気軽に一人焼肉ができるチェーン店として人気の焼肉ライク。「1人1台の無煙ロースターで好きなだけ一人焼肉が楽しめる新感覚の焼肉ファストフード店」を掲げる同店ですが、SNSで「外食で最も高コスパなのは焼肉ライク」という情報を目にし、無類の焼肉好きである私は、早速最寄りの店舗に足を運ぶことにしました。
※価格はすべて税込。
※価格やメニューは2024年2月15日時点の情報です。
※店舗によって価格やメニューおよびシステムが異なることがあります。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
目次
・焼肉ライクのセット(牛肉)は最安値650円
・焼肉ライク「バラカルビセット」の内容
・焼肉ライクのサイドメニュー
焼肉ライク、牛肉のみの焼肉セットがたったの650円
焼肉ライクは、2018年に1号店がオープン。その後、急成長を遂げ、現在では世界に100店舗以上を展開しているそうです。
SNSでは「とにかくコスパが良い」と話題なのですが、実際に店を訪れてびっくり! 最も安い牛肉のみの焼肉セット「バラカルビセット」がたったの650円だったからです。
バラカルビセットは、バラカルビ、ごはん、わかめスープ、キムチがついたセットで、肉の量が100gだと650円、200gだと1,090円。今回は650円のセットをチョイスしました。各テーブルに設置されたタブレットから注文します。
バラカルビセットの準備中、筆者はテーブル周りを観察していたのですが、なんてムダのない造りなんだ……とひそかに感動しました。
テーブルはお盆が固定できる仕様になっており、その奥にある無煙ロースターは近すぎず遠すぎずの絶妙な距離。
タレ類は座席の右上にきれいに陳列され、サイドにはコップが重ねられています。目線を下にやると、そこには蛇口があり、セルフで水を飲めるようになっているんです。
また、ロースターのスイッチも手元にあり、引き出しにはお手拭きと箸が収納されていました。
テーブルからのタブレットオーダーもそうですが、着席したままスムーズにすべての動作を行えるのは、一人外食の身にはありがたい限りです。
タブレットにバラカルビセットの準備が完了したという通知が届いたら、受け取り口へ。自分でサーブを行い、テーブルにお盆を設置して、さあいよいよ一人焼肉スタートです!
焼肉ライク、650円の「バラカルビセット」は肉が8枚も!
こちらが肉の量100gのバラカルビセット。
牛肉のみで650円という破格の値段とあって、肉の量もかなり少ないかなと思いきや、バラカルビの枚数は8枚も! ごはんも大盛り無料ですし、わかめスープもたっぷり。これにキムチもついて650円とは、大きな衝撃を受けました。
では、バラカルビを焼いていきます。
薄切りなのでサッと焼けるのがうれしい。無煙ロースターなので、もくもくとした煙のわずらわしさもありません。
焼けるのを待つ間、どのタレを使おうかと吟味していたのですが、焼肉ライク初来店なので、今回は基本の「淡麗あっさり生醤油だれ」と「濃厚コク生醤油だれ」を選びました。
まずは淡麗あっさり生醤油だれでいただきます。さっぱりした味わいでほのかに甘みもあり、肉の脂によく合う! もう少しパンチがほしかったので卓上のにんにくおろしを加えると、抜群においしくなりましたよ。
次に試した濃厚コク生醤油だれは、肉につけて食べると、米との相性が爆上がり。焼肉ライクファンの中には、コチュジャンを混ぜるとさらに風味豊かになるという人もいるようで、次回はぜひ試してみたいものです。
また、卓上には「死ぬほどうまいデス!!」というふりかけも。激辛スパイスのように見受けられ、「中毒性あり」とのことで、気になる人はぜひ試してみてほしいものです。
焼肉ライクにはカレーやTKGを楽しめるサイドメニューも
先述の通り、バラカルビセットには、わかめスープとキムチもついていますが、この2つがいい仕事をしてくれるんですよ。バラカルビとごはんだけでも十分おなかは満たされるのですが、わかめスープのホッとする味わいが加わると、“満足度”がアップ。
またキムチを焼肉に添えてごはんと一緒に食べると、“焼肉を楽しんでる”という感覚がさらに増すんです。あらためて「650円でこんな贅沢な気持ちを味わえちゃっていいの!?」と驚きました。
なお、焼肉ライクはサイドメニューも充実。枝豆、サンチュ、韓国のりといった定番のほか、「焼肉屋のちょい足しカレー」(210円)や「焼肉専用!TKGトッピング(生卵、ねぎだれ、海苔、TKG専用だれ)」(210円)とごはんをさらに楽しめるメニューもありました。
ファストフード店としてサクッと焼肉を楽める焼肉ライクですが、とにかく安価&メニューが豊富なので、頑張った日のちょっとした“ご褒美”にもなる店だと感じました。
外食で最もコスパが良いのは焼肉ライク説、確かにそうかもしれない……そんなふうに納得しながら帰路に就いた筆者でした。