関ジャニ∞(2月4日よりSUPER EIGHTに改名)の元メンバー・錦戸亮が、2月23日放送の金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系、以下『ふてほど』)第5話にゲスト出演する。約5年ぶりの民放・地上波ドラマへの登板となる錦戸は、今年4月期の連続ドラマにレギュラー出演するとも報じられ、SNS上で大きな話題を呼んでいる。
目次
・錦戸亮、『ふてほど』で民放地上波ドラマ復帰
・錦戸亮、赤楚衛二主演ドラマ出演は確実?
錦戸亮、『ふてほど』で5年ぶり民放地上波ドラマ復帰にファン歓喜
宮藤官九郎氏が脚本を担当し、俳優・阿部サダヲが主演を務める『ふてほど』は、昭和のダメおやじが令和にタイムスリップする「意識低い系タイムスリップコメディ」。阿部演じる主人公・小川市郎が1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和の世界で出会う人々と関わりながら、コンプライアンスなどについて考えるきっかけを与えていくというストーリーだ。
仲里依紗、吉田羊、磯村勇斗、河合優実といった個性豊かなキャストが脇を固め、毎話用意されている“ミュージカルシーン”も、見どころのひとつとなっている。
TBS公式サイト内にある「TBS Topics」ページの情報によれば、「錦戸が演じるのは、昭和時代に登場する“重要な役柄”」(原文ママ、以下同)とのこと。同局ドラマへの出演は、今作と同じ脚本家・宮藤氏とプロデューサー・磯山晶氏がタッグを組んだ『ごめんね青春!』(14年10月期放送)ぶりとなる。
「19年、錦戸は関ジャニ∞のデビュー15周年記念ツアー『十五祭』(7月14日~9月3日まで開催)を最後にグループを脱退。9月30日をもって旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)を退所し、以降は基本的にソロで歌手、俳優活動を行っています。ドラマだと、昨年は『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHKBSプレミアム・BS4K)や、宮藤氏が手掛けた『離婚しようよ』(動画配信サービス・Netflixにて配信)にも出ていますが、民放・地上波ドラマへの出演は『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系、19年1月期放送)以来、約5年ぶりです」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな錦戸は『ふてほど』出演にあたり、「磯山晶プロデューサーと脚本・宮藤官九郎さんという日本のドラマ界において強固なタッグのお二人にまた呼んでもらえて光栄です! (中略)磯山さんと宮藤さんの作品は、ほかの作品にゲストで出るのとはわけが違うんですよね」などと、気合十分にコメントを寄せた。
今回の発表を受けて、ネットユーザーは「民放ドラマでまた亮ちゃんの演技を見られるのうれしすぎる」「宮藤官九郎に感謝」と歓喜したり、「錦戸くんもミュージカルシーンやってくれるのかな?」「NHKのドラマもNetflixのドラマも演技が良かったから楽しみ」などと声を上げ、放送を心待ちにしているようだ。
錦戸亮、赤楚衛二主演のフジ4月期「木曜劇場」出演は確実?
錦戸をめぐっては、昨年11月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋、12月7日号)が、フジテレビ系で24年4月クールに放送されるドラマに錦戸、山下智久がキャスティングされていると報道。錦戸は、俳優・赤楚衛二主演の「大病院を舞台にした復讐物のサスペンス」に、「重要なポジションでキャスティングされています」と、フジテレビ関係者が証言を寄せた。
なお、山下に関しては、昨年12月21日の時点で、4月期ドラマ『ブルーモーメント』で主演を務めると正式発表されたが、赤楚主演ドラマは現段階で主演以外のキャスト情報は伏せられている。
2月16日に情報解禁された赤楚のドラマは、木曜午後10時台の「木曜劇場」枠の『Re:リベンジ-欲望の果てに-』とのタイトルで、「巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの『野心』と『復讐心』が入り乱れ、人間の内に秘めた『欲望』がむき出しになっていくリベンジサスペンス」。「文春」が報じていたドラマの設定と概要に相違がないため、ネット上では錦戸の出演を“確実”と見ている人は多いようだ。
「4月期ドラマのほか、『ふてほど』へのゲスト出演が決まったことで『めっちゃうれしい』『4月からは毎週木曜日に地上波で見られる』などと、すでにファンは大盛り上がりしています。その錦戸は、2月13日に日英合作映画『コットンテール』(3月1日より全国公開)の特別先行上映イベントに登壇。イベントの写真を見た一部ファンは、『亮くんがヒゲを剃ってるってことは、やっぱりウワサされてる4月のフジドラマに出るのかな?』などと期待していました」(前出・同)
俳優業が波に乗っている様子の錦戸。ひとまず、23日放送の『不適切にもほどがある!』の演技に注目しつつ、4月期ドラマ出演の正式発表を待ちたいところだ。