• 日. 12月 22nd, 2024

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SixTONES・田中樹、兄・聖にそっくりでも「破天荒なエピソードがない」!?

――男性アイドル情報チェックに連日精を出すドルオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!

B美……永遠の29歳。人生の半分以上をSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントに捧げている、ドルオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルは、笑顔がかわいい子。

C子……永遠の35歳。デビュー組からジュニアに降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。

江口洋介、京本政樹、寺田心風のカットまで……SixTONES・松村北斗のさまざまな姿

C子 12月13日に放送された音楽特番『2023 FNS歌謡祭』第2夜(フジテレビ系)は見た? SixTONES(以下、スト)が来年1月10日発売のアルバム『THE VIBES』の収録曲「アンセム」をテレビで初披露したんだけど、良い意味でアイドルらしくなくて目を引いたわ~。結構、激しい曲調で、かなり熱のこもったパフォーマンスだったよね。

B美 衣装とかスタイリングがKing Gnuみたいなオシャレ系バンドの人たちみたいになっていて、パッとテレビ画面を見た時に誰かわからなかった(笑)。ジェシーはヒゲが伸びていて、すっかりワイルドな印象だったし。それなのにパフォーマンス後、ほとんどのメンバーがミュージカル俳優とかがやりそうな、足をクロスして右手を胸に当てる紳士的なお辞儀をしていて、ちょっと笑っちゃったよ。

C子 そうそう、「J-GENERATION」2024年1月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)は、前号に続いてストの特集だったよ。今回は「SixTONES Vol.2 高地優吾・松村北斗・田中樹」編。表紙はジュニア時代の3人と、最近のステージ写真を両方使っているんだけど、この時点で比較ができて面白いよ。

B美 今の樹は顔周りがシャープだけど、昔のもちもちほっぺ時代はあどけなくてかわいいね。北斗も、今より少しお顔の肉付きがいいかな? 高地は、そこまで変わってないかも。

C子 最初の特集は北斗で、前半はロン毛時代だね。北斗は「俳優の江口洋介にそっくり」って、よくファンの間で言われているけど、特に8ページはヘアスタイルや口周りの感じが江口さんっぽい。今年10月公開の映画『キリエのうた』で、江口さんが北斗の伯父役を演じた時は、ナイスキャスティングだなと思ったもん。

B美 確かに、江口さんもかつては髪の毛を伸ばしていたから、このロン毛北斗はめっちゃ似てるわ~。ただ、このロン毛の耳掛けスタイルは、ちょっときょも(京本大我)のお父さん・京本政樹みたい。当時、北斗みたいに襟足が長いのはそれも一つの個性だったんだろうけど、10~11ページの短髪姿を見たら、圧倒的にこっちのほうがいいなって思っちゃった。

C子 中性的な雰囲気から、急にイケメンになったもんね。やっぱりロン毛の時は、顔つきは男性なんだけど、ちょっとフェミニンな印象だったからさ。あと、短髪になってもやっぱり江口さんに似てるなあ(笑)。

B美 でも、13ページのうつむきがちな写真は、大きくなった寺田心くん(子役出身の俳優)みもある(笑)。テキストは、北斗の俳優業の振り返りがメインだね。確かにこうやって歴史をたどると、ジュニア時代から多くの作品に出ているな~。

C子 14ページは表紙と同じようなカットで、少しお顔の肉付きがいいね。高校生ぐらいに見えるし、食べざかりだったのかも。あと26ページでは、今やほかの雑誌で名前が出てこないジャニーズ事務所(現「SMILE-UP.」)の初代社長・ジャニー喜多川氏のエピソードが……。

B美 今年は性加害問題が大きく取り沙汰された影響で、ジャニー氏の名前を出すことはタブーみたいになってるもんね。「Jジェネ」って、相変わらずほかのアイドル誌とは一線を画してる……。

C子 28ページには、急なケンティー(Sexy Zone・中島健人)アゲの記述も。ケンティーのソロ曲「CANDY ~Can U be my BABY~」(13年)について、「冒頭から『LOVE KENTY!』と歌っても違和感がないのは中島くんくらいであって、『王子様』といわれるゆえんでしょう」(原文ママ、以下同)って、冷静に分析してあってジワジワくるわ。

B美 北斗とケンティーはジュニア時代に「B.I.Shadow」というユニットで一緒だったから、北斗との対比で、名前を出したんだろうね。テキストを読む限り、北斗は「王道王子様アイドル」のケンティーとは対照的に、「自分は特別な存在じゃない」と思っていたらしいから。

C子 それにしても、北斗のページは良い写真ばかり。30、35ページあたりは、ファンなら額に入れて飾りたいくらいのベストショットでは? 

B美 31~35ページは漫画『ゲゲゲの鬼太郎』(講談社)の主人公・鬼太郎みたいに前髪で片目を隠しているのがちょっともったいないけど。31ページなんて、衣装の黒いスーツにキラキラな装飾が施されているからか、“ナルシストの若手マジシャン”って感じ。それと、36ページはメガネをかけていてピュア男子っぽいビジュアルしているのに、37ページではカラーレンズのサングラスをかけた治安の悪いヤンチャスタイルで、ギャップも良いね。北斗のいろんな面が見られる構成だったわ。

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C子 次の40~73ページは、高地のコーナーなんだけど……。冒頭のリード文の段階で、かなりライターさんの熱意が込められているなって感じたよ。ほら、前回のジェシーの特集もだいぶ読み応えがあったじゃん。

B美 ホントだ。導入から「どんな言葉も優しく包み込むように受け止める、高地優吾くん特有の安心感。いつも彼は仲間の意志を否定することなく、良し悪しの判断もしません」だって。それと41ページでは、ジャニーズ氏が高地に「YOUはいるだけで良いんだよ」と声をかけたエピソードが紹介されてる。確かに47ページで口を大きく開けて笑っている高地の写真を見ただけでも、その言葉の意味はわかる。

C子 前半のテキストは新人の頃の高地がいかに頼りなかったか……みたいな過去を振り返っているんだけど、写真からも伝わってくるよね。43ページ、旗を持って立っている1枚を見ても、どこか不安げな表情っぽいし。

B美 あっ! 47ページの右上の写真、歌い上げている様子の高地の前に、スゴい形相の風磨(Sexy Zone・菊池風磨)らしき人が見える(笑)。48ページあたりから、高地の顔つきが堂々としてきたというか、急にしっかりした印象だね。

C子 でも54ページだと、ケンティー&風磨がSexy Zoneに選ばれて、以降の高地の活動は「ほぼ無風状態」だったと、ライターさんから厳しい評価が……。まあ、高地も北斗と同じく、もともとはケンティー&風磨とともにB.I.Shadowで活動していたからね。「そもそもやる気を持てなかったことも加わって、アイドルとして厳しい状態が続いていました」って、高地に対して辛らつだなあ~。それだけ、このライターさんは高地のことをよく見てきたんだろうけど。

B美 そんな高地も、歌やダンスの練習を本気で頑張ったり、アクロバットはSnow Man・佐久間大介らに教えてもらったんだって。眉毛の角度もあるのか、58ページくらいからはステージに立つ姿にもすっかり余裕が出ていて、雰囲気がオラついてきた。

C子 とはいえ、62~65ページだと、SixTONESメンバーらしからぬ爽やかさがあって好青年っぽい。きょもとの友情物語も書かれているし、この2人のファンにはうれしい特集かも。あと、高地が嵐・相葉雅紀のようになりたいと話していたことにも触れていたり、グループ内での立ち位置とか、彼の人となりがよくわかるテキストだったな。これを読んだら、高地のことをちょっと好きになったもん。

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田中樹の特集に登場した元ジュニアと女性アイドルとは?

B美 最後は樹の特集だね。79ページと80ページはそれぞれ座っている場面の写真か。80ページの若かりし頃と比較すると、かなりワイルドになったな~。アクセサリーのジャラジャラ具合も全然違うしね。近影の79ページの写真は、一体いくつアクセサリーつけてんの? って数えたくなるくらい、両腕と胸元がきらびやか。

C子 80ページの初々しい頃の樹は耳掛けのヘアスタイルで、襟足がカールしてる感じもキュートだよね。ただ、樹の前にいる「千野先輩」こと元ジュニアの千野葵くんにどうしても目が行っちゃう(笑)。

B美 千野先輩、懐かしい~! 82ページにも写ってるじゃん。「Jジェネ」は退所組にもモザイクをかけずにそのまま載せてくれるから、思わぬ人を発見できる楽しみがある。

C子 「Jジェネ」ならではっていうと、87ページでぱるる(元AKB48メンバーの女優・島崎遥香)の名前が出てきたのには驚いたな。前のページで、今のSixTONESメンバーや、ぱるるとかAKBの子たちが共演した映画『劇場版 私立バカレア高校』(12年公開)を紹介している流れなんだけど。

B美 しかも、「夢は自分で見つけるものよ」っていう、ぱるるの劇中のセリフまで書いてある(笑)。ライターさん、スト絡みの情報に詳しすぎでしょ。ちゃんと彼らを見てきた人がこのコーナーを担当したんだなと思うと、読んでるこっちもうれしくなるわ。それに、88ページで元Love-tune・萩谷慧悟(現在は「7ORDER」として活動)の名前も挙げてるし。樹の特集のテキストは、交友関係がメインだね。

C子 写真でいうと、99ページで樹がニカって笑っている1枚が、めっちゃ聖(兄の元KAT-TUN・田中聖)に似てるなって思った。樹のほうが華奢だけど、立ち姿といい、腰に手をあてている感じも含めて、聖っぽいなって。

B美 このあたりのテキストは母親との仲良しエピソードが載ってるね。樹はお兄ちゃんが元KAT-TUNっていうのもあって、兄弟の話は切り離せないけど……。田中兄弟の三男で俳優・田中彪の音声コンテンツのトークまで引っ張り出して、樹の人間性についてまとめる雑誌って「Jジェネ」だけでは?

C子 ホントだ(笑)。109~110ページによると、長男の一成さんが『おしゃべりひょったん』(FMふくろう)という番組の中で、「兄の聖を見てるから、学習して普通すぎるぐらい普通の子」「兄弟で焼肉行っても絶対焼いてくれる」「破天荒なエピソードがない」って、いかに樹が真面目かを語っていたみたい。

B美 ヤンチャでガラが悪いように見える写真と、テキストのギャップがスゴいよね。この見た目で母親のことを「ママ」って呼ぶし(笑)。今回、「Jジェネ」で取り上げられている3人の中で、樹は見た目と内面に一番ギャップがある人かもしれない。

C子 ちなみに、次の「Jジェネ」24年2月号は、なにわ男子・道枝駿佑、西畑大吾、長尾謙杜をクローズアップするんだって。こうやって1人ずつを深掘りしている構成だと、よりその人のことが知れていいよね。次号も楽しみ~!

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By Admin