12月14日配信のニュースサイト「文春オンライン」で、自社女性スタッフへの“パワハラ疑惑”を報じられたラッパーのSKY-HIこと日高光啓。2020年に設立した芸能事務所・BMSGの女性ディレクター・S子さんが「日高社長によるパワーハラスメント」(原文ママ、以下同)により適応障害と診断され、同社との契約終了に追い込まれたという話だが、「ネット上ではS子さんの正体が特定されている」(スポーツ紙記者)という。
「『文春』は、S子さんが今年8月にX(旧Twitter)でBMSGからの卒業を宣言していたことに触れつつ、彼女が離職のために作成した文書を公開。そこには『私は、心療内科で適応障害と診断されましたが、発症の原因はBMSGにあるということが明らかです』といった主張や、SKY-HIから受けたパワハラの内容が記載されていたと伝えました」(同)
この件について「文春」がSKY-HIに問い合わせると、BMSGを通じて「パワハラに関しましては、該当する行動は一切無かったと認識しております」などと回答があったという。
SKY-HIを告発したS子さんとみられる女性、パワハラのポストに「いいね」
「BMSGといえば人気ボーイズグループ・BE:FIRSTやMAZZELの所属事務所。彼らのファンからすると『文春』がS子さんとして報じた女性ディレクターは“知られた存在”だったようです。そのS子さんとみられる女性が8月31日にXへ投稿した同社からの卒業報告文には、ファンからも『寂しい』『お疲れさまでした』『今後の活躍も応援しています!』といった反応が多数寄せられていました」(同)
以降、この女性のXは更新されておらず、「文春」記事が出てからも発信はない。
「しかしXの『いいね欄』をみると、パワハラにまつわる話題のポストに複数“いいね”しているんです。自分がパワハラの告発者であることを、BE:FIRSTやMAZZELのファンにわかってもらいたいということなのか……。一方、SKY-HIはパワハラ疑惑の記事が出た後も、ほぼ“無風”のような状態で仕事を継続中。現在は女性ラッパー・ちゃんみなをプロデューサーに迎えたガールズグループオーディション『No No Girls』の準備を進めています」(同)
SKY-HI、19年には未成年女性との淫行疑惑も浮上
ただ、SKY-HIにネガティブな話題が浮上したのは、今回が初めてではない。
「19年8月に地下アイドルグループのメンバーだった未成年女性との淫行疑惑が浮上。この時も女性側がXで告発した形でしたが、後日『身体の関係は一切ありません』と謝罪してアカウントを削除し、SKY-HIも騒動に触れたブログで『事実では無い』とコメント。ちなみに、この件とは無関係ながら、当該の元地下アイドル女性はのちに自死しています」(同)
芸能活動は順風満帆、淫行疑惑やパワハラ疑惑といった不穏なな話題の影響もないように見えるSKY-HIだが、BE:FIRSTやMAZZELのファンは不信感を抱きつつあるのかもしれない。