整理収納アドバイザー・伊藤まきさんがサイゾーウーマンで連載中の「『お片付けSOS』相談!」。今回はワッツの「メッシュバスケット」を再掲します。プロの使用実例は?
※2022年8月1日の記事を再編集したものです。
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
【ワッツ】メッシュバスケット 110円
今回の主役、ワッツ「メッシュバスケット」3種です。写真上のように、コンパクトに折りたたむことができます。バッグに入るほど小さな商品なのに、広げると大容量の収納力になる頼もしい存在です。ダイソーとセリアにはない、ワッツだけのサイズを主役とした商品の魅力、比較、使用例を紹介します。
商品名 | 商品コード | 税込み価格 |
メッシュバスケット L | 18953 | 220円 |
メッシュバスケット M | 346531 | 110円 |
メッシュバスケット S | 346530 | 110円 |
※ワッツオンラインストアではLサイズは完売しています。
パッと広げると、大きな収納バスケットに変わります。プラスチック系の収納ボックスに比べて「かさばらない」のはもちろん、静電気によるゴミの付着も少ないので衛生的に使用可能。とくに「しっかり自立」するため、生活のあらゆるシーンに役立つ便利品です。
ワッツのサイズがちょうど良い!
筆者宅ではダイソー「ホッピングバッグ」をずっと愛用していましたが、「サイズ感」だけ微妙に感じていました。そこでワッツの登場です。毎日の生活で「増えたり、減ったりするモノ」「一時的に使用するモノ」「移動したいモノ」の収納に「ちょうど良いサイズ」になります。
次より、S・M・Lサイズの【使用例17パターン】を紹介します。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例1:家族のパジャマ入れ
今回の主役、ワッツ「メッシュバスケット S」サイズ。ゴムバンドを外すだけで、便利な収納ボックスに変わります。色は、ピンク、ブルー、グリーンの可愛い3色展開。家族でマイボックスの色分けができます。
Sサイズ30cmの角型は、横置きしたカラーボックスや、正方形型のオープンラックに収納できるサイズになります。
パジャマ入れや、着替えを入れるのにおすすめです。とくに、家族が適当な場所に脱ぎ捨てるとお困りの家に必須。いつも同じ場所へ置く習慣があると、ベッドメイキング時のどかす手間もなくなります。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例2:ぬいぐるみ入れ
「メッシュバスケット」は、ぬいぐるみ入れに最適。とはいえ、詰め込みすぎると重さが出てメッシュ生地が壊れるため、ワッツのSサイズがベストなサイズになります。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例3:ブロックおもちゃ入れ
子どもの細々としたおもちゃ(ブロック、パズル、レゴ、人形など)のまとめ入れに便利。取っ手付きなので、遊びたい場所まで運ぶことができます。写真ぐらいの量なら、重みがあっても壊れにくい適量かなと感じます。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例4:おむつ入れ
幼児用おむつが、1袋ぜんぶ入るサイズ。形状が崩れやすい消耗品も、ワッツ「メッシュバスケット S」ならまとまります。ほか、サニタリーやティッシュなど紙類の整理もスッキリ!
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例5:レジ袋入れ
レジ袋を折って小さくする暇なんてない! という方は、バスケットゴールのように、投げ入れるだけが楽ちん。前回紹介した「かもいフック」に掛けると場所をとりません。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例6:お菓子入れ
お菓子、パン、シリアルなどの「ストック量の増減が変わる食品」入れにも◎。硬質のケースだと、在庫がゼロの時も場所をとるだけ。これなら、パッと出してサッと移動できます。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例7:帽子入れ
型崩れが気になる、つば付き帽子の収納に最適。中身も見えるし、数もたくさん入ります。洋服を引き出しにしまうのが面倒な方も、丸見えなら出し入れも簡単! 靴下、下着、Tシャツ、ハンカチなどもポイポイ投げるだけで済みます。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例8:タオル収納
タオル収納など「棚の中で自立できないモノ」を支えるスタンドに。ファイルボックスやブックスタンドより軽いので、収納の移動・見直しも簡単です。なにより、IKEA(イケア)「SKUBB(スクッブ)ボックス」に近いサイズ感がうれしいところ。軽めのモノなら、SKUBBボックスと同じように使えます。
ワッツ「メッシュバスケット S」使用例9:洗濯物の回収に!
ワッツ「メッシュバスケット S」は、3色展開なので「洗濯物の仕分け」に便利。素材別、家族別、運ぶ場所別など自由な使い方ができます。家族が多い家なら、洗濯物を部屋に戻す作業を各自にお任せできます。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例1:ランドリーボックスに
ワッツ「メッシュバスケット M」です。2年前に紹介した、ダイソー「ホッピングバッグ」とセリア「メッシュバスケット」より少し小さいサイズになります。筆者が使用している感想として、ダイソーより小型な分、取っ手の紐が切れにくいと思います。
筆者宅では、洗濯物回収ボックスに使っています。ダイソーだと大きすぎて、メッシュが切れやすいためワッツの「ちょうど良いサイズ」に大満足! つくりも強く感じたので、何個も買い直しました。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例2:布団のタテ収納に
布団や毛布の「たて入れ」収納にぴったりです。季節ごとの布団収納なら、ジッパー付きボックスを使いますが「急に出したい時」はこれが便利。肌寒い夜だけ、パッと出し入れできます。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例3:発送品入れに
ワッツ「メッシュバスケット M」は、高さが50cmあるので包装用品のまとめ入れに使えます。エアパッキンや包装紙の保管も、場所を取らずにまとめられます。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例4:紙工作入れに
子どもの紙工作品入れにどうぞ。夏の紙工作グッズ入れや、再生紙ボックスなど増えたり減ったりするモノ、かさばりが大きいモノをまとめます。あとで「まとめて片付ける」という家にも、臨時収納ケースとして便利です。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例5:ボール入れに
床に転がっていると邪魔すぎる、ボールの収納に。子どものカラーボールや風船は、軽量なので写真のように「浮かす収納」が最適。足元にモノがないだけで、部屋が広く使えます。大人のエクササイズ用品入れ、ビニール製のおもちゃなどもコレ。
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例6:分別ゴミ箱&回収箱に
ペットボトルやプラスチックゴミなど、軽量タイプのゴミ分別が多い家に便利。ダイソー「スワン型S字フック」に掛けて、壁際にまとめます。ほか、キャンプなど屋外遊びに「自立できるゴミ箱」として使うのもあり。コンパクトなサイズなので、アウトドアや旅行でも大活躍!
ワッツ「メッシュバスケット M」使用例7:かさばる服の収納に
冬の「モコモコ服」が大好きな方に。かさばりがちな、ブランケットや防寒グッズもざっくりまとめることができます。クローゼットの上段が50cm以上ある場合、衣装ケースに入れるよりスリムに収納できます。
【注意点】重さの負荷でメッシュ生地が傷んでも使えます!
最後に。NGの使用方法として、「重い物や鋭利な物を入れる、詰め込み過ぎる、物を入れた状態での移動や吊り下げは破損の原因になる」といった注意が記載されています。写真上はダイソーの商品ですが、洗濯物の重みで取っ手の生地が切れます。
とはいえ、適当に直しながら使い切れるので大丈夫! 壊れ物を入れない限り、ギリギリまで使えます(笑)。生地が壊れても、使い勝手の良さが上回るはずです!