――男性アイドル情報チェックに連日精を出すドルオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントに捧げている、ドルオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルは、笑顔がかわいい子。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジュニアに降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
なにわ男子・道枝駿佑は、Travis Japanの川島如恵留に似ている?
C子 なにわ男子・道枝駿佑主演の連続ドラマ『マルス-ゼロの革命』(テレビ朝日系)が、1月23日から始まるね。日本でもまだ1話の放送がスタートしていない段階だけど、すでに韓国や台湾といったアジア地域をはじめ、世界242の国と地域での放送・配信が決定したんだって。
B美 みっちーは韓国でも人気が高いと言われているし、ドラマが配信されたら、世界中にファンが増えるんじゃないかな。このドラマのために人生初の金髪にイメージチェンジして、ビジュアルにも磨きがかかっているよね。
C子 今作では、謎多きカリスマ転校生・美島零を演じるんだって。これまでの作品とは違って、ダークな演技が見られそうだし楽しみだなあ。そうそう、「J-GENERATION」2024年2月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)は、なにわ男子からみっちーと西畑大吾、長尾謙杜の3人をピックアップしているの。みっちーが髪の毛を染める前の写真だから、久しぶりに黒髪姿を見れて新鮮だった。
B美 みっちー、表紙の写真からしてバッチリと表情がキマっているね。4ページのみっちーもオーラがあって、もはや“この世界は俺が掌握した”みたいな顔してる(笑)。あ、でも6ページからはちょっと若い時のみっちーかな。顔立ちはあまり変わってないようにも見えるけど、まだ幼くてあどけなさが残ってるね。
C子 輪郭も、今と比べると少し丸いような印象だよね。そして8~9ページの制服姿は爽やか~。13ページは、みっちーの周りにギュッとジュニアが集まっている感じが、賑やかな関西ジュニアらしくて好きだわ。デビュー前のコンサートでのステージ写真なのか、関西ジュニア内ユニット・Aぇ! groupの佐野晶哉、Lil かんさい・嶋崎斗亜も写り込んでる。
B美 キラキラなおめめで指差しポーズしているみっちーと、隣で大きな口を開けて笑ってる晶哉の対比がスゴいね。みっちーの可憐な感じと、元気いっぱいな晶哉は別の世界線の人みたい(笑)。
C子 みっちーといえば、小顔かつ高身長(180cm)で、男性向けファッション雑誌「MEN’S NON-NO」(集英社)の隔月レギュラーモデルも務めてるじゃん。もちろん、素材が良いのは知っているけど、32ページの写真を見て、異次元のスタイルだなとあらためて思ったね。なんたって、ウエストが細い! 脚も長いし9等身くらいありそう。
B美 ホントだ。ほかの衣装はわりとダボッとしているけど、これは腰回りの部分がキュッとしてるから、ウエストの細さが丸わかりだね。なんか……腕の長さも目立っているから、やじろべえみたい。あと、個人的に思ったのは、36ページの1枚がTravis Japanの川島如恵留っぽいなってこと。
C子 ああ、みっちーと如恵留はもともと目元とかが似てるって言われているもんね。確かに、36ページは髪形も相まって如恵留みがあるわ~。
B美 あと、このページのライターさんの熱、スゴくない? 「道枝くんには、このまま新たな王子様として事務所を引っ張っていく存在になってほしいと願うばかりです」(原文ママ、以下同)って。旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)が新体制になった今だからこその思いなのかもしれないけど、みっちーに対する期待値が高いんだなって。
なにわ男子・長尾謙杜のヤンチャな雰囲気漂う“刈り上げ丸見え”写真
C子 まあ、みっちー本人も王道アイドル路線を目指している感じだもんね。そんなみっちーの次は長尾くんのコーナーか。長尾くんはもともと童顔だけど、42~44ページあたりは特に“フレッシュジュニア”みたいな初々しさがある。みっちーと比べると、躍動感のある写真が多いかな。「元気いっぱい!」って感じが良いわ。
B美 44、54ページとかも飛び跳ねているカットだしね。44ページは目も輝いていて、「アイドル!」って感じの写真。47ページの満面スマイルも癒やされるなぁ。
C子 長尾くんの特集は基本的に笑顔が多くて、キラキラアイドルっぽいカットが多かったのに……58ページはいきなりスンとした真顔の写真になっちゃった(笑)。
B美 長尾くんって、幼い頃からキッズモデルとして活動していたらしいね。このページに「早くから大人に混じって社会経験を積んでいただけに、小学生とはいえおのずと自身の将来を考える機会も多かったのかもしれません」って書いてあるけど、写真もちょうど“悟り顔”(笑)。
C子 ちょっと目を細めていて、達観してるみたいな表情だね(笑)。そんな長尾くんも、67ページあたりからは金髪になって、顔つきもいつの間にか大人っぽくなってる。
B美 73ページは黒いサングラスを頭にかけているから、サイドの刈り上げが丸見えになってる! 普段の童顔でかわいらしい長尾くんとは思えない、ギャップのあるショットだわ。一気にヤンキーっぽさというか、ヤンチャな雰囲気が漂ってる。まあ、長尾くんも昨年はいろんな意味で「大人になったな……」と思わされることがあったし。
C子 このページにも、「新事務所が抱える問題に加え、プライベート面でもスキャンダルの逆風にさらされる今、長尾くんがどんな生き様を見せていくのか、注目しましょう」ってあるよ。昨年9月に「週刊文春」(文藝春秋)で、元AV女優・三上悠亜、Kis-My-Ft2・千賀健永をめぐる“三角関係”を報じられた一件を想起させるね。
B美 写真では、『なにわ男子 LIVE TOUR 2023 'POPMALL'』のロゴが入った衣装を着ているから、ちょうど去年のツアーの模様を収めたショットだね。この頃にはもう三上悠亜と……とか考えちゃうの、よくないオタクだよなあ。
C子 こういう笑顔、どこかで見たなと思ったら、53ページにも同じような表情のカットがあった。こっちはおそらく関西ジュニア時代のステージ写真なんだけど、ビフォー・アフターを見比べると、笑い方自体は変わらないのに、やっぱり去年のツアー写真のほうが、サングラスを頭にかけたりシルバーのブレスレットをしたり、全体的に“こなれ感”が出てる。
B美 欲を言えば、関ジュ時代の写真がもうちょっと見たかったかな。今回の「Jジェネ」はたぶん、18年10月のなにわ男子結成後の写真がほとんどだと思うし。
C子 でもその分、長尾くんが携わってきた衣装が十分楽しめるじゃん。65ページあたりからも解説が載っているけど、長尾くんはなにわ男子の衣装を担当してる。コンサート衣装は特に派手で装飾にこだわっているものも多いから、こうしてじっくりと写真を眺められる「Jジェネ」は貴重だと思う。
B美 そうだね。衣装を見るのが好きな人は、ぜひ「Jジェネ」をチェックしてほしいな。そして最後は大ちゃん(西畑)の特集か。みっちーも長尾くんもいわゆる変顔とか“事故写真”がなかったけど、大ちゃんはどうだろう……。あ、81ページの動物系の衣装、ファンならみんな好きなやつでは? 肉球がついていて、毛の色を見る限り犬のコスプレかな?
C子 ちょっと、84ページを見て!! これは唯一の事故ショットじゃない? みっちー、ガッツリと目をつぶっていて、ほかのメンバーが割といい表情をしてるからもったいない感じになってる。
B美 ホントだ。大橋和也、藤原丈一郎も100点満点の笑顔なのにね。この集合写真、赤い衣装だから、隣の85ページもなにわ男子メンバーと大ちゃんのツーショットかと思いきや……。よく見たら、関西ジュニア・Aぇ! groupの正門良規と大ちゃんの背中合わせのカットじゃん。同期の大ちゃんの特集にしれっと混ざってる正門、ウケるなあ。
C子 “正西担”(正門・西畑コンビのファン)が喜びそうな1枚だよね。87ページだけ大ちゃんのソロカットだけど、その後もなにわ男子・大西流星(86ページ)、みっちー(88ページ)、関西ジュニア・Boys beの伊藤篤志(89ページ)って、良いツーショットが続いてる。
B美 大ちゃんとみっちーの身長差も萌えポイントだけど、さすがに14歳の篤志と比べると、大ちゃんのほうがお兄ちゃんっぽさがあっていいね。背の高いみっちーのことは見上げていて弟みたいなのに、篤志と一緒だとすっかりお兄ちゃんしてる。
C子 88~89ページはそれぞれの関係性の違いがよく表れているベストカットだね。篤志は西畑を「尊敬している先輩」に挙げているから、将来的に彼がデビューしたら、この写真が掘り返されたりするのかな……。あと自分が気になったのは94ページ。大ちゃん、大事そうに水筒を手に持っているけど、中身は一体何なのかなって。入れ物的に、スポーツドリンクや水とは違うような。
B美 喉に良いドリンクでも入っているんじゃない? 私は98ページの白い衣装を着た大ちゃんが、俳優の大東駿介に似ているなと。大ちゃんの特集のテキストは、いかに彼が関ジュを引っ張る存在になっていったか……っていう過去が書かれてるから、関ジュ時代をあまり知らない人は歴史を振り返れていいかもね。
C子 ちなみに、最後のほうのページでちょっと笑っちゃったんだけどさ、109ページで、西畑は「しばしばやらかす」として、エピソードを紹介しているの。例えば、番組の料理のロケの前にガッツリとカツカレーを食べてしまって、「おなかいっぱい」と早々にダウンしたって話から、「また2023年夏にはスキャンダル報道にも見舞われました」(110ページ)って。正直、カツカレーの例と並べていいレベルのやらかしじゃないと思うんだけど……(笑)。
B美 大ちゃんも昨年8月に読売テレビアナウンサー・足立夏保と交際していると「文春」にすっぱ抜かれたんだよね。“金髪ウィッグ”で女装して、相手のマンションから帰っていくところも撮られてしまって。
C子 だからなのか、「事務所が事実を否定しているものの、襟を正してほしいところです。それでも、やはりなにわ男子を引っ張れるのはこの人だけ」と、「Jジェネ」ではまとめている。
B美 長尾くんのページでも、スキャンダルを経て「どんな生き様を見せていくのか、注目しましょう」って、重い言葉を突きつけてたよね。みっちーに対しては「このまま新たな王子様として事務所を引っ張っていく存在になってほしい」という願いを込めていたのに……。
C子 スキャンダル報道にも触れるあたり、さすが「Jジェネ」はほかのアイドル誌とは毛色が違うわ~。そして、3月号はなにわ男子特集の第2弾で大西、大橋、藤原、高橋恭平を取り上げるんだって。今回は全体的に美麗なカットが多かったけど、次号はどうなるかな~? 楽しみ!