• 土. 12月 21st, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

ヘンリー王子、米ABCの独占インタビュー映像が大炎上! 英国王に関する質問かわす

 カナダで開催された「インヴィクタス・ゲームの開会まであと1年、カウントダウンイベント」にメーガン夫人を連れて出席したヘンリー王子に、アメリカの国民的情報番組が密着取材。リゾートスキー場でカジュアルに行われた独占インタビューでの王子の言動が大炎上している。

 イベントにサプライズ出演すること以外に目立った活動をしていないヘンリー王子にとって、「インヴィクタス・ゲーム」は本職と言っても過言ではない。王室時代に立ち上げた傷痍軍人・ 退役軍人のためのチャリティスポーツイベントで、次回は2025年2月8日から16日まで、カナダのウィスラーで開催される予定だ。

 王子は、現地時間2月14日からメーガン夫人と共に「インヴィクタス・ゲームの開会まであと1年、カウントダウンイベント」に参加したが、その様子に米ABCのテレビ情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』のリポーターが密着。

 放送前日の15日に、王子の独占インタビューの予告映像を流したところ、ネット上は騒然となった。というのも、まるでハリウッドB級映画の予告編かのように、「メーガン夫人との生活について、父親であるチャールズ国王はどうしていらっしゃるのか、傷痍軍人たちを支援し続ける情熱を王子が語る!」と告知したからだ。

 ネット上では、王室批判を続けている王子に「国王の健康状態や王室について」聞くとはとんでもないといった、番組批判の声が続出。イギリスのメディア「TalkTV」も、見舞いに行ったとはいえ国王とじっくり話したわけではない王子に、「国王はどうしてらっしゃるか」と聞くのは「愚問にもほどがある」と失笑した。

 王子に関しても、スキーリゾートでのんきにインタビューに応じる神経を疑うと炎上。チャールズ国王について調子に乗って、国王についてもベラベラしゃべるんじゃないかと警戒する声が上がった。

ヘンリー王子、「私の家族はここにいる」とムキに

 そんな中、独占インタビューは翌16日に放送。「国王の病についてどうやって知ったのか」という質問に、王子は「話をしてね」と即答。「家族のことは愛しているから、一刻でも早く会いたくて飛行機に飛び乗った。すぐに会えて、一緒の時間を過ごすことができて感謝している」と述べた。

 続いて「国王の今後の(病気の)見通しは?」という質問は、「それは2人だけの間の話だから」と無難にかわし、「家族の病気がきっかけで再び交流するようになり、結束が固くなることはよくあることだが、どうでしょう?」という問いには、肩をすくめて「もちろん、そういうことはありえますよね。(インヴィクタス・ゲームでも)そういうケースを多く見てきましたし」と、ひとごとのようにコメント。

「遠く離れたカリフォルニアで、あなたの出身である王室で家族にさまざまなことが降りかかっているという事実を受け止めることはさぞかし大変でしょうね」と言われた王子は、「私の家族はここ(カルフォルニア)にいるんですよ」とムキになり、話題は子どもたちにシフト。父親でいることに幸せを感じる、アメリカの生活は最高だと述べた。

「自分がアメリカ人になったなぁと感じますか?」という唐突な問いに、王子は「あ〜、ないね。いやどう感じるのかなんてわからないよ」と苦笑い。「アメリカ国籍を取ることは考えないのか」という質問には、ふ〜と大きく息をつき「考えたことはあります。優先順位は高くない(から実行には移さない)けど」と答えた。

 毎日が大忙しだと語る王子は、チャリティ活動に情熱的に取り組める理由について「私の人生は、これまでもこれからも奉仕する人生だから」と、王室離脱後の決め台詞で回答。最初から最後まで“イギリス王室出身の王子”だということを意識させるインタビューだった。

放送後、厳しい言葉だらけで大炎上

 このインタビューは、ABC局の公式YouTubeサイトにも掲載されており、2日間で2500を超えるコメントが書き込まれているのだが、そのほとんどが批判。

「愛する家族を売って金に換えたのにね」「奉仕する人生? カメラや取り巻きがいなきゃ何もしないでしょ」「国王の病状も、金がいるようになったら暴露するんでしょ」「押しかけ見舞いして30分程度しか会ってもらえなかったくせに」「見舞いに行ったのも、このインタビューがあるからネタとして行ったのかもね」「ABCも恥を知れ!」という厳しい言葉だらけで大炎上している。

 このインタビューと同時期には、王子に関しての報道が相次いだ。例えば、「チャールズ国王、キャサリン妃が病で公務を延期しており、シニアメンバーが少なく王室は大変。ヘンリー王子はもし『公務を手伝ってくれ』と打診されたら、引き受けるつもりのようだ」という記事や、「もともと王子は公務をやりたいと思っていたが、エリザベス女王が『ダメだ』と却下した。女王はもういないし、状況も変わった」などという王室復帰に関するような記事。しかし、イギリスのタブロイド紙は、こぞって否定的に反応。ネット上も「ありえない」と炎上している。

 久しぶりにアメリカの大手メディアから独占インタビューされた王子としては、インヴィクタス・ゲームについて熱く語りたかったのだろうが、聞かれることは相変わらず王室のことばかり。つまらなそうに当たり障りのない答え方をする王子からはロイヤルオーラも覇気も感じられず、「この状態じゃ、公務なんてとても戻れないでしょ」と失笑する声が上がっている。

By Admin