現地時間2月14日、カナダのブリティッシュコロンビア州のスキーリゾートで知られるウィッスラーのスキー場に、仲良く手をつないで登場したヘンリー王子とメーガン夫人。雑誌や週刊誌をはじめ、米大手テレビ局ABCの密着取材も行われるなど、注目度の高さをうかがわせたが、見物客からは夫妻に強烈なブーイングが巻き起こったという。
また、スキー場を歩いているメーガン夫人には「見られてるのはヘンリー王子だから」との罵声も浴びせられた。夫人は昨年、Spotifyからポッドキャスト番組の契約を打ち切られたが、このたび新たなポッドキャスト番組の配信が決定。女性が立ち上げた小さな「Lemonada Media」というネットワーク会社を「サポートできれば」と相変わらず上から目線の発言で、ネットではうんざりする声が上がっている。
なぜ、メーガン夫人はここまで叩かれるのか? SNSでのアンチたちの発言を分析して見えてきた「嫌われる5つの理由」を再掲する。
※2020年10月30日初出の記事を再編集しています。
目次
・あまりにも期待外れだった
・偽善者だから
・王室の伝統や公務は嫌いだけど称号はキープ
・プライバシーを訴えるくせに目立ちたがり屋
・多様性を武器にしているから
・メーガンが嫌われる理由”が一目でわかる写真とは?
2020年3月末をもって英王室から離脱したヘンリー王子とメーガン夫人。やんちゃな時代があったものの、気さくで親しみやすい人柄だと英国民から愛されてきたヘンリー王子が王室を去ったのは「メーガンにそそのかされたからだ!」と、ネット上は大炎上しました。
離脱から半年が過ぎた今なお多くの人が、「王室を一般のセレブだと勘違いしている」アメリカ人のメーガン妃が、「夫は王位には手が届かぬ継承順位6位なのに、束縛され、やりたくもない公務にせっせと精を出すのはアホらしくなった」ため、「ヘンリー王子に“パパラッチに追われて母が事故死したことがトラウマになり苦しんでいる”という切り札を切らせて」世間の同情を集め、「チヤホヤしてもらいながら、やりたい仕事だけやり、自由に生きていけるアメリカに戻った」と確信しているようです。
SNSでのアンチたちの発言を分析したところ、メーガン妃が嫌われる理由は大きく分けて5つ。
1.あまりにも期待外れだった
「多様性の新しい風を吹き込んでくれるだろうと期待したのに、その多様性を武器に、王室になじもうとしない」「婚約発表の際のドレスは、キャサリン妃の310ドル(約3万2,000円)に対して、メーガン妃は7万5,000ドル(約780万円)。王室に嫁ぐハリウッド女優オーラがすごく、英国王室におけるグレース・ケリーのような存在になってくれるのかと思いきや、公務はろくにせず、バケーションばかり」「王室のドレスコードを破り、肩を見せたり、膝を見せたりと下品で、一気に印象が悪くなった」
2.偽善者だから
「環境保護を訴えながら、バケーションには大量の二酸化炭素を排出するジェット機を使う」「動物愛護活動にも熱心なようだが、王室に嫁ぐ際、アメリカで飼っていた愛犬を手放した」「貧富の差をなくそうと活動もしているが、2018年の衣装代はキャサリン妃の7倍の73万9,000ドル(約7,695万円)などと格差を広げる贅沢三昧をしている。出産もアメリカ資本の高額な私立病院だったし、庶民に寄り添う気などない」
3.王室の伝統や公務は嫌いだけど称号はキープ
「伝統を重んじる王族であるのが嫌なら、完全な私人に戻ればいい。称号だって捨てればいい。なのにそうはしない」「称号を商標登録して金もうけしようとした(女王に阻止された)」「ダイアナ妃の伝記は暗記するほど愛読していたくせに、ヘンリー王子のことは『よく知らなかった』と言う。近づくための見え透いた嘘では?」
4.プライバシーを訴えるくせに目立ちたがり屋
「タブロイドやパパラッチを訴えるなど、プライバシーを主張するくせに、ドキュメンタリー番組で『大丈夫かと声をかけてくれる人はあまりいない』など“お家事情”を話す」「表に出なきゃいいのに、インタビューを受けたり、Netflixと契約したりと目立ちたがるから叩かれる」「自分に都合良い報道ばかりさせる“悲劇のヒロイン”気質が、たまらなく鼻につく」「インタビューもドキュメンタリーも何もかも安っぽい昼メロみたいに見える。王族時代も自分のことばかりで、国民のことは考えなかった」
5.多様性を武器にしているから
「見た目は白人なのに、何かにつけ黒人カードを使う。彼女のことを人種差別する人などいないのに」「黒人、アメリカ人、バツイチ、年上女房、元女優――であることなどは問題ではない。みんな彼女の振る舞いに眉をひそめているのだ」「元夫には結婚指輪を返送して一方的に離婚したり、自分にプラスにならないと思う相手とは、父親でも平気で絶縁できる無情な性悪女」
メーガンが嫌われる理由”が一目でわかる写真とは?
“メーガン妃が嫌われる理由”が明白にわかるとされる写真があります。昨年、ウィンブルドン選手権で観客席から親友セリーナ・ウィリアムズを応援した時の写真です。
人気のある試合でほぼ満席だったのに、彼女が座っていた周りだけ50席ほど空席。タブロイドが「メーガンからの要望だったから席を空けた」と報じなくても、そうなのだろうと容易に推測できる異様な光景でした。彼女は、黒のTシャツにジーンズ、白のストライプブレザーというこの上なくカジュアルな服装で、「由緒ある選手権を観戦する者としては非常識なファッション」と、王室ファンだけでなく、テニスファンからも叩かれました。
ウィンブルドンの関係者は「ジーンズだったため、ロイヤルボックスに座れなかったのだ」と説明したそうですが、メーガン妃は一般人に混ざるのも嫌だったようで、座ったのはメンバー専用席。しかも周りの席をごそっと空けさせるという傍若無人ぶりに、「自分さえよければいいと言う、わがままな人」「座る予定だった人たちのことを考えると、気の毒で仕方ない」とバッシングする声が上がったのでした。
この時、メーガン妃は複数のセキュリティやボディガードをスタンバイさせ、一般人が自分の写真を撮らないよう監視。「プライベートだから」という理由だったようですが、お忍びにしてはこの上なく目立つVIP待遇ぶりに、ネット上で袋叩きに遭ったのでした。
セレーナの試合の後、イギリス出身の選手の試合があったのですが、メーガン妃はこれをスルー。多くの英国民が「英国王室に嫁いだのに応援しないなんて!」と激怒しました。そんなことから、このウィンブルドンをきっかけに、彼女のことが嫌いになった人が増えたとも伝えられているのです。
多くの人々と触れ合いながら生き生きと公務をこなしていたヘンリー王子を、「洗脳して、王室から英国民から奪った」と確信しているアンチたちによるメーガン妃へのバッシングは、まだまだ続くことでしょう。