永野芽郁主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の第2話が1月15日に放送される。同作は初回放送後、日本でもヒットした韓国の人気ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(tvN)に「似ている」と指摘するネットユーザーが相次いだ。
『君が心をくれたから』は、小説家で脚本家の宇山佳佑氏が脚本を手掛けるファンタジーラブストーリー。
※以下、『君が心をくれたから』第1話のネタバレを含みます。
30分拡大で放送された第1話では、幼少期に母親から虐待を受けたことで自信が持てずにいる逢原雨(永野)と、老舗煙火店の跡取り息子・朝野太陽(山田裕貴)が高校時代に心を通わせ、「10年後に会おう」と約束。2人は10年後に再会を果たすも、その日に太陽が交通事故に遭ってしまう。
その後、病院で瀕死の状態となるが、雨の前にあの世からの案内人・日下(斎藤工)が現れ、雨が“五感”を3カ月かけて一つずつ失っていく代わりに、太陽の命を救うことができると告げると、雨はこれを受け入れる――。
悲劇的な展開の連続に、ネット上では「初回から泣いた! これは面白そう」「五感を失っていく様子を、永野芽郁さんがどう演じていくのか興味が湧いた」などと好意的な声が続出。
一方で、「普通のラブストーリーだと思って見始めたら、話がとにかく暗いし、つらいし怖い」「今後、鬱展開になるのが目に見えてるから、脱落しそう……」といったネガティブな声も散見される。
「ネット上の韓国ドラマファンを中心に『雨、死神、心……ってトッケビみたい!』『トッケビのパクリかと思った』といったコメントが続出。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』と『君が心をくれたから』はタイトルも少し似ているため、余計にそう思わせるのかもしれません。ともあれ、ここまでシリアスなラブストーリーは、月9では珍しいですね」(テレビ誌記者)
月9『君が心をくれたから』初回視聴率は7.2%
なお、第1話の平均世帯視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠で前クールに放送された『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の初回7.8%を下回ってしまった。
「昨年4月期の木村拓哉主演『風間公親-教場0-』まで、月9枠では“初回2ケタ”が定着していたのですが、同7月期の『真夏のシンデレラ』(初回6.9%)以降、“全話1ケタ”が続いています。ただ、若い視聴者が多いのか、月9ドラマは民放公式動画サービス『TVer』での健闘が目立っていて、視聴者が電波からネット視聴に流れている印象もあります」(同)
第2話の予告映像によると、まずはパティシエ志望である主人公の“味覚”が奪われる模様。今後、月曜9時台は日本中が涙に包まれる……?