KAT-TUNのレギュラーバラエティ『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』(TBS系、2月8日深夜放送)に、芸能界を舞台にした人気漫画『推しの子』(集英社)の原作・赤坂アカ氏と、作画・横槍メンゴ氏がゲスト出演。KAT-TUNの上田竜也、亀梨和也、中丸雄一から事務所への不満と思われる言葉が飛び出し、ファンの間で心配の声が上がっている。
目次
・KAT-TUN・亀梨和也、スタッフ不足を嘆く
・KAT-TUN・上田竜也、改善すべき点は「事務所」
・SUPER EIGHT・大倉忠義もスタッフを「信用してない」
KAT-TUN・亀梨和也、「一人じゃ絶対無理」「人材がいない」とスタッフ不足を嘆く
『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』では今回、昨年4月期にTOKYO MXほかにてテレビアニメ化し、大きな話題を呼んだ『推しの子』作者の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏が、アイドル歴25年のKAT-TUNに“取材”をするという設定でトークを展開。
まず、赤坂氏が「(芸能界で)一番悪いやつって誰なの?」とストレートに尋ねると、亀梨和也は「このご時世、僕らもわからないんですよ。何がうごめいていて(いるか)。(昔は)もっとシンプルだったじゃない? けどもう、裏の裏だから、(今は)本当に何を信じていいのか」と吐露。上田竜也も「俺たち立場として、めちゃくちゃ弱いからね。今の時代」と続いた。
なお、彼らが所属していたジャニーズ事務所は、創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受け、昨年12月にSTARTO ENTERTAINMENTへと生まれ変わったばかりだ。
赤坂氏は「(芸能人は)ずっと振り回されているイメージ」と言いつつ、「一番改善されてほしい(こと)とか、あります?」と3人に質問。すると中丸雄一は、「最近さ、年齢のこともあるのかわからないけど、前よりは自分たちで責任を持って……仕事の幅は広がったんじゃない?」とコメントし、上田も「ここ、ホント最近ですよね」と同意した。
そして亀梨は「絶対的ルールがあったからこそ、これだけの人数の、逆に言ったら統制が取れていた。けど、そうじゃなくなってきているから。今後たぶん、ひとつのくくりとしては絶対に成立しなくはなるね」と個人的な見解も示し、「改善していかないといけないと思うのは、人材(確保)ですね。(今は)人材がいない」と主張し、「自分とシンクロするぐらいの感じで、いろいろ話を(できる人が必要)」「自分一人じゃ、絶対ムリなんですよ。(中略)ただ本当に人がいない、この業界」と、スタッフ不足を嘆いた。
KATTUN・上田竜也、改善すべき点は「事務所」! 「今まで知らなかった“粗”が出てくる」
一方、上田は改善すべき点について「身近だよ、身近。事務所含め、いや、事務所だな」とボソリ。亀梨が「改善してほしい?」と迫ると、しどろもどろになりながらも、「そりゃ、改善してほしいでしょうよ」と口に。
事務所が立て直しを図っている最中だけあって、亀梨からは「我々、渦中の人間なんで」と自虐的な言葉も飛び出し、上田は「こういうことを話すと、今まで知らなかった“粗”が出てくるんですよ。ちゃんと対面でどういう話をしてきたか、っていうのを(確認)してこなかったので」と事務所とのコミュニケーションに関して言及。「身近がすごく信用できるというか、いい巡り合わせであったら、めちゃくちゃ良くなるんだろうなと思うけど……」「『いやいやいや』っていうのが多い」と、不満を明かしていた。
「また、マネジャーとの関係性について、亀梨は『突っ込んでちゃんと話す』そうですが、上田と中丸は基本的にプライベートの話はあまりしないとか。亀梨は、『自分たちの意思じゃなく、人が変わる』と、マネジャーの交代が激しいこともボヤいていました。なお、頻繁に代わるのは『身内になりすぎちゃうと情報が(外に漏れてしまうのではないか)』と推測し、『タレントさんによってさ、マネジャーさんに自宅さえ教えてない(人もいる)』と語っていました」(同)
この放送を受け、ネット上では「亀ちゃんが事務所の人材不足について話してて、かなり興味深い内容だった」「『身近だよ、身近』『改善してほしい』って キッパリ言った上田くんが男らしい」「ここまで“スタッフが信用できない”みたいなことを言われると心配になる」「タレントが公の場で事務所の不安を吐露するって、よっぽどでは?」と、心配の声を中心にさまざまな感想が上がっている。
KAT-TUN・中丸雄一のYouTubeスタッフを、SUPER EIGHT・大倉忠義は「信用してない」とバッサリ
なお、今年2月4日にグループ名を「SUPER EIGHT」(スーパーエイト)に改名した関ジャニ∞の大倉忠義も、事務所の情報管理について不満を明かしていた。
「新グループ名の発表前日、大倉は中丸個人のYouTubeチャンネルに登場し、『(新グループ名は)決まってんねんけど、なんか……。いろいろ漏れるやん、最近……うちの会社』『(撮影スタッフの中には)初めましての人もおるから、ちょっと信用してない』とバッサリ。中丸も『それが正しいと思う』と肯定していました。大倉は現場スタッフに『ごめんなさい。すいません』とお詫びしていました」(前出・ジャニーズに詳しい記者)
ネット上では、『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』での亀梨や上田の発言に大倉の言葉を重ねる人も少なくなく、「大倉も『情報が漏れる』と言ってたし、事務所にちゃんとしたスタッフはいるのかな?」「大倉も『信用してない』と言ってた」と、反応していた。
いずれにせよ、事務所サイドはタレントたちが一刻も早く安心して活動ができる体制を整えてほしいものだ。