人気声優・平野綾が1月3日、俳優の谷口賢志との結婚を発表。アニメファン、声優ファンに大きな衝撃が走った。
2006年4月期放送のテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(TOKYO MXほか)で、主人公・涼宮ハルヒ役を演じ、一躍ブレークした平野。音楽活動も展開し、アイドル声優として不動の人気を得た彼女は近年、ミュージカル界でも活躍しており、『レ・ミゼラブル』や『レディ・ベス』、『モーツァルト!』などの大作に出演している。
そんな彼女は3日、自身のX(旧Twitter)を更新し、谷口と連名の書面で結婚を報告。「これからも感謝の気持ちを忘れず、お互い表現者としてより一層精進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます」と伝えた。
2人は昨年9~10月に東京と京都で上演された舞台『「チェンソーマン」ザ・ステージ』で共演。敵対関係にあるキャラクターを演じていただけに、ネット上では、祝福の声はもちろん、「マキマさん(平野)と岸辺(谷口)の結婚は面白い」「大ニュースすぎて衝撃」と驚く声も続出した。
「平野といえば、10年8月放送のトークバラエティ『グータンヌーボ』(フジテレビ系)で恋愛遍歴を明かし、ファンから反感を買いました。その後、11年7月発売の月刊誌『BUBKA』(白夜書房)が、彼女とバックバンドを務めるメンバーの“キス写真”をスクープ。当然、ネット上で批判を浴び、大炎上したんです。そのため、ネット上では『当時を知っている身からすると、感慨深い』としみじみする人や、『叩かれまくってホントかわいそうと思ってた人だから幸せになってほしい』といった応援のコメントがみられます」(芸能ライター)
声優・平野綾、「殺害予告」された過去明かす
なお、平野は22年12月にXで「舞台の世界に軸足を移して暫く経ちますが、アニメのお仕事をすると未だに殺害予告やあることないことを騒ぎ立てられます」(原文ママ、以下同)と告白。警察に相談して事なきを得たというが、「素晴らしい作品を後世に残し、文化として海外に広めるお手伝いがしたいと思う一方で、一部の過激なファンによって命の危険まで感じながらお仕事する状況はとても健全とは思えません」とも主張。
さらに「そういった世界には怖くて関わりたくないという思いが、ただただ作品の為に良い芝居をしたい、いただいたお仕事を精一杯全うしたいという気持ちを押し潰します」と胸の内を明かしながら、「私がアニメの仕事を辞めれば済む話ですが、見て見ぬ振りをしてるだけではいけないと思い、投稿させていただきました」と問題提起していた。
「平野はかつて“アイドル売り”をしていたために、熱狂的はファンも多かった。一部ファンの暴走が、声優としての活動を離れるきっかけの一つになったのでしょう。また、彼女が舞台俳優にシフトした背景には、とある男性声優との交際も関係しているようです」(制作会社関係者)
声優・平野綾、舞台俳優にシフトした背景に“10歳以上年上の男性声優”が関係か
その相手は当時、「平野と同じレーベルに所属していた、 10歳以上年上の男性声優」(同)だそう。交際は公表こそしていなかったものの、「Xでのやりとりが“匂わせ”だとファンの間で話題になったり、実際にデートの目撃情報があったりと、交際がうわさされていた」(同)とのこと。
「熱心に音楽活動をしていた平野にとって、アーティストの先輩でもある彼は魅力的に感じたのでしょう。しかし、ほどなくして2人は破局。原因は不明ですが、どうやら平野がフラれたとか。その後、例のキス写真騒動があったため、業界内では彼にフラれたことで自暴自棄になっていたのではといわれていました。ファンから集中砲火を浴びたこともあり、声優界に対しても嫌気が差したのでしょう。業界にいれば嫌でも元カレに会いますから」(同)
ちなみに、声優としての平野は業界内でどのような評価をされているのだろうか。
「彼女は爆発的に売れているアイドル声優でしたが、現場では誰に対してもフレンドリーで明るく、評判は良かったですよ。演技は、率直に『うまい』と思います。声質だけに甘んじず、きちんと役に寄り添った表現ができる人。正直、元カレと比較しても彼女のほうがずっと質の高い芝居ができる。ただ彼女は、ずば抜けたルックスの持ち主ですから……舞台俳優として活躍している今のほうがよっぽどその魅力を生かせていると思います」(同)
名実ともにトップクラスの平野。パートナーと共に、これからも第一線で活躍していってほしい。