喫茶店やファミレスなどが、朝の時間帯にドリンクとトースト等のメニューをお手頃価格で提供するモーニングサービス。これまで実食レビューでお届けした全21店をまとめてお送りします。
※価格等の情報はそれぞれ記事公開時点の情報になります。
※最新情報は各店公式サイトをご確認ください。
目次
【コーヒーチェーン】
・ドトール
・プロント
・エプロント
・イタリアントマトCafeJr.
・タリーズコーヒー
・カフェ・ベローチェ
・エクセルシオールカフェ
・むさしの森珈琲
・星乃珈琲店
・コメダ珈琲店
・珈琲館
【ハンバーグチェーン】
・びっくりドンキー
【ハンバーガーチェーン】
・ロッテリア
【ドーナツチェーン】
・ミスタードーナツ
すき家 420円「自社製ベーコンエッグ朝食」
※2023年12月17日公開時点の情報です
今回セレクトしたの「自社製ベーコンエッグ朝食(ごはん・みそ汁・目玉焼き・自社製ベーコン・レタス・のり・季節の小鉢)」420円! というのも、すき家公式サイトの「すき家で朝ごはん」というページを見たところ、この自社製ベーコンをゴリ押ししていたから。なんでも「ドイツ産の塩を手作業で丁寧にすり込み 2週間じっくり熟成して旨みを凝縮」しているそうで、すき家の自社製ベーコンにかける熱意と本気度を感じ取ったんです。
注文から待つこと数分、「自社製ベーコンエッグ朝食」が運ばれてきました……ってあれ!? ベーコンはどこ?
目玉焼きの下に3枚隠れていました。公式サイトでベーコンをゴリ押ししていたのに、そのあまりの存在感のなさにびっくりしてしまいました。
肉厚のベーコンを想像していたので、「ペラペラ……」「ちょっと残念」というのが第一印象。「これはあまり期待できないかも」と口にしてみると、ごめんなさい!! 前言撤回します。
しっかり利いた塩み、燻製の香りが口の中にブワッと広がり、ごはんが進む進む! スーパーなどで市販されているベーコンとは一味も二味も違い、「まさかすき家でこんなおいしいベーコンに出会えるなんて!?」と感動してしまいました。
モーニング詳細
提供時間:午前5時~11時まで
価格:最安290円(ごはん並盛、税込、以下同)
松屋 380円「得朝牛皿定食」
※2023年12月8日公開時点の情報です
私が選んだのは11月に登場したばかりの新メニュー「得朝牛皿定食」! ご飯の量は、小盛・並盛・大盛・特盛から選べて、すべて同じ値段なのだそう。普段朝ご飯を食べない私は、小盛を選択しました。
ラインナップは、ご飯、みそ汁、牛皿、サラダ、おしんこ、海苔の6品。なんといってもサラダがうれしい! 朝の忙しい時間、なかなかサラダまで用意できない……という人は多いのでは? そんな時にさくっと安い値段でサラダ付きのモーニングを食べられるなんて最高!
メニュー一覧で見た際、「牛皿は肉の量がかなり少ないのかな?」と思ったのですが、小盛のご飯の上に乗せるといい塩梅の牛丼ができあがりましたよ。
早速、実食! いつもながらのおいしい松屋の牛丼です。おしんこや海苔と一緒に食べると、味変できて楽しい!! ちなみにこの海苔は味付けではなく焼き海苔でした。
普段、朝ご飯を食べない私も、あっという間に完食。というか、おしんこや海苔がついているので、むしろご飯の量が足りない、もっと食べたい! と思ってしまいました。追加料金もかからないので、次回からは必ず並盛以上を頼もうと思います。
モーニング詳細
提供時間:午前5~11時
価格:最安380円(税込、以下同)
なか卯 390円「目玉焼き鶏小鉢朝食」
今回は「目玉焼き朝食」に鶏小鉢がついた「目玉焼き鶏小鉢朝食」(390円)を小盛ごはん(−20円)で注文。なか卯といえば、厳選した鶏肉と秘伝のたれを使用した「親子丼」(並盛450円)が看板メニューというイメージがあったので、同じく鶏肉を使った「鶏小鉢」が食べてみたかったんです。
さらに今回は、みそ汁を「季節のみそ汁」(+20円)にグレードアップ! これで合計金額は390円になりました。
ただ、「季節のみそ汁」に今入っている具材の案内は、メニュー表にも店内の掲示にも見あたらず……(あったのかな?)。忙しそうな店員さんに聞く勇気もなかったので、「今の時期は何が入っているのかな?」とわくわくしながら提供を待ちます。
食券購入後、ほどなくして「目玉焼き鶏小鉢朝食」が席に運ばれてきました。早速、鶏肉を食べてみると、上品で奥深い出汁の風味が口いっぱいに広がり、想像以上においしい!
たれごとごはんに乗せて、“鶏肉丼”にするのもアリ!
テーブルに置かれていた「なか卯の京風山椒」との相性も抜群でした。
目玉焼きはごはんに乗せ、テーブルにある「なか卯 だし醤油」をかけていただいてみます。目玉焼きの半熟具合には一家言ある筆者ですが、箸で割るとトロ~リ。100点満点の焼き加減に小躍りしたくなりました。
「なか卯 だし醤油」も丸みのある優しい味で、普通の醤油をかけるよりも上品な気分になりました。
今回、20円増しでグレードアップさせた「季節のみそ汁」は、厚めの油揚げとねぎ、そしてたっぷりのほうれん草が入っていました。店員さんにうかがったところ、「季節のみそ汁」は通常のみそ汁に入っているワカメをほうれん草に置き換えているとのこと。
もちろん、季節によって具は変わるそうで、なか卯公式X(旧Twitter)によると、6月には“穂先たけのこ”が入っていたようです。
目玉焼きの定食だけ、なぜか京風つけものが付かないため、野菜をメインにしたおかずがないんですよね……。なので野菜多めの「季節のみそ汁」を選んだのは大正解でした。
「目玉焼き鶏小鉢朝食」は全体的に味のレベルが高く、大満足の内容でした。これが390円で食べられるなんて、毎日でも通いたいくらいです。
ちなみに、なか卯は昨年、みそ汁の単品販売を一時やめたところ、多くのファンから復活を望む声が相次いだため、後にメニューに復活させたとか。
確かに、某牛丼チェーンのみそ汁と比べても、段違いにおいしい! なか卯ファンの皆さんが復活を望んだのも納得です。
モーニング詳細
提供時間:午前5~11時
価格:最安290円(税込、以下同)
プロント 528円「あさごぱんセット」
今回はネーミングがかわいい、プロントのモーニング人気メニュー「あさごぱんセット」を注文。
お店に入ると、カウンターの隣にパンが並べられた台がありました。お目当ての「あさごぱん」と「あさごぱんチーズ」がハーフサイズで並んでいるのを発見! ハーフ×2枚で、組み合わせを自由に選べるのだそう。どっちも食べたい人にはうれしいですね。
まずは「あさごぱん」をいただきます。食パンの上に目玉焼き、ぐるりと囲むようにマヨネーズがたっぷりのっていて、さらに四隅にはベーコンが! アクセントに胡椒がかかっています。
ひと口食べると、食パンのやわらかーくほんのりとした甘み、卵のしっかりとした風味、マヨネーズの酸味、ベーコンの塩味と旨味が次々と口の中に広がります!
パン、目玉焼き、ベーコンは朝ごはんの定番メニューですが、こういう食べ方は新鮮です。家でも真似してみようかな。しっかり苦みの利いたホットコーヒーと相性抜群でした!
続いては「あさごぱんチーズ」。こちらも食パンの上に目玉焼き、それを囲むようにマヨネーズ、そしてチーズがのっています。こちらは胡椒ではなくパセリがかかっていました。ベーコンがのっている「あさごぱん」より、さらにシンプルな見た目ですが、こちらもしっかりとした味わいです。
どちらもたっぷりのっているマヨネーズの味が一番印象に残っているような……。見た目以上にしっかりと食べ応えがあります。それぞれ半分づつ食べたらかなり満腹になりました。
思いがけずうれしい発見だったのは、セットで頼んだグリーンフルーツルイボスティーが、爽やかな風味でかなりおいしかったこと! ノンカフェインのルイボスティーがセットのドリンクで選べるのはポイントが高いですよね。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前10時
価格:最安495円(税込、以下同)
・トーストセット 495円
・ハムチーズトーストセット 583円
・あさごぱんセット 528円
イタリアントマトCafeJr. 680円「Wサンドモーニング」
※2023年12月16日公開時点の情報です
今回は、サンドイッチの断面から見える色鮮やかな具が目を引いた「ハムたまごとツナサラダのWサンドモーニング」(680円)を注文。ドリンクはホットコーヒーにしました。
注文完了から7分後、店員さんが「お待たせしました」と大皿を持って登場。具がパンからはみ出ており、これは見るからにボリューミー!
メニュー写真だとわからなかったのですが、サンドイッチは山形パンを使ってるんですね。また、ホットサンドのようなものを想像していましたが、実際は温かいトーストで冷たい具を挟んだ“トーストサンド”でした。中までサックサクに焼かれたトーストの食感が軽く、お菓子感覚でどんどん食べ進めてしまいます。
具はハム&たまごサラダと、ツナサラダ&オニオン。前者はハムが4切れも入っていて、食べ応えがあってリッチな味わい。一方のツナサラダは、ジューシーで上品な味付けでした。
サラダは、レタスなどの葉物野菜、ポテトサラダ、コーンに、イタリアンドレッシングがかかっています。ミニサラダでも許容範囲なのに、この量はうれしい!
一方、小さいココットに入っているのは、ベリー系のソースがかかったほぼ無糖のヨーグルト。数口で食べ終わる小さなサイズですが、あるとないとでは見た目の優雅さが全然違う!
今回セレクトしたイタリアントマト CafeJr.の「ハムたまごとツナサラダのWサンドモーニング」は、お昼ご飯はいらないかな……と感じるほどのボリューム。680円はカフェチェーンのモーニングとしては高価格帯であるため、やはり満足度は高いです。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時
価格:最安530円(税込、以下同)
・レタスドッグモーニング530円
・ベーコンエッグモーニング 680円
・ハムたまごとツナサラダのWサンドモーニング 680円
タリーズコーヒー 630円「イングリッシュマフィン ハムエッグ」
※2023年12月11日公開時点の情報です
今回は、こんもりとした具材がおいしそうで目を引く「イングリッシュマフィン ハムエッグ」(セット630円、単品385円)を注文。ドリンクはアイスソイラテ(セットドリンク対象外のため+99円)にしました。ワンコインのモーニングに慣れている身には、630円~は高価格帯です。否が応でも期待が高まります!
待つこと1〜2分。おやおや……? やけに薄いマフィンが到着。焼き上がってから一回押し潰しましたか? ってくらいに薄い!
ハムが1枚ペラリとのぞいていますが、「ハムエッグ」のエッグが見えない。少しハムをずらしてみたら……。
この「マヨネーズ塗ったよ」みたいな部分が「エッグ」!?
写真と違いすぎでは!? エッグのこんもり感はどこへ……? マフィンの下段の厚みも、写真のほうが2倍くらいあります。このマフィンが単品385円、セットで630円。コスパ最悪と言っていいでしょう。見た目含めて衝撃のモーニングです。
ちなみに、ハムの上のマフィンを外して写真に撮ってみたんですが、かなり虚しい有様だったため掲載は自粛しました!
考えてみれば当たり前なのですが、モーニングサービスのすべてが良心的なわけではないんですね。これに630円出すなら、セブン-イレブンでソーセージエッグマフィンとホットコーヒーを買うことをおすすめします。金額も味もセブンの断然勝ちですよ!
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時30分
価格:最安580円(税込、以下同)
カフェ・ベローチェ 480円「トーストサンド とろ~りチーズ&ツナ ~チェダーチーズ~」
※2023年12月8日公開時点の情報です
今回はA SET「トーストサンド とろ~りチーズ&ツナ ~チェダーチーズ~」、飲み物はブレンドコーヒーを選びました。
注文してから調理を始めるようで、トーストサンドが提供されるまで1~2分レジ横でスタンバイ。トーストしているところが見えてワクワクします。
デデーン!!! チーズがすごい!! 滝のように流れ落ち、下に接触するギリギリのラインでピタッと凝固しています。
パンは8枚切りの厚さ。手にするとズシッとした重みと、焼き立てのぬくもりを感じます。寒い朝には幸せですね。
断面を見るべく、手でちぎってみました。
サラダほうれん草が出てきました。写真ではとても見えにくいのですが、マヨネーズ味のツナもたっぷり入ってます。「とろ~りチーズ&ツナ」の名の通り、チーズのとろ~り具合がすごい! 実際に食べると、チーズが口中に広がりとにかく幸せ。
パンの耳のほうはサクサクですが、中央にいくほどチーズと一体化してしっとりしてきます。そこに、なめらかなツナととろとろのチーズが加わると、もはや噛まずに飲み込めてしまうほど。こんなに柔らかいチーズサンドは初めて食べました。はっきり言って、チーズサンド界における名作でしょう。
これがドリンク付きで480円とは非常にありがたいばかり。とろ~りチーズがお好きな方は、早起きしてでも食べる価値は十分にありますよ!
カフェ・ベローチェ 480円「カイザーサンド スクランブルエッグ・ベーコン」
後日、B SET「カイザーサンド スクランブルエッグ・ベーコン」を食べに行きました。
公式サイトによると、「外はパリッと中はふんわりもっちり、石窯で焼き上げたカイザーパンに、スクランブルエッグとベーコンをはさんで、温めて提供します」とのことで、実際ホカホカで登場しました。
カイザーロールのどっしりした存在感が◎。隙間から見えるグリーンの葉物も新鮮さを感じます。
パンを開いてみるとベーコン3切れ、葉物がパラリ。メニュー写真もベーコン3切れ、葉っぱ4枚程度だったので、出来栄えの差はあるようですがこれで正しいようです。
実際に食べてみると、シンプルに「うまい!!」。カイザーロールのモチッとした食感がたまりません。スクランブルエッグの優しさとベーコンの塩味もいい感じ。サイズは小ぶりではありますが、パンがモッチモチなのでほどよく満腹になりました。仕事前にはぴったりの量だと思います。
このカイザーサンド480円はオトクかどうか考えると、コーヒーチェーンにおいては「適正価格」といえるかもしれません。どこで食べようか考えているなら、ベローチェが大正解ですよ!
カフェ・ベローチェ 480円「カイザーサンド スクランブルエッグ・ベーコン」
C SET「トーストサンド とろ~りチーズ&ハム ~モッツァレラチーズ~」がこちら。A SETのトーストサンドと同じように、チーズが滝のように流れ落ちています。
うっとり。これ、上からパンを押さえつけたわけではなく、提供されたときからチーズがこんなことになっています。
接写するためにスマホを近づけたら、湯気でレンズが曇ってしまいました。出来立てを用意してくれるのでホッカホカ! 寒さに凍えた指先が温まります。
チーズの逆側を開いてみました。見てください、ハムの重なり具合を! 太っ腹なことに、なんと4枚も乗っていました。
サラダほうれん草の緑色が鮮やかで、パンを解体したのに色合いが美しいですね。
手に持つと、ずっしりとした重量感とぬくもりで心が弾みます。そして、もちろんのこと「おいしい!」。ロースハムの塩味と、押し寄せるチーズの波……。そしてそれを受け止める食パン。ただただ、口の中が幸せでしかありません。サンドの終盤にはトマトベースのソースも現れて、ほどよい酸味が味変になって◎。名残惜しい気持ちで完食しました。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時
価格:480円均一(税込)
むさしの森珈琲 462円「モーニングサービス」
※2022年8月6日公開時点の情報です
むさしの森珈琲は、ドリンクの注文で4種のトーストから1品が選べる「モーニングサービス」。私が注文したのは、アイスコーヒーとチーズトーストです。
※現在はトーストの種類が5種に増えています。
アイスコーヒーはおいしいので◎。一方、モーニングサービスのトーストは、チーズがメニューの写真より少なめかも……。
焼き加減は良い感じです。店内の雰囲気が丁度良い。混雑していたら、また違った印象になるかもしれませんが、また来たいです!
むさしの森珈琲 857円「目玉焼きモーニング」
今回、私が選んだのは、「目玉焼きモーニング」。店員さんに、最も種類が多い厚切りトーストメニューの中で人気が高いものを聞いたところ、こちらをおすすめいただきました。
写真の通り、厚切りトーストと目玉焼き(2個)サラダ、ヨーグルトが一皿になったメニューです。単品だと583円、単品ドリンクとセットだとドリンクの料金にプラス363円になるということで、私は「アイス珈琲」(495円)とともに注文!
なお、むさしの森珈琲では、オープン時から午前10時30分まで「モーニングサービス」として、単品ドリンクを注文すると、厚切りトースト(ハーフ)と5種類のトッピング(ゆで玉子、キャラメルホイップ、いちごソース、おぐら、チーズ)の中から1品が無料に。
さらに追加メニューとして、「ハーフ厚切りトースト」(132円)や、「スモールサラダ」(220円)、「フルーツヨーグルト」(220円)も単品で用意されていました。
さて、肝心のお味はというと、まず、コーヒーショップということで、アイスコーヒーのお味はかなり本格的。体と自然に優しい100%オーガニックの「レインフォレスト・アライアンス認証農園産珈琲豆」を使用しているそうで、深い味わいながらも後味はすっきりしています。
続いて、軽く焼かれた厚切りトーストにはバターが塗られているので、そのまま食べてもしっかり甘みと塩味を感じられ、パン自体も耳の部分はやや噛み応えがありつつ中のほうは柔らかくて、とてもおいしかったです。
目玉焼きは見事な半熟! フォークを入れると、とろ~んとした黄身が出てきました。また、写真では伝わりづらいかもしれませんが、サラダにはレモンがきいたドレッシングがかかっていて、爽やかな酸味が口の中に広がります。
ヨーグルトにはいちごジャムがかかっていて、単品メニューの「フルーツヨーグルト」と比べると質素ですが、多すぎず少なすぎず、ちょうどいい分量でした。ただ、トーストは4cmほどの厚みがあるからか、すべてを食べ終わる頃にはすっかり満腹に。見た目よりもボリュームがあるので、普段朝食を食べない人や小食の人は、1つ頼んでシェアして食べるのもいいかもしれません。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前10時30分
価格:最安462円(税込)
星乃珈琲 450円「モーニングサービス ミニパンケーキ」
※2024年1月21日公開時点の情報です。23年2月よりモーニングメニューが増えました。
今回選んだ「モーニングサービス」は、450円でドリンクとミニパンケーキが楽しめるセット。100円追加で、ミニパンケーキのおかわりもできます。
モーニングドリンク代は450円なので、ミニパンケーキ代は実質0円! パンケーキといえば、星乃珈琲店の人気商品だけに、「そんな大サービスしちゃっていいの!?」と心配になります。
しっかりとした厚みがあるミニパンケーキ(C)サイゾーウーマン
運ばれてきたのは、生クリームがちょこんと載っているまんまるふっくらのパンケーキ。別添えでメープルシロップがついています。「ミニ」パンケーキという名称ですが、十分厚みがあり、まったくミニではないと感じました。
食べてみると、ふわもち食感のパンケーキに生クリーム&メープルシロップが合わさって、口の中が幸せいっぱいに……! カフェのレギュラーメニューにあってもおかしくないクオリティです。
星乃珈琲店モーニングのミニパンケーキは、味も食べ応えも実質無料レベルをはるかに超えています。これ、本当に実質0円で提供していいんですか? と聞きたくなるほど。物足りないこともなく、満足感がしっかり得られますよ!
星乃珈琲店 650円「モーニングサービス 朝カレー」
※2023年12月31日公開時点の情報です
星乃珈琲店に行き、モーニングの朝カレーをオーダー。私が訪れた店舗は広々&座席がゆったりしていて、くつろぎやすい空間でした。
それにしても、ドリンク代にプラス200円でカレーが食べられるってすごくないですか? しかし一方で「200円なら、きっとミニサイズのカレーなんだろうな……」と思い、あまり期待せずに待つことにしました。
そして、オーダーから10分もたたないうちに運ばれてきた朝カレー。丸くてかわいらしい器は、一般的なカレー皿に比べてひとまわり小さいサイズです。
ルーはほぼ具がないように見えますが、トッピングにゆで卵と福神漬けがついていることもあって手抜き感はなし! 彩りもキレイで、おしゃれな店内で知られる星乃珈琲店らしい品の良さが感じられます。
食べてみたところ、辛さはほとんど感じられず、やさしいうまみが口いっぱいに広がります。子どもでも食べられそうなマイルドな味ともいえるので、子連れモーニングにも良さそう。
また、ルーは具なしかと思いきや、細かく刻まれたお肉が入っていてなんだか得した気分です。しかも、小さめだと思っていた器は意外と深さがあり、ライスがたっぷり。モーニングとして食べるなら十分満足できる量。これが200円なんて、高コスパすぎ!
モーニングといえば、トーストというイメージがあるかもしれませんが、もう少しがっつりしたメニューが食べたいときには星乃珈琲店の朝カレーがピッタリです。
星乃珈琲店 650円「モーニングサービス フレンチトースト」
早速、星乃珈琲店で、モーニングのフレンチトーストをオーダーしました。
運ばれてきたのは、高級感たっぷりのフレンチトースト……! こんがりと焼き上げられたフレンチトーストにパウダーシュガーがかかっており、その上にはホイップがどーん!! さらに香ばしいアーモンドのトッピングも。別添えでメープルシロップもあります。
しかもゆで卵&ミニサラダ付きで、栄養バランスが良さそうなのも高ポイントです。
肝心の味はというと、この完璧なビジュアルを裏切らない、文句なしのおいしさ。ふわもち食感のフレンチトーストにメープルシロップが染み込み、お口の中が幸福感でいっぱいに……。
実質200円でこんなにハッピーになれるモーニングがあったなんて、星乃珈琲店の並々ならぬ企業努力が感じられます。
ただ、ボリュームの点でいうと、同じく、実質200円でがっつり食べられる朝カレーに軍配があがります。とにかくおなかを満たしたいときは朝カレー、高級感のあるモーニングをお得に食べたいときはフレンチトーストがおすすめです。
星乃珈琲店 550円「モーニングサービス ハムチーズトースト」
ハムチーズトーストというと、具材はハムとチーズのみのイメージがあります。しかし、運ばれてきたハムチーズトーストにはオレンジやイエローのソースらしきものがチラリ。ハムとチーズ以外にも何か入っているのでは……?と期待が膨らみます!
食べてみると、濃厚なチーズとほどよい塩気のハムが相性抜群でおいしい! トーストそのものが分厚いので食べ応えがありますし、チーズの上に振られたパセリとコショウも味のアクセントになっています。いい仕事してますね!
そして驚いたのが、チーズとハムの下に卵ペーストが入っていたこと。イエローのソースの正体は卵ペーストだったのです。粗めのペーストで、しっかりと「たまご感」が残っているのもポイント!
また、オレンジのソースの正体はトマトソースでしたが、こちらは主張が控えめ。チーズやハム、卵ペーストのおいしさをさりげなく引き立てている存在といえます。
見た目、おいしさ、ボリュームすべて文句なしで、実質100円とは思えないクオリティの高さでした!
星乃珈琲店 550円「つぶあんバタートースト」
運ばれてきたのは、真ん中にあんこがドーンとのったトースト。溶けかけのバターに食欲がそそられます!
ちなみにあんこの四隅にのっているのは塩です。あんこに塩を加えると、甘みが引き立つといわれていますよね。全体に塩を振りかけているわけではなく、あえて四隅に塩を配置する工夫に星乃珈琲店のセンスが感じられます。
あんこが大量なので「もしかして甘すぎるのでは?」と思いましたが、実際に食べてみるとそんなことはなく、意外にもさっぱりしています。つぶあんならではの食感が楽しく、バターのまろやかさと塩のしょっぱさも感じられるので、飽きることもなし。何よりたっぷりのあんこでパワーチャージできそう!
味もボリュームも実質100円とは信じがたい、星乃珈琲店のつぶあんバタートースト。朝からガッツリ糖分を摂取したいときにぴったりです。
コメダ珈琲店 500円「選べるモーニング」
※2022年8月6日公開時点の情報です
名古屋発祥の喫茶店「コメダ珈琲店」です。私が訪れたのは土曜日で、オープンから30分程経過した頃。さらに、大通りに面している店舗ということもあり、駐車場はなかなかの混雑でした。
こちらは、モーニングのメニュー「朝コメ 選べるモーニング」です。開店から午前11時まで。ドリンク注文で、モーニングセットが選べます。
注文したのは、アイスコーヒーと「ローブパン(バター)・定番ゆで玉子」。丸いローブパンは、“モーニングサービスとしての1日の提供上限に達し次第、提供を終了させていただきます”とあったので、頼んでみました(笑)。
パンはふんわりとして、ゆで卵は固めです。アイスコーヒーは甘かったので、個人的には減点……。少しざわざわした雰囲気なので、落ち着いて作業したい人には向いていないかも? サクッと朝食を済ませるならおすすめです!
モーニング詳細
提供時間:開店〜午前11時
価格:最安500円(税込)
デニーズ 495円「ライトモーニング」(ドリンクバー付き)
※2023年10月13日公開時点の情報です。
デニーズで、495円で卵とベーコンとサラダ、トースト、ドリンクバーがついているのが「ライトモーニング」。682円で「スクランブルエッグモーニング」というメニューもあるのですが、それより200円も安く、同じものが並んでいます。
ただ、提供されたものを見て「……ほほう」と声が出た程度に、量は控え目。スクランブルエッグはたぶん卵1個分? サラダは片手を軽く丸めたくらいの量です。
パンは5枚切りくらいの厚み。ホイップバターとストロベリージャムがついてます。トーストはライス&味噌汁と変更可能。ワンコインで野菜も肉も卵もパンも摂れるのはかなりうれしいですよね!
モーニング詳細
提供時間:開店~11時まで
価格:最安253円(税込)
デニーズ 495円「グリルドチーズサンド」(ドリンクバー付き) 495円
※2023年10月13日公開時点の情報です。
グリルドチーズサンドは、8枚切りのくらいのパンにチーズが挟んであるホットサンド。表面をバターでこんがり焼き目をつけているので、カリっと食感とバターの塩味がうまい! ゆで卵もついていて、ワンコインで満足感のあるメニューだと思います。
ゆで卵はサラダに変更可能、ドリンクバーがついて495円。私が一番よく食べているモーニングです!
モーニング詳細
提供時間:~11時まで
価格:最安290円(ごはん並盛、税込、以下同)
ガスト 700円「スクランブルエッグ&ベーコンソーセージセット」(日替わりスープバー、ドリンクバー付き)
※2023年10月13日公開時点の情報です。
こちらはガストのモーニングメニューです。ドリンクバーだけでなく日替わりスープバーもセットにつくのが特徴です。開店から午前10時半まで注文可能。
ファミレスモーニングではド定番の組み合わせ、スクランブルエッグとベーコン、トーストのセット。デニーズのスクランブルエッグモーニング(¥682)とボリュームは変わらないと思います。
スクランブルエッグは、デニーズのほうがスクランブル感がしっかりしてるかも? ガストのほうは、フライパンで大きく二度混ぜたくらいの質感で、こっちのほうが好みです。ベーコンはデニーズのほうが大きいですね。
トーストは5枚切りくらいの厚み。希望すればストロベリージャムも無料でつきます。トーストはライスに変更可能。
スープも飲めて満足度は高いものの、700円はちょっと高いなあという印象。今後はワンコインメニューのトースト&ゆで卵セット(450円)か、小倉クリームトースト(500円)もチェックしたいと思います!
モーニング詳細
提供時間:開店~10時30分まで
価格:最安400円
ロッテリア 660円「彩り野菜ビーフバーガー」
※2023年12月30日公開時点の情報です
今回、私が選んだのは「彩り野菜ビーフバーガー」。メニュー表の先頭に載っていたので、おそらくこれがロッテリアの最推しメニューなのではないか? と思ったからです! また、セットにしてドリンクにはホットカフェラテをチョイス。値段は660円でした。
どうですか? 見た目的にかなりボリューミーなモーニングセットでびっくり。小さなことですが、ドリンクがマグカップに入っているのはうれしいポイント。紙のコップよりも、なんとなく優雅な気持ちになれるんですよね。
では、メインの「彩り野菜ビーフバーガー」から実食! 100%ビーフパティのジューシーさは100点満点。「あぁ、私いま肉を食べている!!」という実感を得られます。肉汁に野菜(トマトとレタス)、レリッシュ、ハニーマスタードが合わさると、さらに味の奥行きが出ておいしい!
また、どうしてもジャンクなイメージのハンバーガーですが、野菜がしっかり摂れる点も◎。店舗で仕込んだという新鮮なレリッシュも野菜が主ですし、「朝から不健康なものを食べている」という罪悪感は一切ありません。
加えて、私が特に気に入ったのはバンズのやわらかさ。普段マクドナルドをよく利用している私からすると、「ふわふわもちもち感がハンパない!」と感動しました。数あるバーガーの中で堂々主役を張れるバンズではないでしょうか。
一方、ハッシュポテトはどうでしょう。マックのそれよりも衣のガリガリ感&脂っぽさが強い気がしました。こってり系が好きな人には100点だと思いますが、あっさりめが好みの人はややくどいと感じる可能性があります。
なお、メニューすべてを食べ終わる頃にはかなり満腹。「動けない……」となってしまい、カフェラテをちびちび飲みながら、胃の具合が整うまでゆっくり過ごしました。
「朝ごはんはがっつり食べたい」という人にはおすすめですが、あっさり派の人にはあまり向かないメニューかもしれないので要注意といえるでしょう。値段もこれで660円は確かに適正価格と思う一方、もう少しボリュームを抑えて、値段も安くしてくれたら最高だな! と感じた次第です。ただ、その悩みは、シンプルなチーズバーガーを注文することで解消されるかも?
モーニング詳細
提供時間:開店~午前10時30分まで
価格:最安220円
吉野家 567円「ハムエッグ牛小鉢定食」
今回は、牛肉と豚肉が両方味わえる「ハムエッグ牛小鉢定食」(567円)を注文。「ハムエッグがあるから、ちょっと待つかな?」と思いきや、あっという間に定食を受け取ることができました。このハムエッグ、作り置きなのか? 厨房のオペレーションが気になります……。
生野菜サラダは、千切りキャベツ&にんじんに、コーンがたっぷりのっていました。これに、マヨネーズタイプの「クリーミードレッシング」をかけていただきます。濃厚なドレッシングはマヨネーズ感が強いので、余ったら牛小鉢やハムエッグにかけても◎。
鉄板に入ったハムエッグは、玉子を割ると少し硬めの半熟でした。ハムは塩気がそこまで強くないので、これをおかずにごはんをバクバク……という感じではないかも。
最初、鉄板に触れたら「ヤケドするかな?」と恐る恐る扱っていましたが、勇気を出して触ってみると“温かい”程度でした。やはり、ハムエッグはある程度作り置きしているのかもしれません。
牛肉と玉ねぎを特製だれで煮込んだ牛小鉢は、ごはんにのせて牛丼にするのにちょうどいい量。今回は、さらにハムエッグの目玉焼きをのせる裏ワザに挑戦しました。
これまで吉野家の牛丼は、生卵か温泉卵をトッピングするのが正解だと思っていましたが、目玉焼きも新鮮でおいしい! 焦げた白身の香ばしさがプラスされ、新たなおいしさを発見しました。通常、吉野家で目玉焼きが提供されるのはモーニングだけのようなので、これは特権ですね。
みそ汁は、わかめとねぎが少しだけ入っていました。この吉野家のみそ汁のクオリティなんですが、実は前々から「もう少し頑張れないものか」と気になっていたんです……。まぁ、豚汁(+132円)にグレードアップすればいいだけの話かもしれません。ただ、ほんの少しだけでいいんです、具を増やしていただけないでしょうか……。
吉野家の「ハムエッグ牛小鉢定食」は、量も内容も大満足! 何より朝から牛肉を頬張れる幸せを感じられました。
モーニング詳細
提供時間:午前4時~午前11時まで
価格:最安220円
びっくりドンキー 880円「モーニングプレートセット」 実食
※2024年1月15日公開時点の情報です。
モーニングプレートセットが到着。「デカッ!!」と声が漏れるほど、皿が大きい! なんと直径約30センチほどのビッグなプレート。我が家にこんな大きな皿はありません。
フードもすべて、予想の1.5倍はあるボリューム! ソーセージ、サラダ、目玉焼き、ベーコン、トースト。すべて大きめ多めです。トーストは厚みがすごい。5枚切りよりも厚いような気がします。バターは容器に入ったホイップバターになります。
サラダの瑞々しさにびっくり。こんなにおいしい野菜を食べたのはいつぶり? なんて思わず考えてしまいます。フレッシュな野菜を食べられるのは、朝早い時間帯の特権かもしれません。
紫キャベツのマリネは無意識で口に運んで、おいしさに二度見しました。ぼんやりした頭を起こしてくれる酸味。良い仕事しています。
ソーセージもベーコンも思ったより長さがあるんです。そして、丸く添えられたマッシュポテトは少量に見えますが、食べごたえ抜群。ぽってり濃厚で、このサイズでも十分意義を果たしています。ベーコンは長い上に、厚みも◎。満足感あるサイズで、もちろん味もバッチリおいしいです。
目玉焼きはトロッ。卓上にしょうゆやソースといった調味料はありませんが、塩コショウが良い塩梅で振ってあります。
目玉焼きがひとつだけだと、流れ出る黄身に必死になってしまいますが、今回は2つなので広い心で取りかかることができました。トーストに黄身をつけたり、ベーコンにまとわせたり。2つあるって、素敵ですね。こうして全部平らげたあとは、食後においしいコーヒー。おかわり無料なので2杯飲みました。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時まで
価格:最安330円
びっくりドンキー 330円「朝の新定番!卵かけご飯」
「朝の新定番!卵かけご飯」のセット内容
・ご飯
・生卵
・みそ汁
・ハンバーグソース
ふっくらご飯、ツヤツヤの卵、温かいおみそ汁、そして普段はハンバーグにかけるソースが運ばれてきました。
ハンバーグソースをかけていただきます!
最初、生卵&しょうゆという普段の卵かけご飯の味に引っ張られて、「なんだか不思議な味……」と思ったのですが、食べ進めると「おいしすぎる」という感想に。とろとろの卵とハンバーグソースの相性は抜群ですし、ご飯にも合う! あっという間に完食してしまいました。
もともと「びっくりドンキーのハンバーグソースが好き」という方にはたまらない一品といえるでしょう!
おみそ汁は適度な具入りでいただきやすいです。心も体も温まりますね。
「朝の新定番!卵かけご飯」は総じて、食べるとホッとできる、癒やされるモーニングといえるかもしれません。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時まで
価格:最安330円
ミスタードーナツ 630円「ホットドッグセット」
※2024年1月18日公開時点の情報です。
今回はホットドッグとホットコーヒーのセット(630円)をセレクト。普段、朝食は“がっつり食べる派”であるため、正直「ホットドッグ1個でおなかがいっぱいになるのか?」と一抹の不安がよぎります。
カウンターで支払いを済ませると、店員さんがレジの後ろに設置されたトースターにパンを入れ、早速“焼き”がスタート。「ライブキッチンみたいで楽しい!」とワクワクしながら待っていると、3分ほどで商品が提供されました。
ミスドのホットドッグは、フランスパンのような見た目の丸っこいパンに、全長約20センチのソーセージが挟まれていました。私が知ってるふわふわパンのホットドッグとは、明らかに違う!
早速、一口頬張ろうと手にすると、想像よりもだいぶ重い! その理由はパンを食べるとすぐにわかります。このパン、ベーグルを思わせるほどもちもち&みっちり食感なんです。フワフワドーナツのイメージが強いミスドだけに、このずっしり感は意外すぎます。
正直、このパンの弾力は好みが分かれそうですが、個人的には大好きなタイプ。何より「こんなにクセの強いパンを、なぜホットドッグにしたんだろう?」と、ミスドの商品開発に興味が湧きました。
ソーセージは口に入れた途端、皮が「パキッ!」と弾け、肉汁多めでかなりジューシー。文句なしのおいしさです。
上にかかっているトマトソースは、甘さと酸味のバランスが程良く、しょっぱいソーセージとベストマッチ。ただのケチャップではなく、つぶつぶの野菜がたくさん見えます。
ちなみに公式サイトによると、このホットドッグは331kcal。カロリーだけ見れば、パン朝食にしてはヘルシーな部類では?
昔からホットコーヒーとホットカフェオレが「おかわり無料」のミスド。実は「ミスドのコーヒーは酸っぱい」というイメージがあり、深煎り派の筆者は長年敬遠していたんです。
しかし、今回数年ぶりに飲んでみたところ、コクが深くてすごくおいしい! 調べてみると、昨年10月にコーヒーとカフェオレがリニューアルしたそうです。これならコーヒーだけを買いに来るのも全然あり!
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時まで
価格:最安358円(イートイン)
エクセルシオールカフェ 580円「ツナタプナード&スクランブルエッグ」
※2024年1月18日公開時点の情報です。
今回はモーニング限定の新サンド「ツナタプナード&スクランブルエッグ」を注文。ドリンクはホットコーヒーにしました。
公式サイトの商品説明によると、「オリーブなどが入ったタプナードソースで和えたツナに、スクランブルエッグをのせ、ふわとろ食感とボリューム感をプラス。その上にドライトマトのオイル漬け、サラダほうれん草をトッピングし彩り豊かに仕上げました」とのこと。
フランスの定番ペースト「タプナードソース」は、人気料理家・タサン志麻さんのレシピに時折登場することもあって名前だけは聞いたことがありましたが、食べるのは初めて。果たしてどんな味なのか……。
トーストをパカッと開けると、タプナードソースで和えたツナがまんべんなく塗られ、スクランブルエッグとドライトマトの上に、小ぶりのほうれん草が敷き詰められていました。
なんだか食べる前から、おしゃれな雰囲気がビンビンに漂っています。
サンドを一口食べると、ツナの塩気、ブラックオリーブの風味、ニンニクの香り、ドライトマトの甘味……と、さまざまな具の味が次から次へと押し寄せてきます。
食感も、トーストのサクサク感、スクランブルエッグのふわとろ感、ほうれん草のシャキシャキ感、ツナのなめらか感……とすべての具材の口当たりが違う! 食べるたびに新しい発見があり、口の中が大忙しです。
この複雑で繊細なマリアージュは、まさに大人の味。高級ホテルで朝食をいただいているような、そんな贅沢な気分になりました。
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時まで
ラ・オハナ 550円「サービスモーニング」
※2024年2月1日公開時点の情報です
すかいらーくグループのハワイアンダイニング&カフェ「ラ・オハナ」。全国に22店舗とまだまだ少ないのですが、モーニングの内容が見逃せなかったのでご紹介したいと思います。 モーニングは、大きく分けて2種類。最安418円(ドリンク代別/473円のBモーニングをバタートーストに変更した場合)からの【モーニングメニュー】と、最安0円(ドリンク代別)の【サービスモーニング】です。 今回は、実質0円からの【サービスモーニング】に注目しました。
・バタートースト(1枚)・ゆで玉子:単品ドリンク料金+0円
・パンケーキ(2枚)・ゆで玉子:単品ドリンク料金+55円
今回はパンケーキとゆで卵を選びました。ドリンクは最安495円のオーガニックブレンドコーヒー(レインフォレスト・アライアンス認証農園産珈琲豆使用)をチョイス。
コーヒーはマグカップにたっぷり。ドリンクバーの2杯分はありそうでうれしいです。
パンケーキの上に乗ったバターが、熱で滑り落ちてきました。焼き立てのホッカホカ! サイズは直径約12センチのものが2枚。ほかのファミレスで食べるパンケーキよりも生地は薄めです。焼き色にムラがあるのが、ホームメイド感を醸します。パンケーキだからと気合を入れていない、肩の力が抜けたローカルフードといった感じ。
写真には写っていませんが、メープルシロップはガラスの専用ジャーでドシンと置いてもらえました。余裕で160mlは入っていそうなので、どんだけ甘党の人でもバシャバシャ使えます。
私も生地全体をシロップに浸すくらいの勢いで並々とシロップを注ぎました。
パンケーキにシロップがギューッと染み込んでいるのがわかりますか? 食感はしっとりモチモチ。このモチモチは、なかなか出会えない感触です。調べてみると、タロイモパウダーを練り込んでいるんだそう。
生地の味も、いわゆる「パンケーキ」とまったく違います。こんなにシロップをかけても、生地の味わいが負けないんです。大人の味わいがする……と思ったら、ココナッツを練り込んでいるとのこと。今までロイヤルホストやデニーズで食べてきたパンケーキとは、まったく別物。「これが本場ハワイのパンケーキか!!」と感心しつつ、ペロリと完食しました。もちろん、コーヒーともバッチリ合いましたよ!
添えられているゆで玉子は固茹ででした。
すかいらーく系列はWi-Fiもあるのが高ポイント。Wi-Fiをつなげて1時間半ものんびり滞在してしまいました。非日常感とおいしいパンケーキが味わえるラ・オハナのモーニング。これは通ってしまいそうです!
モーニング詳細
提供時間:開店~午前10時半まで
価格:最安495円(税込)
ドトール 450円「ハムタマゴサラダ」
今回は「モーニング・セットA ハムタマゴサラダ」のセットドリンクとしてアイスコーヒー(S)をチョイスし、お会計は450円。アイスコーヒー(S)は250円なので、ハムタマゴサラダサンドが実質200円で食べられるということです。
公式サイトによると、「朝食の“王道食材”ハムとタマゴサラダ、トマト、レタスをトーストした食パンでサンド」とのこと。いざ実食!
トーストの中にハム、タマゴサラダ、トマト、レタスがみっちり入っていて、一口かぶりついただけで口の中が賑やかに! フレッシュなトマトとレタスがヘルシーで、「朝から健康に良いもの食べてる」と気分が良くなります。
トーストに塗られたマヨネーズソースもしつこくなく、全体的にあっさりとした味わいです。また、トースト自体もさほど分厚くないので、重くなくサクッと食べられます。
ただひとつ気になったのは、トーストの焼き目がこんがりついているのに、実際食べてみるとパンがほぼ常温だったこと。見た目はホットサンドのようなのに、温かくない……というのはやや違和感を覚えました。オーダーしてから1分ほどで提供されたことを考えると、熱々でなくても仕方がないのかもしれませんが、冬の季節はやっぱり温かいサンドを食べたくなってしまいます。
ドトールの「モーニング・セットA ハムタマゴサラダ」は、ボリューム満点のがっつりとしたモーニングを食べたいときは物足りないかもしれませんが、軽めで健康的なモーニングを求めているときにおすすめですよ!
モーニング詳細
提供時間:開店~午前10時半まで
価格:最安610円
エプロント 445円「トーストセット」
「È PRONTO(エプロント)」は「PRONTO(プロント)」の姉妹ブランドで、イタリア語で「準備OK」「ご飯できたよ」という言葉だそう。店舗数は東京・神奈川を中心に28店を展開し、「程良く気持ちよく、誰もがとけ込めるカフェ」。モーニングは午前11時まで提供しています。
トーストセットが到着。第一印象は「かわいい!」。トレーとティーポット&カップの色が、はやりのくすみカラー。トーストとバターはカゴに入っていて乙女心をくすぐります。トレーにギュッとコンパクトにまとまっているところも、おままごとセットのようでかわいい。
写真はありませんが、店内も観葉植物が多く、テーブルや椅子は木製で温かい雰囲気です。カフェ好きの友人の家を訪れたような居心地の良さ。
パンはこんがりおいしそうな焼き色。バターは目方で10gくらいでしょうか。トーストのサイズには十分な量です。
トーストのサイズは、およそ14センチ。いわゆる食パンと同じなのですが、他チェーン店で食べてきたモーニングのトーストに比べると、気持ち小さく感じました。
エプロントは天然酵母パンを使ったホットドッグを売りにしているので、もしかしたらトーストも天然酵母パンかもしれないと思い、公式サイトを確認したものの、そのような言葉は見当たらず。もし、こだわりの食パンなのだとしたら、ぜひアピールしてもらいたいところです。
コスパでいえば、ストレートの紅茶は通常420円なので30円でバターとトーストがついた勘定。オトクかどうかは微妙なラインかも? エプロントのトーストセットは、「そんなにおなかは空いてないけど、ゆっくりお茶でもしたいなー」という気分のときにピッタリだと思いました!
モーニング詳細
提供時間:開店~午前11時まで
価格:最安445円
珈琲館 760円「粗挽きソーセージのホットドッグ」
珈琲館のモーニングメニューは、オープンから午前11時まで提供されています。筆者が訪れた店舗で提供されていたのは「トースト&ゆで卵」「ハムチーズトーストサンド」「粗挽きソーセージのホットドッグ」「トースト&スクランブル」「トラディショナル・ホットケーキ」の5種類です。
今回は「粗挽きソーセージのホットドッグ」をオーダーし、セットドリンクとしてアイスティーをチョイス。お値段は760円です。760円というと、お店によってはランチが食べられることから、正直「モーニングにしてはちょっとお高いのでは……?」と思ってしまいました。
しかし、オーダーから数分で運ばれてきた実物を見て、760円のお値段に納得。というのも、ホットドッグに挟まっているソーセージが超ロング! パンから大胆にはみ出ており、思わず笑っちゃいました。公式サイトに載っているメニュー写真のソーセージよりずっとロングだけに、これは“逆写真詐欺”といえるのではないでしょうか。
肝心の味ですが、ソーセージにかぶりつくと、旨みがどんどん口の中に広がり美味! ホットドッグを食べているというより、ソーセージそのものを食べているような感覚です。
パンの長さを超えるほどのロングサイズだけあって、どこから食べてもしっかりとソーセージを味わうことができます。
一方で、ピクルスの塩気&マスタードの量が控えめなせいか、後味は意外にもあっさり。また、ホットドッグといえばケチャップがかかっているイメージですが、珈琲館のホットドッグはケチャップがごく少量で、ピクルスとパンの間にほんの少し塗られている程度でした。全体的に調味料が少ないので、塩分が気になる人でも食べやすいかもしれません。
最初はソーセージの長さに圧倒されましたが、あっさりとした味付けのおかげで食べやすく、全体のバランスがいいメニューだと感じました。軽くもなく、かといって重すぎないボリュームなので、ほどよくおなかを満たしたいときのモーニングにぴったりです。
やよい軒 470円「ミニすき焼き朝食」
全国に360店舗以上を展開する定食レストラン「やよい軒」。開店から午前11時までモーニングメニューを提供中。全6種類でいずれも定食。忙しい朝でも、ご飯におかず、おみそ汁、副菜をしっかり摂りたいという人には持ってこいです! しかも価格帯は370~510円と、定食にしてはかなり安価なのではないでしょうか。
今回、私が選んだのは、「ミニすき焼き朝食」。ごはん、ミニすき焼き、みそ汁、生たまご、味付けのり、冷奴、漬物の7品がついています。
早速メインのミニすき焼きからいただきます。牛肉が本醸造醤油と本みりんをブレンドしたすき焼きたれで煮込まれ、汁も楽しめる形で提供されますし、玉ねぎもシャキシャキ感があって食感のいいアクセントに!
また、しらたきが入っているのもあって、「これはれっきとしたすき焼きだ」と感じました。
牛肉の量はたいしたことないのですが、「すき焼きの牛肉に生卵を絡ませて食べる」という行為だけで、ぜい沢な気持ちになります。これが470円で味わえるとは……やよい軒に感謝です!
また、おみそ汁の具はわかめ。
チェーン店の定食につくみそ汁の中には、ほとんど具が入っておらず、がっかりしてしまうケースもありますが、やよい軒はその点は問題なし!
冷奴は、正直「厚みがない」「ペラッペラ……」という感想を抱いてしまったのですが、「お口直し」と考えれば、適量かなと思いました。
ちなみに、後から気がついたのですが、私はあるミスを犯しており……というのも、卓上の漬物を食べ損ねたんです! やよい軒のモーニングに行かれる方は、漬物の存在を忘れずに!
松のや 290円「玉子丼」
松のやのモーニングメニューは、午前4時から午前11時まで提供されています(店舗の営業時間によって異なります)。
筆者が訪れた店舗で提供されていたのは「玉子丼」「得朝ささみかつ&コロッケ定食」「得朝ささみかつ定食」「得朝ロースかつ定食」「得朝ソーセージエッグ定食」「玉子かけごはん定食」の6種類。定食メニューは「コロッケ」「お新香」「納豆」「冷奴」の中から、小鉢を1つ選ぶことができます。
松のやの玉子丼は290円とリーズナブルですが、量は一般的な丼物とほぼ変わらず。玉子丼の具材は卵、青ネギ、玉ねぎ、三つ葉です。
いうなれば、カツ丼のカツ抜きバージョンですね。さらに、わかめのみそ汁もついています。このボリュームで290円とは、びっくりしてしまうほどお得です!
気になる味ですが、ふわふわの玉子とシャキシャキの青ネギ・玉ねぎの配分がちょうど良く、ご飯が進む! 「卵を使ったご飯ものが食べたいけど、カツ丼は重い。でも卵かけご飯はちょっと物足りない」気分のときにぴったりです。
また、割り下はしっかり濃いめ。塩分の主張がやや強いので、飲み会後やオール明けに食べたくなりそうです。
ただ、食べ進めていくうちに、思った以上にご飯がたっぷり入っていることに気づきました……! 丼に白米がみっっっちりと詰まっています。一般的な丼物とほぼ変わらない量なので、モーニングで食べるには多いと感じる人もいるかもしれません。
なので、とにかく朝からガッツリ食べたいときか、「ランチに行く時間がないくらい忙しくなりそう」というときに重宝しそうです。
実際、玉子丼を食べた日は夕方近くになるまでまったくおなかが空きませんでした。そう考えると、かなりコスパが良いモーニングともいえます!
コメダ珈琲店、星乃珈琲、デニーズほかモーニング集
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