新潮社にブチギレているようです」(前出・週刊誌記者)
報道についてダウンタウンがどうリアクションするかも気になるところだが、吉本と新潮社の“今後の付き合い”の行く末にも注目が集まる。