長楕円形のサンドイッチ“サブマリンサンドイッチ”を主力商品とするファストフードチェーン“サブウェイ”。某ハンバーガーチェーンのメニューと比べると、カロリーが低めで野菜も多く摂れるとあって、健康意識の高いお客さんも多いようです。
そんなサブウェイでは、1月17日からカレー味のサンドイッチなどが登場。カレー味のメニューがサブウェイに登場するのは、なんと15年ぶりだそうで、公式サイトの商品説明には「強めの辛さに仕上げた」「辛さが特徴的」「キレのあるスパイシーさ」といった文言が躍っています。
なにやら本格派の予感……気にならないわけがないので、早速食べに行ってきました!
※価格はすべて税込。
※価格やメニューは2024年1月29日時点の情報です。
※店舗によって商品や価格が異なります。最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
目次
・サブウェイのカレー味メニューは「ピザ チーズカリー」「キーマカリーサンド」の2種類
・サブウェイ「ピザ チーズカリー」「キーマカリーサンド」を注文! おすすめパンは「ウィート」
・サブウェイ「ピザ チーズカリー」を実食! “旨辛”の波が押し寄せる
・サブウェイ「キーマカリーサンド」を実食! カレー味のタコスっぽい
・【結論】サブウェイの“本気カリー”に脱帽! インドカレー好きは試す価値あり
サブウェイのカレー味メニューは「ピザ チーズカリー」「キーマカリーサンド」の2種類
今回登場したカレー味のメニューは、店内のオーブンで焼き上げる「ピザ チーズカリー」と、サンドイッチタイプの「キーマカリーサンド」の2種類。3月18日までの期間限定商品で「なくなり次第終了」とのこと。
・ピザ チーズカリー 590円
カロリー326kcal 糖質42.7g
・キーマカリーサンド 590円
カロリー327kal 糖質44.4g
「ピザ チーズカリー」はチキンに独自開発したカレーソースを絡め、チーズを加えて焼き上げた新メニュー。カレーソースは「強めの辛さ」に仕上げており、隠し味にヨーグルトが入っているそうです。
一方の「キーマカリーサンド」は、9種の香辛料とヨーグルトを使用。公式サイトでは、味をマイルドにしたい人のために、プラス料金でアボカドやチーズをトッピングすることを提案しており、「どれだけ辛いのだろう……」と想像が膨らみます。
なお、カロリーはどちらも330kcal弱。「マクドナルド」の「ダブルチーズバーガー」が457kcalですから、ファストフードとしてはヘルシーな印象です。
サブウェイ「ピザ チーズカリー」「キーマカリーサンド」を注文! おすすめパンは「ウィート」
早速、店内で「ピザ チーズカリー」と「キーマカリーサンド」を注文。パンが「ハニーオーツ」「セサミ」「ウィート」「ホワイト」の4種類から選べるサブウェイですが、店員さんに「おすすめで」とお願いしたところ、どちらも小麦胚芽入りの「ウィート」で調理をスタートしました。
「キーマカリーサンド」の野菜(レタス、トマト、ピーマン、オニオン)は「すべて上限まで入れてください」とお願いし、無料のアクセント野菜は店員さんおすすめの「オリーブ」を入れてもらいました。
なお、「ピザ チーズカリー」にトッピングするピーマンとオニオンは増量に対応できないとのこと。ただ、店員さんいわく、もともと「通常の2倍」のピーマンとオニオンが入っているそうです。
サブウェイ「ピザ チーズカリー」を実食! “旨辛”の波が押し寄せる
今回はテイクアウトし、10分ほど持ち歩きましたが、店内オーブンで焼いた「ピザ チーズカリー」はまだホカホカ。香ばしい焼き目も見えて、食欲をそそります。
一方の「キーマカリーサンド」は、野菜を増量してもらったこともあってか、ずっしり感がありました。
まずは「ピザ チーズカリー」を実食。パンをぱかっと開くと、トロトロのチーズとカレーソースが混ざり合い、その中にチキンがゴロゴロと入っています。
手で半分に割ってみると、チーズがびよーん! たまらず口に入れると、チキンがとても柔らかいんです。どこを食べてもお肉に当たるので、食べ応えは十分。シャキッとしたピーマンも良いアクセントになっています。
そして、カレーソースが思った以上に辛いっ! しかし、旨味が強く、複雑なスパイスの香りで“旨辛”の波が押し寄せ、「もっともっと!」と食べたくなってしまいます。これは、止まらないやつ!
サブウェイ「キーマカリーサンド」を実食! カレー味のタコスっぽい
続いて、「キーマカリーサンド」を実食。パンを開いてみると、片側にカレーソースがたっぷりと塗られていましたが、メニュー写真ほどの“こんもり感”はないかも?
無料のオリーブを追加してもらったこともあって、タコスを彷彿とさせる見た目です。
シャキシャキ生野菜とカレーソース、そして甘みのあるふわふわパンの組み合わせは、味わったことのない感覚。強いていえば、「カレー味のタコス」という表現が近いと思います。
目立った肉が入っていない分、野菜の存在感が強く、かなりあっさりめ。がっつり食べたい日には、ここにハムやえびをトッピングしてもよさそう。
ソースの辛さは、ホットな「ピザ チーズカリー」を食べた後だからか、そんなに感じない……と思ったら、やっぱり辛い! 口に入れた瞬間は、野菜のさっぱり感が強かったものの、後から結構ピリッときました。
【結論】サブウェイの“本気カリー”に脱帽! インドカレー好きは試す価値あり
正直に言うと、食べる前は「しょせん子どもも利用するファストフード店のカレー味でしょ?」とちょっと舐めていたんです。
しかし、食べた瞬間、「カレー」ではなく「カリー」である意味がわかりました! このトリップ感のあるスパイシーさは「サブウェイの本気だ!」と……。
そして、「ピザ チーズカリー」は、辛めのインドカレーが好きな人ならきっと試す価値あり! 普段はサブウェイを利用しない人も、この本気の味を知ればお店のイメージが少し変わるかもしれません。