現在、多くの外食チェーン店が展開している食べ放題サービス。定額で指定されたメニューをいくら食べてもいいという贅沢さから、積極的に利用する人も多いのではないでしょうか。焼肉やしゃぶしゃぶが定番となっているこうしたリーズナブルな食べ放題ですが、「ステーキガスト」では、日時限定で、ステーキの食べ放題を実施しています。
以前「いきなり!ステーキ」を取材した際にも述べましたが、ステーキは満足感のある低糖質食材ということから、低糖質ダイエットを続けている筆者にとって外食の中でもかなり優先度の高いメニューです。そんなステーキが食べ放題になるという夢のようなサービスの満足度を確かめるべく、同チェーンを訪れ実食してきました。
※価格はすべて税込。
※価格やメニューは2024年2月9日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
目次
・ステーキガストの食べ放題概要
・ステーキガストの食べ放題、提供ペースは「比較的早め」
・ステーキガストの卓上調味料&ソースバーは?
・ステーキガストの食べ放題「カットステーキコース」実食レポート
・ステーキガストの食べ放題、サイドメニュー紹介
・ステーキガストの食べ放題、デザートメニュー紹介
ステーキガストの食べ放題、実施日と各コースのメニュー詳細
ステーキガストの食べ放題は、基本的に“肉の日”である毎日29日に実施されています。2月は28日までしかないことから、昨年は2月9日に開催されていましたが、今年はうるう年である関係からか、9日と29日の2回実施されるようです。
コースは2つあり、「やわらかカットステーキ」「ワンコインハンバーグ」「炭焼き風チキンステーキ」の3品の食べ放題に、ポテトやライス、パン、カレーの食べ放題とサラダバーやスープバー、ドリンクバーなどがついた「カットステーキコース」が2,900円。
上記単品メニューに加え「サーロインステーキ」「みすじステーキ」「ステーキ屋の洋風牛すじ煮込み」も食べ放題になる「サーロインコース」が5,800円となっています。
今回は、カットステーキコースをオーダーすることにしました。席にあるタブレットで注文を行う方式のステーキガストですが、この食べ放題コースを頼む場合には、テーブルにあるコールボタンを押し、店員さんにコースを伝えたのちに、タブレットの設定を食べ放題専用に替えてもらう必要があります。
また、カットステーキコースではやわらかカットステーキ、サーロインコースではサーロインステーキがまず提供され、追加をタブレットで注文する形のようです。なお、過度な食べ残しがある場合には追加料金が発生する場合もあるとのことですので、必ず食べきれる量をオーダーしましょう。制限時間は最初のメニューが提供されてから90分となっています。
ステーキガストの食べ放題、気になる提供ペースは「比較的早め」
コースを決めてからすぐにワンコインハンバーグと炭焼き風チキンステーキをオーダーしましたが、最初に提供されるやわらかカットステーキが6~7分程度、そこからやはり数分で残りの2品も届きました。こうした食べ放題では、オーダーしてから提供までに時間がかかってしまい、思ったより食べることができなかった……という不満を抱えてしまうこともありますが、提供のペースは比較的早めのようです。
ステーキガストは卓上調味料&ソースバーがたくさん!
また、同チェーンでは卓上調味料として、塩、胡椒、しょうゆ、おろし玉ねぎソース、ハバネロペッパーソースがそろえられています。加えて、サラダバーの一角にあるソースバーでゆずポン酢、トマトソース、てりやきソース、ガーリックソース、ガーリックレモン醤油ソースを提供。さらにタバスコとわさび、ゆず胡椒、ガーリックチップも置いてあることから、さまざまな味付けで飽きることなく存分に肉を楽しむことが可能となっています。
ステーキガストの食べ放題、「カットステーキコース」を実食レポート
ソースもそろえたところでいざ実食。やわらかカットステーキは、下ごしらえの段階で調味液に浸透されているとメニューに書いてあった通り、肉々しさなどは通常のステーキに比べると少ないものの、名前の通り柔らかくジューシーで食べやすい仕上がりとなっています。
ワンコインハンバーグは、こちらもかなり柔らかく、若干練り物に近いような食感ながらも、十分に肉の味がすることからこれまた満足できる一品です。炭焼き風チキンステーキは、パリッとした皮の焦げ目が香ばしく、肉はジューシーというかなりレベルの高い味で、これが一番好みでした。
最初はそのまま食べたあと、ソースバーや卓上のソースとの組み合わせを一通り試してみましたが、カットステーキにはてりやきソース、ワンコインハンバーグには添えてあったデミグラスソース、チキンにはガーリックソースが個人的にベストの組み合わせだと感じました。
ステーキガストの食べ放題、サイドメニューも充実
肉3種類を完食したあと、続けてポテトやカレー、サラダバー、スープバーなどのサイドメニューを試すことにしました。ポテトはホクホク感のある皮つきで、こちらもガーリックソースとの相性が◎。カレーは日替わりのようで、この日は「10種野菜のキーマカレー」となっており、パプリカをはじめとした野菜の旨味がたっぷり詰まった味わいとなっています。
パンは種類こそ一つしかないものの、リベイクできるようにトースターが備え付けてありました。サラダバーにはキャベツミックス、オニオンスライス、ポテトサラダなど14品目と、5種類のドレッシングやマヨネーズなどで好みのサラダを作れるシステム。スープバーはコーンスープとわかめスープの2種類でした。
ステーキガストの食べ放題でデザートも爆食い!
さまざまなメニューを試しているうちに、おなかも膨れてきたので、肉3品を再び注文して〆……にするつもりでしたが、食べ放題でテンションが上がった筆者はデザートにも手を出してしまいました。
ソースバーの隣にあるデザートコーナーには、コーヒーゼリーとプリン、杏仁豆腐とみかんのシロップ漬け、フルーツミックスの5種類があったほか、カレーコーナーの横にはかき氷機が置いてあり、セルフでかき氷を作れるようになっています。
罪悪感を抱きながらも、「どうせもうカレーやポテトやパンも食べてるし、今日はチートデイ(ダイエット中のご褒美として、食事制限なしにする日)ってことにして全部食べちゃおう!」と決意した筆者は、これらのメニューも満足いくまで楽しんでしまった次第です。やっぱり甘いものっておいしいですよね!
結果としてほぼ全メニューを制覇し、糖質たっぷりのチートデイを堪能することとなりましたが、しっかりおいしいステーキ3品のほか、豊富なサイドメニューも楽しめることから、3,000円弱の食べ放題としてはかなりオススメだと感じました。
今月は29日にも開催されるステーキガストの食べ放題で、存分に肉を食べる楽しみを味わってみてください。