TOKIOの3人が“エンジェルちゃん”とともに、週末ののんびりした時間を「自分たちなりの遊び方」で満喫する冠番組『トキタビ』(フジテレビ系)。12月23日放送回では、TOKIO、ハリセンボン、森三中・大島美幸の6人で合唱に再挑戦した。
ハリセンボン・近藤春菜以外の5人は、11月4日放送回でも「心をひとつにしたい」というハリセンボン・箕輪はるかの発案で、合唱曲「気球にのってどこまでも」の歌唱に挑んだ。今回はクリスマス直前の放送ということで、「赤鼻のトナカイ」「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングル・ベル」をメドレーで歌うことに。
箕輪から今回の企画内容を聞いた松岡昌宏は、「『(前回が)ちょっと面白かったからまたすぐやろう』は違うと思うんだけど。ちょっと早すぎる」と苦笑い。国分太一は「いいんですけど、朝早い」と収録時間に文句をたれた。
しかし、箕輪が「でも、前回楽しくなかったですか?」と聞くと、TOKIOは「楽しかった」と声をそろえて返答。ただ、城島茂は前回の収録が「結構、カロリー高かった」と振り返り、「あの後、知恵熱が出た」とも明かした。
TOKIO・松岡昌宏、合唱企画に再挑戦に「ぜってぇできない」と弱音
ちなみに今回は、前回指導してもらった「新国立劇場合唱団」のボーカルコーチ・飯坂純さんと、ソプラノ歌手の渡邉早貴子さん、バリトン歌手の徳吉博之さんに加え、メゾソプラノ歌手の相羽薫さんも先生として参加。
まず、全員で前回のVTRを見返すと、全員そこそこうまく歌えていたものの、真剣なあまり真顔になり、まったく楽しい雰囲気が伝わらない合唱になっていたことが判明。
そのことを近藤にツッコまれた松岡は、「この間も言いましたけど……愚痴ではないですけど、やるならちゃんと稽古したい」と、練習時間が短すぎたことを指摘し、アーティスト魂を垣間見せた。
その後、近藤の音域をチェックし、高声部をハリセンボンの2人、中声部を大島と松岡、低声部は、国分と城島がチャレンジすることに。全員で発声練習をした後、パート別練習に移ったが、この日も練習時間はたったの20分で、松岡は「早いよ!」と困惑。
いざ練習が始まると、ハモリに苦戦し、笑顔がなくなっていく国分と城島。また、最も難しい中声部の松岡と大島に至っては、音を捉えることすら困難で、松岡は「ぜってぇ笑ってできない」と苦笑い。
始終眉根を寄せて練習していた松岡は、先生から「中声部はお味噌汁でいうところの出汁」と、おいしさを担う部分だと説明され、「僕ら、ろくな出汁が出ない気がする」と弱音を吐く場面も。
また、全体練習では自信のなさからか、低声部の国分と城島の声が小さく、国分は「(音程が)つられちゃう」と主張。十分な練習時間を確保できず、5人はスタンバイ時間や、ステージまでの移動中も楽譜を見ながら練習に当て、なんとか本番を迎えた。
『トキタビ』合唱企画第2弾に反響も……番組終了報道にファン嘆き
そうして、城島がサンタクロースの衣装、国分がトナカイのカチューシャ、松岡がサンタメガネを身に付けるなど、それぞれがクリスマスっぽい仮装をした6人がステージに登場。前回の反省点を生かし、笑顔を意識しながら、大きなミスもなく歌い終えた。
しかし、最後には国分が「少しレベルが上がりすぎた」と満足のいく出来ではなかったと発言。松岡もメドレーではなく、「次は1曲にしましょう!」と提案したのだった。
この日の放送に、ネット上の視聴者からは、「20分である程度形にするのってみんなすごすぎる!」「合唱って難しいんだなと思った。前回より笑顔多めで良かった」「合唱企画好きだったから第2弾うれしい。今度は練習時間もっと確保して挑んでほしいな」などの反響が寄せられた。
なお、12月27日、「日刊スポーツ」や「サンケイスポーツ」は、同番組や『KinKi Kidsのブンブブーン!』(同)が来年3月をもって終了すると報道。ネット上では「終了が本当ならめちゃくちゃ悲しい」「TOKIOとKinKiの冠番組がなくなるなんて」と嘆く声が続出。今後、フジテレビ側から正式発表はあるのか、動向を見守りたい。