TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。12月24日の放送では、著書『なれのはて』(講談社)が『第170回直木賞』候補にノミネートされたNEWS・加藤シゲアキについて語る場面があった。
2012年1月に『ピンクとグレー』(KADOKAWA)で作家デビューを果たし、アイドル業の傍ら、小説家としても活動中の加藤。20年11月発売の長編青春小説『オルタネート』(新潮社)でも『第164回直木賞』の候補に選ばれ、今回は社会派ミステリー『なれのはて』で2度目のノミネートを果たした。
そんな加藤は12月14日、自身の公式インスタグラムアカウントで今回のノミネートを記念したライブ配信を実施。松岡から祝福のLINEが届いたことを明かしていたため、この日のラジオには加藤ファンから「加藤くんと松岡くんが連絡先を交換していることに少しビックリしたのですが、どういう経緯で連絡先を交換したんですか?」というお便りが寄せられた。
この質問に松岡は、「シゲは前からもちろん知ってますし、会ったらちょこちょこ話もしてました」と前置きしながら、今年行われた食事会にて連絡先を交換したと告白。その場には嵐・櫻井翔やKAT-TUN・中丸雄一、WEST.・小瀧望らもいたそうで、食事をしながらいろんな話をしていたという。
松岡は櫻井や中丸、小瀧の連絡先は知っていたため、以前やりとりしたことを話していた中、「そしたらシゲが『あれ? 僕知らないっすね』みたいなことになって、『あ、そっか、知らないか。じゃあ連絡してよ』っつって連絡を交換」したと経緯を説明した。
TOKIO・松岡昌宏、『直木賞』ノミネートのNEWS・加藤シゲアキの偉業を称える
また、直木賞にノミネートされたことはニュースで目にしたといい、「2回目なのね、あいつ。すごいね」と加藤を称賛。食事会のときも、加藤から小説の作風や「どういうふうに物事を捉えて文に起こすのか」などの話を聞いていたとのこと。
「まあほら、俺たちにはない世界を持っている人間だから(中略)食事しながらお酒飲みながらさ、シゲの話を聞いてるとさ、勉強になるんだ、やっぱり」「ああそういうことがあるんだな、なんつって。その捉え方はやっぱり俺たちにはないなっていう。『お前は文士だね』みたいな話をしてて」と、具体的な内容を振り返った。
そんなこともあり、松岡は今回のノミネートに「おおー!」と感激し、LINEを送ったとか。「『すげえなあ』『おめでとさん』つって。『うれしいニュースにほっこりしたぞ』みたいな」と、送信内容についても明かし、加藤からもお礼のメッセージが来たと明かした。
松岡はさらに「まあどうなるかわからないけど、ノミネートされることだけですごいことだからね。(直木賞を)とれたらもちろんすばらしいことだけど、とれなくたってノミネートされてるってことは、これはもう胸張っていいわけですからね」と熱弁。「人それぞれいろんな才能がある中で、NEWS・加藤シゲアキという人間は、その才能をもってフルに発揮して。で、若い人でもね、読めるものを作るからね」と、あらためて加藤の偉業を称えたのだった。
そして最後に、「あいつおもしろいんだけど、『直木賞とったらなんかくださいよ』って言われたから、『やる』って送っといた」と笑いながら明かし、「シゲがなんかとったときにはこのラジオでお祝いしましょう」と話を締めくくったのだった。
このトークを受け、ネット上では「松岡くんからシゲちゃんのお話聞けるのうれしい〜」「松岡くんに褒めてもらえてシゲもうれしかっただろうな」「直木賞受賞してほしいね〜!」「松兄さん、翔くん、中丸くん、シゲちゃん、小瀧くんの食事会って豪華だなぁ」といった反響が寄せられていた。